Deap Peace

イラストやデザイン、買ってみてよかったものや日常のちょっとした出来事をダラダラ書いていきます。

AMDのアンロック版Llanoコア「A8-3870K」が来た!×4

2012-01-26 17:10:37 | 【デジモノ】パソコン
今日も東京はすっごい寒いですね

みなさんのところはいかがでしょう?

うちのお隣にあります塾の子達がさっきお店に顔を出してくれた時に「今日はインフルエンザで学校なかったからつまんなかった~」なんて言ってましたので、結構インフルエンザが流行してきてるみたいですね

みなさんもどうかお体に気をつけて良い週末をお送りくださいね♪♪


BIOSが…飛びました…

っていうコトで前回組みましたAsrockの「A75M-HVS」ですが、いつも私がオーバークロックとかダウンクロックの設定を煮詰める時に使ってますのが「ユーザープロファイル」で、基本的に成功したと思った設定はダウンクロックなら「DC2200MHz」とかオーバークロックなら「OC4200MHz」とか、分かりやすい名前にして保存してます。

今回もそんな感じでBIOS設定を弄ってた…のですが、ユーザープロファイルを編集してBIOS設定を抜けようとしたら…普段あまり聞き慣れませんBeep音がしてBIOSが吹き飛びましたorz

具体的な操作としては

1.OC Tweakerでダウンクロック

2.Save and Exitで設定を保存してOS起動

3.OCCTを回したりベンチマークを回して安定動作を確認。

4.再起動して現在の設定をユーザープロファイル1番目に保存

5.上のプロファイルからさらに設定を弄る

6.Save and Exitで設定を保存してOS起動

7.挙動がおかしいので一旦再起動

8.BIOSからさっきのユーザープロファイルを読み込み

9.Save and Exitで設定を保存して抜けようとすると長いBeep音が4回

10.画面がブラックアウトしてBIOSが吹き飛ぶ

…で、このマザーボードはROMのホットスワップとか物理的な手段をとらないと直らない状態になりました


その後ネットで色々調べてみたらAsrockのAシリーズマザーでユーザープロファイルを使う…って言うのはある意味自殺行為的なモノらしくって、OCやダウンクロックしたい時にはこのユーザープロファイルは絶対に使わず、BIOSはAuto設定にしてOS上からソフトウェア操作で行ったほうが良い…みたいな感じに書かれてましたorz

一応、このA75M-HVSもGUIサポートのAMIBIOSですので「あらそうだわ…FDDにAMIBOOT.ROM投げ入れれば良いじゃないの…」って思ったのですがBIOSファイルが2.56MBもあってFDDには絶対に入らず、そもそもこのマザーにFDDコネクタが無くって、「そうだわ!ZIPドライブならなんとかしてくれるかも!」…って思って10年ぶりにZIPドライブを引っ張り出して来ましたがIDEポートもありませんので、後残ったのはUSB BootかSATA光学ドライブブートで何とかAMIBOOT.ROMを…って藁にもすがる思いでトライしてみましたが、結局どれもダメで、後は物理的なROMのホットスワップかマザー交換か…で結局マザーを交換してしまいましたorz

ベータBIOSをポイッとメールで送ってくれるAsrock先生ですので、何か解決策があるかも…って思ってメールを投げてみましたが、

Dear Customers,

Since Chinese New Year Holiday, ASRock office will close on 2012 Jan 21th to 2012 Jan 29th.
During this period, we may not be able to reply your mail in time.
Your mail will be replied as soon as possible when we back to office on 2012 Jan 30th.

If any urgent issue, please contact local dealer or distributor.
Distributor list: http://www.asrock.com/general/buy.asp
ASRock Branch: http://www.asrock.com/general/about.asp?cat=Contact

You can also take a reference in FAQ for your question.
FAQ link: http://www.asrock.com/support/FAQ.asp

We are very sorry to cause the inconvenience to you.

Thanks for your kindly support.



カスタマーの皆さんへ。

旧正月中ですので、Asrock社は1月21~29日まではお休みとさせて頂いており、
その間はメールのご返信ができません。
頂いたメールは1月30日の始業後、できる限り早く返信させて頂きます。

もしも急を要する案件の場合には、恐れ入りますがお近くの販売店や代理店にお問い合わせください。
代理店のリストはこちらから→t: http://www.asrock.com/general/buy.asp
ASRock Branch: http://www.asrock.com/general/about.asp?cat=Contact

また一般的なご質問はFAQから回答を見つけ出せるかもしれません。
FAQはこちらから→http://www.asrock.com/support/FAQ.asp

皆さんにご迷惑をおかけして申し訳ございません。

弊社製品をご利用いただき誠にありがとうございます。


…っていうコトで少なくとも2月に入ってからじゃないと詳しい回答は得られなさそう…ですね


AsrockのAシリーズマザーでBIOSを飛ばさないためのメモ

それでは今回の件を受けてネット上とかから集めてきました「AsrockのAシリーズマザーのBIOSを飛ばさないためには」みたいなのをメモさせて頂きたいと思います

色々なサイト様から集めてきてる情報ですので、もしかしたら不確かな情報もあるかも…ですが、参考程度にご覧ください…ですorz

・OC Tweakerは使わないでソフトウェアで調整する

・ユーザープロファイルは絶対に使わない

・初期設定に戻したい時にはBIOSのメニューからではなく、マザー上にあるCMOS Clearのジャンパーショートで対応する

…一応、こんな感じのコトを守っているとBIOSは吹き飛ばずにすむみたい…ですが、中にはメモリの周波数を弄るだけで吹き飛ぶ…っていうお話とか、飛ぶか飛ばないかは運次第…みたいなお話もありますので、久しぶりに地雷中の地雷マザーなのかも…って思いました


A8-3870Kをダウンクロックしてもっと省電力で使おう!

