フィンランドからやってきたTさんとの宴以来、「近い将来フィンランドに行くかもしれない」・・・ということで、少しフィンランド語に親しんでいます。
Tさんは「フィンランド語は難しい」と言っていましたが、さわりだけでもと思って・・・。
図書館にて『フィンランド語のしくみ』(吉田欣吾著)という本を借りてきました。
これがとってもおもしろくて・・・、著者は大学の先生っぽいのですが、文章もお上手で、電車の中 . . . 本文を読む
母のはかなり使い込まれていて、しかもいまだに活躍中なのでもらうことはできず、かといって写しとるのも面倒なので、今のマンションに引っ越した時に買いました。
初版はずいぶん前ですが、古さを感じません。基本的に日常のお料理がメインだからでしょうかね。
難しくなく、材料もふつうなので、作ってみたくなります。
向田さんの小説の一節や、エッセイもちりばめられているので楽しいし・・・ぜひお手元に・・・と、オスス . . . 本文を読む
そろそろ季節が変わります。
この本たちも本棚に帰る時期がきました。
冬になると目のつくところに置いておきたくなる本なので、
ソファの背にのせて、飾っていました。
スイスの絵本でカリジェという人が絵を描いています。
ずっと昔・・・カリジェ好きの母が買ってくれたものです。
『ウルスリのすず』と『大雪』。
主人公はウルスリという名前の男の子です。
鈴行列の先頭になりたくて、大きなすずを山小屋まで取りに . . . 本文を読む
マダムベアトリスは、ショーメの元デザイナーで今は美術館長。
ショーメ・・・何度パリに行ったとしても、おそらく店内に足を踏み入れることはないであろう・・・。そんなハイ・ジュエリーのお店に35年勤めている元伯爵夫人。
パリで働き、週末はノルマンディーの別荘へ・・・。
なんとも優雅な生活で住む世界が違いすぎ。最初はそう思ってナナメな感じで読んでいましたが、ためになることもいっぱい書いてありました。
. . . 本文を読む
母の本棚から持ってきた古ぼけた文庫本。
シャンソン歌手、石井好子さんの『パリ仕込みお料理ノート』。
母がこの人のファンで、私も一度シャンソンコンサートに連れて行ってもらったことがあります。
本も実家にはたくさんあります。もちろん、いわゆるレシピ本のようなものもあります。
「料理ノート」・・・と銘打っていますが、別にレシピ本というわけではなく、エッセイの中においしいものの話が散りばめられている感じ . . . 本文を読む
私の中でのイイ女代表・・・山本容子さんの本。
版画家の目線でパリのいろいろをコラージュしていて、とっても楽しい本です。出会った人、物が、今にも動き出しそうにいきいきと描かれています。
アルバム作りの参考にもなる一冊です。
私は絵がうまくないので、旅の記録を絵で残すことはほとんどありませんでしたが、下手でもその時出会ったものを絵にしてみると面白い記録になるかもしれない・・・捨てられずに持ち帰った . . . 本文を読む
ようやく静かに本を読もうかな・・・という季節がやってきました。
だれでもやっていることかもしれないけど、どんな本を読んだか手帳にメモしています。
毎年の傾向として、夏が終わって、真冬にむかっての読書量が一気に増えます。
子どもの頃から変わっていないのが不思議ですが、冬休みはいつも部屋にひきこもって本にうずもれて過ごしていました。
大人になった今も、寒くなると本の虫が活動を開始します。
Iさんが本 . . . 本文を読む
先月発売されたばかり、できたてホヤホヤの本をご紹介します。
『パリ砂糖漬けの日々』(多田千香子著・文藝春秋)
著者と面識があるわけではありませんが、勝手に知り合いになった気でいる私・・・。(ちょっとしたやりとりはありましたけどね・・・)
長年勤めた会社をやめてパリへお菓子修行に出かけ、そこでの悲喜こもごもをアスパラクラブのエッセイコーナーにて連載していました。それを一冊にまとめたものです。
元ブ . . . 本文を読む
買っちゃいました。
『食べる』指さし会話帳、フランス語版。
フランスの食べ物事情や、注文の仕方なんかが絵入り、写真入りで紹介されています。
これを使って注文することはなさそうだけど(笑)、中の写真をみていたらおいしそうで、懐かしくて買っちゃった。
後半には食に関する情報やエピソードものっていて、読み物としてもおもしろそうなので、寝る前のひと時を楽しく過ごせそうです。
近々フランスに行く予定。
3 . . . 本文を読む
いっきに読んでしまった・・・軽~い本なので。
弟が昨年末実家に置いて行ったもので、捨てられそうになっていたのを拾ってきました。
清水ミチコさんと三谷幸喜さんのラジオ番組を本にしただけなので、読書しました!という実感はありませんが、ちょっとクスッとするにはよいかもしれません。
知ってても知らなくてもどうでもよい知識がチョコチョコ散りばめられていたりするのもおもしろいです。
このところ読書はご無沙汰で . . . 本文を読む
久しぶりに心温まる本・・・といってもレシピ本ですけど。
ここでも何回か書いたクリスティーヌ・フェルベール女史(ジャムの妖精と評されているらしい)、その人の本です。
すべてがかわいらしい本です。
先日チョコレート売り場で母がみつけて買ってくれました。(←自分で買えって)
レシピだけじゃなくて、彼女のジャムに対する思いや、素材についてのさまざまなことが盛り込まれていて、透明感のある写真のせいもあるのか . . . 本文を読む
中村征夫(いくお)さんの海の世界に魅せられました。中村さんは世界的に有名な写真家だそうです。恥ずかしながら最近そのことを知りました。飛行機の機内誌やポストカードの写真を見たことがある人はたくさんいるだろうと思います。
海が苦手で海の生きものにもそれほど興味がなく、イルカがカワイイとかラッコがカワイイ・・・というレベルでとまっている私がなぜ写真展をわざわざみに行ったのか・・・これを書くと長くなるので . . . 本文を読む
今日をもって閉店するという商店街の本屋さんで2冊の本を買いました。
もう50年以上(創業以来80年らしい)続けていたのに、とうとう閉店・・・小さな本屋さんを経営していくのは大変なのだろうとは思いますが、商店街はどんどんお店がかわっていってしまってさびしいです。
その本屋さんには結構貢献したし、お世話にもなったんですよ。
何年くらい前だろう・・・『大地の子』が放映されていた頃か、最終回からしばらく . . . 本文を読む
幼稚園の頃から大好きな絵本。パリが舞台です。でも子どもの頃はそのあたりへのこだわりはなくて、大きくなってから気がつきました。
私が小さいころもすでにベストセラーだったと思いますが、今だに根強い人気本のようです。
おもしろくてかわいい場面はいくつもあり、中でも盲腸になったマドレーヌが手術の跡を誇らしげに見せるところなぜか一番のお気に入りでした。
中学生になったとき、母が私の絵本を全部知人の子どもにあ . . . 本文を読む
今日は出張でした。年に2回あるこの出張は、いつもより早く帰れるので好きなんです。
その出張先で手に入れた絵本。
ずっと前に何かの書評に「宝石のような一冊」というようなことが書かれていて、どんな本なのだろうと気になっていました。
前回の出張のときは品切れでしたが今回は在庫あり。
でも、ビニールで覆われていて中をのぞくことができません。どんな内容か、買って後悔はしないか・・・わかりませんでしたが、表紙 . . . 本文を読む