…っていうコトでBIOSが飛ぶまで弄ってた記録とかを公開してみたいと思います

Asrock以外のAシリーズマザーでダウンクロックしたり、ソフトウェアからダウンクロックしたりする場合の参考程度にご覧板だけましたら…って思いますorz

今回、FXシリーズやPhenom IIシリーズとAシリーズを比較してみて、絶対的に違ってる…って思ったのはOCした時のスコアの伸び方…で、例えばPhenom IIはOCするとググっとスコアが伸びてくれますので、瞬間の消費電力がちょっと高くなっちゃっても稼働時間を減らすコトで年単位での消費電力を削減できますが、AシリーズはOCしてもあまりPhenom IIほどにはスコアが伸びてくれませんので、処理時間がそれほど短縮されずに消費電力は高い状態が続く…っていうちょっとイヤなループに入ってしまいますorz

これを解決できそう…ですのがダウンクロックで、ピーク時の最大クロックとその時にかけても良い電圧を絞っちゃうコトで、処理時間がちょっと伸びてもトータルの消費電力を低く抑えられるメリットがあります。

…一つ問題…ですのが、ダウンクロックしすぎるとある一定のラインを超えた所でユーザーが耐えられないくらいモッサリとした印象を受けてしまうコト…で、今回はそれの一定の指標として「Cinebench 11.5で定格より1.00ポイント以上下げないコト」…っていう感じで指定して調整をしてみました♪♪


※この記事に乗ってる画像も全部クリックで原寸大に拡大できます


A8-3870K定格運用の場合

前回の記事でも書いてましたが、まずは定格でのスコアをもう一度おさらいしてみたいと思います

まずはCrystalMark 2004R3です



次にCineBench 11.5です



最後にPeaceKeeperです



↓まずはアイドル時です





36~39wで、アイドル時では消費電力を大きく落としてるのが確認できます。


↓次にCPUをFFmpegでフルロードして使ってみます。





フルロードにすると111~118wくらいをウロウロしてますorz


A8-3870Kダウンクロック(ピーク2.2GHz)

今回はダウンクロックでモッサリしない最低ラインをうちの固体では2.2GHzとしてみました

モッサリ…って言うのは意外に体感的な所が殆どです…ので、もしかしたら他の方から見ますとモッサリしてるように見えちゃう場合もある…かもしれませんが、私の中での許容範囲はココでしたorz


↓まずはBIOS設定はこんな感じにしています






↓次にアイドル時の消費電力を測ってみました





消費電力が定格の時よりも上がってます

この後にCPU Configurationとかも色々チェックしてみたのですが、定格のバランスを崩すような電圧設定にしちゃうと、ダウンクロックでもオーバークロックでも省電力化機能はフルで使われなくなってしまう…のかも…ですorz


↓次にFFmpegを使ってCPUをフルロードさせてみます





わぉっ

結構下がってますね

定格の時にはアイドル38w、フルロード114wとして76wの開きが出て、
ダウンクロックの時にはアイドル41w、フルロード65wとして24wの開きが出ています。

これらの結果から、CPUがフルロードされる時間が多ければ多いほどダウンクロックでピークを制限するような方法が有効で、逆にアイドル時間が多ければ多いほど定格で使うのが良さそうですね♪♪


次に気になりますベンチマークスコアですが、

まずはCrystalMark 2004R3です


次にCineBench 11.5です


最後にPeaceKeeperです


…こんな感じにまとまってまして、ココまでのスコアをまとめてみると

A8-3870K(定格)

CrystalMark2004R3では
ALU(整数演算)が45555ポイント
FPU(浮動小数点演算)が46262ポイント

CineBenchでは3.14ポイント

PeaceKeeperでは2481ポイントでした


A8-3870K(ダウンクロック)

CrystalMark2004R3では
ALU(整数演算)が34454ポイント
FPU(浮動小数点演算)が35144ポイント

CineBenchでは2.37ポイント

PeaceKeeperでは2027ポイントでした


スコアは結構下がってしまいましたが、この辺りのラインが一応私の中ではモッサリせず快適にPCが使えるライン…になりました

例えば前に組んでましたE-350のシステムでは

CrystalMark2004R3で
ALU(整数演算)が10545ポイント
FPU(浮動小数点演算)が9971ポイント

でしたので、Windowsシステムでの運用がちょっと厳しかったE-350とは比較にならないくらい速いかなぁ…って思っています

処理能力もそこそこ欲しくて、消費電力もググっと抑えたい欲張りユーザーさんにはA8-3870Kのダウンクロックは結構良い選択肢になるかもしれませんね♪♪

何よりも定格に戻すだけで3.0GYHzでちゃんと動作してくれる安心感も含めて、A8-3870Kは買ってよかったかなぁ…って思いました

マザー…はちょっと地雷過ぎて楽しいことになってしまってますが、ソフトウェアでの調整をしていく楽しさは出来たかなぁ…って思います(笑)


関係がありそうな他の記事…

Asrockに関係しそうなブログ内リンク
記事が膨れ上がりそうでしたので、こちらで一括ターミナルしてますorz

AMDのアンロック版Llanoコア「A8-3870K」が来た!×3

2012-01-19 18:18:58 | 【デジモノ】パソコン
今日も東京はすっごい寒いですね

皆さんのところはいかがでしょう?

特に乾燥してて寒いこの時期は本当に風邪を引きやすいですので、どうかみなさんも暖かくしてお過ごしくださいね

みなさんにとって良い週末になりますようお祈りしています♪♪


Phenom II X4よりちょっと遅いけど、消費電力はググっと下がったA8-3870K

…っていうコトで今回も前回組み上げましたアンロック版Llano「A8-3870K」について色々BIOS設定とかを見ながらお伝えしてみたいと思います♪♪

前に「パソコンをメンテナンスしよう!」の記事で再組み立てをしてたあの環境からどれくらい消費電力が削減できてるかな…ってもうすっごいワクワクしながら計測できました♪♪

前の環境も今の環境も絶対に妥協できないポイントがあったりしてて、それが

1.CPUは4コア以上あること

2.Blu-Rayクラスの再生支援があること

3.音質が良いコト

4.Compizを快適に動かせる3D能力がある事

…っていうコトでした(ワガママでスミマセン...orz)

この条件を満たすために今までの構成が

CPU:AMD Phenom II X4 965 BlackEdition
Memory:PQI製DDR3-1333 2GBx2
HDD:Western Digital製SATA HDD「WD15EARS」
MotherBoard:Asrock製「M3A785GM-LE」
電源:Scythe社製「剛力3 500W」
GPU:SAPPHIRE HD 4550 512MB DDR3 PCIE
Sound:Creative社製「Sound Blaster X-Fi XtremeGamer」
OS:Windows 7 32bit、Ubuntu Linux 10.10

こんな構成になってて、今度新しく組みましたのが

CPU:AMD A8-3870K
Memory:Patriot製DDR3-1600 2GBx2
HDD:Western Digital製SATA HDD「WD15EARS」
MotherBoard:Asrock製「A75M-HVS」
電源:Scythe社製「剛力3 500W」
GPU:APU内蔵Radeon HD 6550D
Sound:VIA VT1705(オンボード)
OS:Windows 7 32bit、Ubuntu Linux 11.10

…って、拡張カードの類が一切必要なくなりましたので、結構消費電力が抑えられそうな予感がしてます♪♪


Asrock「A75M-HVS」のBIOSからチェック

…っていうことで、まずは今回組みましたA75M-HVSのBIOS画面を見ながら色々説明を入れてみたいと思います♪♪

あ…あの…もしかしたら全然見当違いな説明になっちゃってる可能性もありますので、詳しい方いらっしゃいましたらビッシビシ指摘してあげてください…ですorz


※この記事で使われてる画像も全部クリックで原寸大に拡大できます


Mainメニュー



BIOSのバージョンやAPUの種類を確認できるのがMainメニューで、メモリがちゃんとデュアルヱャンネルで動作してるかをチェックできます。


↓現在のBIOSバージョンは2012年1月19日現在最新の1.60です。




↓なぜかDDR3-1600が初期ではDDR3-1066として動作してます…





OC Tweaker



A8-3870Kをダウンクロックしたりオーバークロックしたり、他にも電圧を下げたり上げたり…っていうAPU設定をいじれるのがこのOC Tweakerメニューで、ココが一番重要な設定になります


↓この写真で写ってる項目を説明してみますね



・Overclock Mode
オーバークロックモードを選択します。

「Auto」は定格のクロックで運用する場合とか、ガッチガチにOC設定を煮詰めないプチOCみたいなのをしたい場合にこの設定にします。
「Manual」はベースクロックを弄ったり、GPUも含めてガッチガチのOCをする場合に設定します。


・Spread Spectrum
ガッチガチのOC設定にしない場合、OCによってマシンが不安定になってしまうのを自動で微調整してくれます。
ガッチガチにOC設定を煮詰める場合には逆にこの振り幅が勝手に行った微調整によってマシンが不安定になっちゃったりしますので、必ず切るようにしてください。


・Multiplier/Voltage Change
CPU側の倍率変更やGPU側の倍率変更をしたり、そこにかける電圧を調整したい場合にはココから設定します。

A8-3870Kのベースクロックは100MHzで、CPU側はそれのx30で3000MHz(3GHz)で動作してて、GPU側はx6で600MHzで動作しています。
今回のAPUはココから倍率をさらに上げられるようになっていますので、更にクロックを稼ぎたい場合には倍率を31、31.5、32…と0.5ずつかけてクロックを上げて行きます。

また別の記事でOC設定については書いてみたい…って思いますが、APUのOCは思ってた以上に大変で、Phenom IIではCPUのOCと一緒にNBクロックも上げていくとそれなりの結果が付いてきてた…のですが、APUだとNBを上げるとGPU側にも影響が出てきてしまいますのでNBクロックはあまり弄るコトができない…っていうのが結構ネックになってきましたorz

それも3.5GHz辺りを境にしてトラブルがめちゃくちゃ多くなってしまって、加えて消費電力は上がるしPhenom IIみたいにクロックが上がったからと言って速度が劇的に上がるわけでもないし…みたいな…あんまりOCしただけの成果が得られないモノになってしまいますorz

むしろ省電力性を伸ばすために、OCはせずに電圧をどこまで下げて運用できるか…みたいな目的の方がAPUらしさが出るかも…って思いました


・GFX Engine Clock
GPU側のオーバークロックをしたい場合にはココから設定を行います。

定格で運用する場合にはAutoで構いませんが、上のCPUサイドを弄る場合にはこちらできちんとGPUの設定をしてあげる必要がありますorz


・DRAM Frequency
メモリの動作クロックを弄りたい場合にはこちらから設定します。

わ…私のこの例みたいにして、DDR3-1600を入れてるのにマザー側が勝手にDDR3-1066で動かしてしまってる場合にはきちんとDDR3-1600として設定しなおしてあげます。


・DRAM Voltage
メモリにかける電圧を調整します。

一般的にはメモリのパッケージに書いてある電圧を設定しますが、省電力設定を煮詰めたい場合には更に電圧を落としたりします。
…でもメモリの動作電圧を落とすと、一見フツーに動作してるように見えててもファイルのコピーとかをするとデータ化けしてたりするのが私の経験則上ありますので、メモリだけは定格以下…にするのはオススメできませんorz


・CPU Load-line Calibration
CPUへの電源供給の補助機能です。

CPUをガッチガチにOCしてる場合には特に有効な機能で、例えばBIOSでCPUのコア電圧を設定してもいっつもその値で供給してるわけではなくて、実はビミョーに手を緩めてる時間が存在します。

Cool'n'QuietはAMDのCPUが負荷状況に応じてクロックを上げ下げして消費電力を抑える機能ですが、それとは別にユーザーが設定できないCPUへの供給電圧の上げ下げ…っていうのが存在してて、それの下限を上げてあげるのがこの設定のポイントです。

下限を上げて一時も手を緩めず電圧を供給してあげる事でワンランク上のオーバークロックが実現できたり…っていうのもあります。


・NB Voltage
NorthBridgeの電圧を設定します。

上のMultiplier/Voltage Change項目中のCPU NB/GFX Voltageと違う点ですが、CPU NB/GFX Voltageの設定はCPUやGPUサイドからNBまでの途中についてるジェネレータチップの供給電圧で、こちらは純粋なNBそのものの電圧になります。

メモリを定格以上のクロックで運用したい場合などには有効ですが、それ以外では逆にAPUを破壊する原因にもなりますので定格以上に上げるのはオススメできません…ですorz


↓さらに下の設定にいきます



・SB Voltage
SouthBridgeの電圧を設定します。

サウス側にはSATAとかUSBが繋がってて、よっぽど何か電圧が原因になって起こってるトラブルがない限りはココは弄りません


Advancedメニュー



CPUとかオンボードチップの制御をこちらのメニューから設定します。

↓メニュー項目はこんな感じになってて…




CPU Configuration


CPUに関係するオプションをこちらで設定します


・Core C6 Mode
CPUをスリープさせた時にC6 Stateに入らせるかどうかの設定です。

最近のCPUはCPUのコアを動作させるための配線とスリープに入った時にだけ繋がるC6 State専用配線でできてて、このモードをONにしておくコトでOSからスリープの命令が入った時にはCPUがそのC6 State用配線に電源を切り替えてメインの電源を切る…っていう賢い動作をしてくれます。

でも一つデメリットがあるのはOCをしている時で、OCをしている時には電圧を上げ目にしますのでスリープからの復帰に失敗したり、逆にスリープに入り辛くなっちゃったりしますorz


・CState Pmin Mode
CPUの省電力機能「C-State」ですが、ユーザーがOSを自由に動かせてる段階(C0 States)のうち、比較的アイドル状態に近いCPU負荷率で稼動させてる時を「P-State(Performance States)」、高負荷で殆どCPUがフルロードになってる状態を「T-State(Throttling States)」…って呼んでいます。

この項目の詳しいコトは私もまだ調べてる途中ですのでハッキリとは断言できません…のですが(…本当に中途半端でスミマセンorz)、この項目が省電力化機能の一項目として置かれてるので、多分そのアイドル状態に近いP-State状態の時に最小限の電力だけを使うようにするモード…じゃないかなぁ…って思ってるのですが、いかがでしょう…

ASUSのOCを競うサイトでも、レギュレーションの中でこのモードをOFFにするように呼びかけられてる所からも、多分その解釈であってそうなのですが…ちょっと自信がありませんorz


・Cool'n'Quiet
AMDお馴染みの省電力化機能です(笑)

CPU負荷に応じてクロックを何段階かに分けるコトで効率的にCPUを使えるようにしています。


・SVM
Secure Virtual Machineの略で、Virtual Boxとかを使って別のOSを試したりしたい方はココをONにして置いてください。

・CPU Thermal Throttle
CPUの発熱が酷い時に、パーツがダメになってしまう前に自動的にマシンを強制シャットダウンしてくれる頼もしい機能です


North Bridge Configuration


この項目ではノースブリッジの設定ができます

・Primary Graphics Adapter
画面の出力をオンボードから先に出すか増設から先に出すか…の設定になります

・Shared Memory
APUの中のGPUがどれくらいメインメモリから占有して持っていくかの設定になります。

APUの最大のネックはココにあって、GPUコアはオンボードとしてはすっごい強力なモノを積んでるのですがメモリは専用のグラフィックスカードと違ってマザー上のメインメモリと共有になりますので、3Dゲームをしたい場合にはもしかしたらこのメモリアクセスや容量がネックになってくる可能性がありますorz

今のハイエンドグラフィックスカードだとGDDR5の512bitインターフェースで448GB/secくらいが理想値、対してメインメモリと共有のDDR-1333だと10.667GB/sec、DDR-1600でも12.800GB/secが理想値ですので、やっぱり専用のカードと比べちゃうとちょっと遅い印象があります

・Onboard HDMI Audio
HDMIから音声を出力するかどうかを設定します。

South Bridge Configuration


サウスブリッジに接続されてるチップの制御ができます。

・Onboard HD Audio
オンボードで搭載されてるVIAのVT1705チップを有効にするかどうかの設定になります。
サウンドカードを増設してる場合にはココをOFFにしておいた方がドライバが悪さしにくくなりますのでおススメです♪

この項目にビックリしましたのが、最初Asrockで使われてるCreativeの「THX TruStudio」の機能は別途Windows用のおまけソフトウェアで提供してるだけで、Linux環境とかでは使えない…って思ってたのですが、BIOSレベルで組み込まれてるモノでしたのでLinuxでもちゃんと良い音を出してくれる…っていうコトでした♪♪


↓こんな感じの設定メニューになっています♪



元々VT1705オーディオチップ自体の音が良いですのでLinuxでTHX TruStudioがあってもなくっても全然かまわないつもりだったのですが、やっぱりあると本当に嬉しいですね


・Onboard LAN
オンボードのカニチップを使うかの設定になります

自作ユーザーさんの中には使い慣れた専用のNIC(Network Interface Card)を使う方もたくさんいて、そういう方々はこちらをOFFにしてLANボードのみで通信をさせたりしてます。


・Good Night LED
マザー上の「Power LED +、-」にそれぞれケースのピンを繋いでいるとスリープ状態の時にそれが点滅して「今はスリープしてますよ」…って教えててくれるのですが、この機能をONにしておくことでスリープ状態でもシャットダウンしてるみたいに何のランプも点灯しなくなります。

それによってDeepSleep状態の待機電力をさらに減らすことができる…のですが、本当に何のランプも付かなくなりますので時々シャットダウンしてると勘違いしてマシンのスイッチを押すと実はスリープしてた…っていうケースが出てきます(あ…アホな私だけ…でしょうか…orz)


Strage Configuration


ココでは主にSATA接続機器に対する設定をしていきます。

・SATA Controller
内臓のSATAコントローラを使うかどうかの設定がこちらです。

PCI-Express接続のSASカードやSATAのRAIDカードから起動させる場合にはOFFにします。

・SATA Mode
SATA HDD/SSDの認識をAHCIかIDEのどちらにするかを設定します。

Windows VISTA、Windows 7ではAHCIの方がデバイスのポテンシャルを全部引き出すことができますが、Windows XPを入れる場合にはIDEモードでインストールしてAHCIドライバが入ったらAHCIで起動させないとトラブルの元になりますorz

Debian GNU/Linux、Ubuntu Linux、その他デスクトップ用途にも使えるLinuxディストリビューションを使う場合にも、トラブルを回避するため基本的にIDEモードの方が良い…って言われてます


・SATA IDE Combined Mode
SATA HDDをIDEモードで動かす時に、できるだけ本物のIDEドライブに似せられるようにするモードです。

IDEモードを選択してる時にはココをEnableにしてください。


Super IO Configuration


主にシリアル接続機器との細かい設定をこちらからします。

業務とかでどうしてもレガシーな接続をしなくちゃいけない時には、こちらから設定を変えることができます。



ACPI Configuration


電力管理の細かい設定をこちらから行います

・Suspend to RAM
スリープ状態に入る時に、RAMに書き込むかHDDに書き込むかの設定をします。

例えばスリープ状態に入る時に、現在の状態をメモリに書き出していれば再び呼び出す時も高速で読み出せます…が、いわゆる昔からあるHDDに退避させる方法だとスリープ状態からの立ち上がりはメモリに比べて結構遅くなります。

初期設定ではAuto扱いになってて、現在のデータ量が膨大ならHDDに、もしもメモリに退避できそうならメモリに…と自動で振り分けてくれます。


・Check Ready Bit
SATA接続のデバイスがHDDの時にはスリープからの立ち上がりを補助してくれる機能…らしいのですが接続機器がSSDの場合にはトラブル報告がネット上で結構出てますのでOFFにしてください

・Restore ON AC/Power Loss
停電などで使ってる途中にPCが落ちてしまった場合、再び電気が回復した時にどうするかの設定になります。

「Power ON」にしてると、通電が確認できたらすぐにPCが自動的に立ち上がってくれます。
「Power OFF」にしてると、通電が確認できてもPCはスイッチを押さない限り立ち上がってきません。

2011年の震災から停電は身近な存在になってしまいましたが、電気が回復した直後に突然家電を起動させちゃうといろいろトラブルになるみたいですので、基本はPower OFFに設定しておいて、電気が回復してもしばらく経ってから手動でスイッチを入れるようにしてください…です


その他の項目は、電源スイッチ付きマウスでPCを起動させるか…とか、電源ボタン付きキーボードの起動ボタンでPCを起動させるか…とかの設定になりますが、一つだけ補足を入れたいです…のが、下の設定で

・ACPI HPET Table


HPET…って言うのはHigh Performance Event Timerの略で、日本語でそれっぽい言葉を充てるなら「高性能時計」…みたいな感じ…でしょうか

PCの時計はBIOS、OS(付属の時計)、あるいはさらに追加のアプリケーションと連携して時計を合わせてるのですが、OS付属の時計機能は結構デタラメで自作PCユーザーさんの間では「大体このくらいの時間」…くらいの認識でしかありませんorz

本当に正確な時刻をPCに設定したい場合には、自作PCを使ってらっしゃるWindowsユーザーさんの間では昔からさくら時計とかの追加アプリケーションが有名で、これで常に通信しながら正確な時刻をあわせていってました。

…でもそれも結構対処療法的なモノで、通信してない時間はどうしてもちょっとずつズレが出てきてしまう…っていうのから出てきたのがこのHPETで、これをONにしておくことで極力時間の刻みが正確になる…なんて言われてます…


USB Configuration


内蔵のUSBコントローラをこちらから制御します。

消費電力を犠牲にしてでもCPU負荷の低いUSB拡張カードを使いたい…っていうような場合にはこちらをOFFにします。



H/W Monitor


ハードウェアのリアルタイムモニタリングです。

その他、CPUファンの回転速度をテストしたりもできます♪




BIOSを立ち上げてる時にはCPUが結構な負荷で回ってますので、空冷なら室内の気温からプラス20~30度くらいで表示されますが、もしも40度以上の開きが出てる場合にはあわてずにもう一度次の項目を確認してください

1.ケースの蓋を開けて、ファンが回ってるのを確認します。

2.そのまま電源ボタンを長押ししてシャットダウンして、電源ケーブルをケースから抜いてください。

3.CPUクーラーが曲がって付いてないかを確認してください。

4.CPUとヒートシンクの金属の間にビニールや紐など、グリス以外の異物が入ってないかを確認してください。

5.全部を確認したら、CPU、ヒートシンクを洗浄して付け直してください。

…こんな感じで確認していきます

もしもそれでも解決しない場合にはCPUクーラーの対応に入ってないCPUとか(物理的に冷却が追いついてない可能性があります)、ケースが窒息状態(ケースのファンにフィルタを付けすぎてエアフローができてない可能性があります)、最悪の場合はCPUクーラーの初期不良(ヒートパイプとフィンの溶接が失敗してる可能性があります)も考えられますので、一度購入されたショップのサポート窓口に製品を持っていって下さい




Boot Menu


ブートさせる順番とか、同じSATA HDDでもSATA1のHDDからかSATA2のHDDからにするか…みたいな設定ができます。

自作の場合にはまずOSのインストールをしなくてはなりませんので、WindowsでもLinuxでも光学ドライブを最優先にして、OSが全部インストールできてからHDD(SSD)を最優先に持ってくるようにします。


Security Menu


自分以外の人間にBIOS設定を弄られたくない場合にはこちらからパスワードを設定してBIOSをロックしたりします。

ご家族で1台のマシンを共有で使ってたりする場合には有効かもしれませんね♪


EXIT


設定が終わったら、こちらから終了させます。


・Save changes and exit
設定した内容を反映させてBIOS設定を抜けます。

・Discard changes and exit
設定した内容を破棄してBIOS設定を抜けます。

・Discard changes
設定した内容を破棄します。

・Load UEFI defaults
UEFIの初期設定に戻します。

この項目が上のDiscard changesと違うのは、Discard changesは例えばもう何回もBIOS設定を弄ってて、今回も弄ってみたけどやっぱりやめて前回の設定に一旦戻してから再設定したい…なんていう時に使います。
Load UEFI defaultsだと本当の初期設定に戻されてしまいます。


それでは各種ベンチマークを走らせて消費電力を見ていきます!

それでは各種ベンチマークを走らせながら実際の消費電力を見ていきますね♪♪


Phenom II X4 965 BlackEdition

…っていうコトでまずはこの記事の最初の方で書きましたPhenom II X4 965 BlackEditionマシンからテストしてみたいと思います♪

一般的にはクロックが高いとその分だけスコアが伸びる傾向にあって、今回のテストではその分の差をできるだけ埋めたかったですので、Phenom IIマシンはA8-3870Kマシンと同じように3GHzにダウンクロックしてテストしてみました

↓BIOSの設定はこんな感じになります



これでA8-3870Kとのクロック差は全くなくなりましたので、大きな違いといえば

1.ベースクロックがPhenom II X4は250MHz、A8-3870Kは100MHz

2.Phenom II X4はL3キャッシュ有り、A8-3870Kは無し

…これくらいの差になります

ますはお馴染みのCrystalMark 2004R3です



次にCineBench 11.5です



最後にPeaceKeeperも試してみました♪



↓次に、アイドル時の消費電力を計測してみます。





アイドル時は83w~89wで、やっぱりグラフィックスカードとサウンドカードを増設してるのが結構影響してそうな感じがしますorz


↓次にFFmpegでCPUをフルロードさせてみます。





フルロード状態では132~136wで、最近のPCとしては相当電気食いな分類に入りそう…です


FusionAPU A8-3870K

それでは次にA8-3870Kのベンチマークを載せてみたいと思います♪♪

まずはCrystalMark 2004R3です



次にCineBench 11.5です



最後にPeaceKeeperです


…一応、ベンチマークの結果をココまででちょっとまとめてみると


Phenom II X4 965(3GHzにダウンクロック)

CrystalMark2004R3では
ALU(整数演算)が46961ポイント、
FPU(浮動小数点演算)が47076ポイント、

CineBenchでは3.27ポイント、

PeaceKeeperでは2321ポイントでした♪


A8-3870K(定格)

CrystalMark2004R3では
ALU(整数演算)が45555ポイント
FPU(浮動小数点演算)が46262ポイント

CineBenchでは3.14ポイント

PeaceKeeperでは2481ポイントでした

グラフィックス性能が影響してきますPeaceKeeperではPhenom IIマシンよりもグラフィックスが2世代も新しいA8-3870Kの方が良いスコアが出ましたが、その他は大体スペック通りの結果になってて特に同じクロック数、同じコア数でもL3の有る/無しが効いてきたのがCineBenchによく出てますね

後はこの性能差をどこまで妥協できる省電力性能があるか…ですが、こんな結果になりました


↓まずはアイドル時です





増設ボードの関係からアイドル時80wを切れなかったPhenom IIマシンとは違ってA8-3870Kマシンは大きく消費電力を減らして36~39wと一応最低ラインとして40wを切れる形になりました♪♪


↓次にCPUをさっきと同じようにFFmpegでフルロードして使ってみます。





フルロードにすると111~118wくらいをウロウロしてますorz

や…やっぱりコア数の関係からどうしても110wを切るコトができませんでしたが、それでもPhenom II X4 965 BlackEditionの時と比べて20w近く低い値を記録してますので消費電力はググっと下がったと思って大丈夫そうですね♪♪

…この20w…っていう電力ですが一般的な家電で例えると2011年製の扇風機を「中」で回すと大体このくらいの消費電力になりますので、扇風機1台分が浮いてる…って考えるとすっごい削減になってるかも…って思いました


グラフィックスの強力な省電力マシンとしては大満足の1台になりました♪

…っていうコトで今回のまとめ…ですが、Phenom II X4と比べちゃうと気持ち処理能力が低い感じになってて、秋葉原界隈だとよく言われてる「AシリーズはAthlon IIとRadeon HDを混ぜただけの性能」…っていうのは本当だなぁ…って思わされましたorz

でもCPUとGPUを別々に搭載するよりもずっと消費電力を下げながらできるだけPhenom IIの性能に近付けるようにしてるA8-3870Kは、節電で騒がれてる中ででもユーザーのしたいコトを我慢させるコトなく節電もできちゃう「良い所取り」なチョイスになってるのかもしれませんね

次回の記事ではさらにLinuxとかを入れながら、BIOSでさらに省電力化を目指してみたり、その他オーバークロックやダウンクロックをしながら性能と省電力を両立できそうなポイントを探してみたいと思います♪


関係がありそうな他の記事…

Asrockに関係しそうなブログ内リンク
記事が膨れ上がりそうでしたので、こちらで一括ターミナルしてますorz

AMDのアンロック版Llanoコア「A8-3870K」が来た!

2012-01-17 15:15:58 | 【デジモノ】パソコン
ひぃぃぃ…だ…大分更新が遅くなっちゃってました…ぅぅ…スミマセン

東京のローカルTV局からうちのお店に取材の申し込みが来てたりしててゴタゴタしちゃってましたorz

今日取材があって、結局Take.3まで撮りましたがTV局の方曰く、「アドリブで答えて頂いた方がやらせっぽくなくなるので質問はその都度ビミョーに変えますね」…との事…でしたが毎回質問が大幅に違うので私の足りない脳みそでは捌ききれずに「いぎぎ…」とかリアルに言っちゃったし…あのTakeは使うのでしょうか…orz

恥ずかしいですのでオールカットでお願いしたい…ですorzorz


AMDのアンロック版Llanoコア「A8-3870K」が来た!




…っていうことで2011年の年末に予約までして買ってきましたLlanoコア最新のAMD A8-3870KというCPUを、今日は大好きなAsrockからA75M-HVSというマザーで組み上げてみたいと思います♪♪

AシリーズCPUについては昨年の記事で書いてましたASUSのK53-TAっていうノートPCで体感してましたが、強力なCPUとGPUを一緒のパッケージで納めてますのでパワーを犠牲にすることなく省電力化できるのが本当に気に入ってました

2011年の夏場は節電がとにかく東京も求められてましたのでE-350でも組んでましたが、E-350だと消費電力は本当に小さくまとめられますものの、写真とかを編集したい時にどうしてもパワー不足な感じがありましたので、電力に余裕のできた秋頃にはまたPhenom II X4 965のマシンに戻しちゃってました

そこから少しPhenom IIで使ってみて、このパワーを維持したまま消費電力を落とせないかしら…っていうことで年末に白羽の矢を立てたのがこのA8-3870Kでした♪♪

結果的に大満足な形でまとまりましたので、そのレポートをさせて頂きますね♪


「音質」に拘りたい人のためのSocket FM1対応MicroATXマザー「A75M-HVS」

…っていうことで今回私がこのA8-3870Kで組む時にどうしても拘りたかったのが音質面…で、視覚面はAPUに内蔵されてるRadeon HD 6550Dで十分補えても音質面だけは今使ってるSoundBlasterをそのまま増設…っていう形で載せちゃおうかな…って思ってたのですが、Asrockのこのマザーは音質では評価の高いVIAのVT1705オーディオチップをCreativeの「TrueStudio」で動かす…っていうもう音質面にフォーカスするならこれしかないわ…っていうくらい豪華な仕上がりでしたので2枚買ってきちゃいました(笑)

ビデオカードほどには消費電力が少ないサウンドカードもやっぱり増設すると消費電力を上げる原因になっちゃいますので、これでCPUからGPUからサウンドから全部入りなPCが出来上がったのは本当に嬉しかったです

…でも一つだけこのマザーの欠点があって、それが「標準でDVI出力ができない」所にありますorz

このマザーが標準で出力できるのはアナログD-SUB 15pinとHDMIだけ…ですので、DVI出力するためには別途変換名人の「HDMI(メス)→DVI(オス)」みたいな変換コネクタが必要になってきちゃうのがちょっと痛い所…だったりしますorz


写真で追うAMD A8-3870K

…っていうコトでココから実際に写真で追いながら組み立ててみたいと思います♪♪


※この記事の写真も全部クリックで原寸大に拡大できます


↓こちらがA8-3870Kの箱です






↓CPUが外からでも見えるようになってるのはAMD恒例のパッケージ方法ですね♪♪




↓パッケージにはA8-3870とだけ書かれてます




↓CFDの正規流通品はこのシールが張ってあります




マザーは大好きなAsrockの「A75M-HVS」を使います




↓マザーの添付品は本当にシンプルですね



添付品はマザー本体の他、SATAケーブル2本、説明書、バックパネル…だけ…っていう、最近のマザーには珍しいくらいシンプルになってます♪


↓こちらが説明書です(笑)



も…もう最近Asrockのこの説明書を読むためだけにココの製品を買ってるのかも…って思い始めてきましたorz


↓あったーーーーーーー!!



日本語説明が今回も載ってるみたいで、もうメチャクチャ楽しみになってきました(笑)


↓プラットフ



…断末魔…みたいな不自然な切れ方です…


↓Asrock先生お馴染みのデュアルヱャンネルもありました(笑)




↓「単一チャンネル」だとちゃんと変換されてるのに




↓デュアルになると「デュアルヱャンネル」になります(笑)




↓こちらがマザー本体になります




↓SocketはLlano専用のFM1になってます




↓VRM周りです



VRMは4フェーズで、OCモデルによく見られるようなコア数の2倍もあるようなフェーズ数ではありませんが、LlanoはGPUが足を引きずっちゃってそんなにOCさせられませんので最大コア数分だけあれば十分なのかもしれませんね♪♪


↓メモリスロットは2本です



DDR3の対応は2400+(OC)/1866/1600/1333/1066/800に対応してて、un-buffered(ECC非対応)になります。


↓SATAポートは6ポートもついてます



一般用途で省電力デスクトップとかだと4ポートもあれば十分ですが、ゆったりとポート数があるのでいろいろな増設欲をかき立てられますね♪


↓増設カードは3枚までになっています



CPUに近い側から、PCI-EXPRESS x1、PCI-EXPRESS x16、32bit 33MHz PCIの3本で、もしもAPUのGPUではちょっと力不足なゲームとかをしたい時とか、マルチモニタをしたい場合にはこの増設スロットにグラフィックスボードを挿して使います。


↓CPUファン用の電源コネクタです



CPUファンのコネクタは4pinになっててPWMに対応しています。

可変速ファンを付けてもっと省電力で使いたい場合には対応ファンの電源コネクタをこちらに挿します。


↓バックパネルです



バックパネルもMicroATXにしては本当に豪華に仕上がってて、写真手前側からPS/2キーボード、マウス、D-SUB 15pinアナログ、HDMI、USB 3.0が4ポート、1000/100/10対応有線LAN、USB 2.0が2ポート、そしてオーディオポートになっています♪♪


サウスのヒートシンクもシンプルですね♪




↓CPUの電圧制御にはSTMicroelectronics社の「L6717A」というチップが使われてます。



PDFの仕様書には主にAM2/3に多く使われてるみたいですが、FM1でも採用されてるのですね♪


LANチップに台湾Realtech社の「RTL8111E」が使われています。



こういった低価格マザーのLANには必ずカニさんが付いてきます…


そしてオーディオは私の大好きな台湾VIA Technologiesの「VT1705」が使われてます♪



オンボード用のチップでは本当に柔らかくて優しい音がしますので大好きです

3Dゲーム用のカッチカチな音じゃなくって、観賞用オーディオ機器っぽい音をオンボードで出してくれるところにいつも本当に感心してます♪♪


↓I/Oコントローラには台湾Nuvoton社製「NCT6776F」が使われてます。




↓出荷時のBIOSバージョンは1.40…です



Asrock社のBIOSバージョンは1.40からA8-3870Kに対応・・って書いてありますので、このバージョンのままA8-3870Kがフルで使えます♪

…って言いましても、実際には1.20でも1.30でもBIOSのポスト自体はしますので(2枚買いましたうち、もう片方が1.30でしたorz)、ココが対応BIOSバージョンよりも低くても、ポストしてBIOSが立ち上がったらBIOS上からアップデートを行えば大丈夫ですね


↓MOS-FETにはM3006Dが使われてます



このMOS-FETは最低温度-55℃~最高温度150℃まで耐えられるみたいです…うわ…結構耐久性があるのですね


ファンコントローラとして台湾Anpec社の「APW7120A」が使われてます♪




↓こ…こちらは何のモジュールでしょう…全然分かりませんでした






↓メモリは今回はメチャクチャ趣味に走ってみました(笑)



マザーとか色々買った後にArcさんでメモリの棚を見てみたら…こんなAMDロゴ入りメモリが売ってましたのでついつい買ってしまいました(笑)

VIAのシステムで全部そろえたい時にはメモリもWinchip…みたいに、メモリもシステムと関係してるモノだと一体感が出て良いですよね


↓OSはWindowsもLinuxも32bitで運用する予定ですので、2GBを2枚買ってきました♪




↓こちらがメモリモジュールです



やっぱりAMDは赤が映えますねっ




↓メモリはPATRIOT製みたいですね




↓メモリスペックは一般的なDDR3-1600です



でも自作は趣味性が殆どの要素を占めてますので、AMDのメモリっていうだけでもうワクワクしてきます♪♪


↓CPUクーラーにはScythe社のProlimatech Samuel17をチョイスしてみました♪



今回組み込む予定のケースは前にご紹介させて頂いてました通りMicroATXのスリムタワーですのでどうしてもCPUの高さも抑え気味にしなくちゃいけなくて、そんな中色々探してたらスリムタイプでマザー裏からしっかり固定できるSamuel 17を見つけましたのでちょっと試してみたいと思いました♪


↓CPUクーラー自体はこんな感じになってます




↓ヒートパイプは6本です



最近のヒートシンクは何本もヒートパイプを装備してたりしますが、こちらは少な目の6本です


↓反対側側面です




↓さらに横から・・



写真だとちょっと分かりづらい…のですが、持ってみると最近の空冷用ヒートシンクとしてはちょっとフィンの厚みが増してるような感じで、低価格ヒートシンクにありがちなペラペラ感がありませんのでちょっと放熱効果にも期待が沸いてきました♪


↓裏返してみました



この「WARNING!」と書かれてるシールは一番最後に剥がします


↓CPUクーラーの付属品はこんな感じになっています♪




↓中でもちょっとビックリしたのがこのCPUグリスです



他のScytheのCPUクーラーだと、袋に一回分の量が添付されてたりしますがこちらのは市販用のような注射器型のCPUグリスが添付されてました♪♪

…でもこのCPUクーラーにはファンが付属してませんので、ヒートシンクと一緒に12cmファンも買わないといけませんorz


ファンはScythe社の「KAZE-JUNI SLIM」をチョイスしてみました




↓こちらから風が出てきて




↓こちらから風が入っていきます




↓まずはファンを取り付ける前にヒートシンクを出して、位置あわせをします。




↓テキトーな位置にファンを乗せます…




↓そうしたらそのままマザーボードのソケット上にテキトーに乗せます…



…こんなコトをしてる理由は、スリムタイプの場合には他のパーツとの干渉とかが頻繁にありますので、どのパーツを一番最初に組んでその場合にファンのケーブルがどこから出てるのが良いかをあらかじめ頭の中で予想しながら組まないと、後からまた全部バラさないといけなくなっちゃったりするから…だったりしますorz


↓やっぱり…です…メモリは先に組まないと絶対に入れられなくなりそうです…orz




↓こちらがファンを固定するネジです



M3 17mmなべ小ネジ

M3 30mmなべ小ネジ

の2種類が付いてて、短い方がスリムタイプファン用で、長いほうが一般的な12cmファン用の固定ネジになります。

ネジを無くしちゃったりした場合にはいずれかの規格品をホームセンターとか東京ですと東急ハンズとかで探すとネジだけ売ってますので、それを買ってきて使うことが出来ますよ♪


↓ネジのタップにはやっぱりシリコングリスが欠かせませんね♪



サードパーティー製のヒートシンクに切ってあるタップはバリが結構あったりしてて、取り付けは出来たけど何ヶ月もたってもう一度ばらそうとしたらネジがタップ部分でロックされて折れちゃったり…っていうトラブルもよくありますので、とりあえずタップにシリコングリスを流し込んで、オーバーホールしやすいようにしておきたいと思います


↓まずはタップ部分にシリコングリスを流し込みます。






↓そしてファンを乗せてネジ止めします。





ネジは対角線を描くように左下、右上、左上、右下…みたいな順で仮止めしたら、最後にネジが曲がって付いてないのを確認してマシ締めします。


↓次にヒートシンクを裏返します




↓マザーへのアタッチメント取り付け穴を確認します。




↓アタッチメント取り付けにはこちらのネジを使います。



ネジの規格はM3 6mmなべ小ネジです。

こちらも無くしちゃったりした場合にはホームセンターとかでネジだけ売ってますよ♪♪


↓アタッチメントに「AM2/3」と刻印のある側を上にします。




↓こちらもタップ部分にシリコングリスを流し込みます。






↓アタッチメントの金具を乗せます



仮止めした後、ネジが曲がって付いてないかを確認したらマシ締めします。


↓CPUクーラーが完成しました




す…スミマセン…1記事辺りの投稿制限に引っかかっちゃいましたので、続きは次の記事に書いてますorz

AMDのアンロック版Llanoコア「A8-3870K」が来た!×2

2012-01-17 14:43:33 | 【デジモノ】パソコン
ぅぅ…スミマセン…前記事からの続きです


↓次にマザー側の加工に移ります



標準ではAM3用のCPUクーラーが取り付けられるようなガイドが付いてるのですが、このままではSamuel17みたいなマザー裏から固定するタイプのCPUクーラーを取り付けることが出来ませんので、このガイドを取り外します。


↓まずはマザーボーを裏返して…




↓この白いピンを外します




↓私はラジオペンチで横から挟んでパチンって取る方法にしました



…この方法はすっごく簡単で早いのですが、一歩間違えるとマザーの配線を傷つけて故障させてしまう可能性がありますので、慣れてません方はこのピンの真ん中を鉛筆の先で押してジリジリとガイドを抜き取る方法を取ってください…ですorz


↓後は表からこのピンを抜き取れば簡単にガイドが取れますよ♪♪




↓ガイドが取れました




↓次にAPUを開封します




↓添付品はシンプルで良いですね



添付品はCPUクーラー、APU、Visionロゴシール、説明書の4点です。


↓こちらが標準のCPUクーラーです




↓裏側はこんな感じになってます



そ…それにしましてもPhenom IIと比べちゃうとすっごいシンプルなクーラーですね

それだけ発熱が少ない証拠なのかも…??


↓ファンをバラしてみました




↓こちらが標準CPUクーラーについてるファンです。




↓ファンは台湾AVC社のモノで、もしかしたらCPUクーラーはこちらのOEMなのかも…ですね♪



で…でもファンをバラしてみて気がついたのですが、12v 0.7A…って結構電気食いなのが分かりましたorz

今回私が使いますファンが12v 0.25A…ですので、カスタムファンに交換するだけで冷却効率もそうですが標準ファンの半分以下の消費電力になります

A8-3870Kを省電力パワフルデスクトップとして使う前提の方は、さらに消費電力を削減するためにカスタムヒートシンクを検討してみても良いかも…ですねorz



↓Phenom IIの標準CPUクーラーと比べてみました



右がPhenom II X6 1090Tの標準CPUクーラーで、左が今回買いましたA8-3870Kの標準CPUクーラーです


↓こちらがPhenom II X6 1090Tのヒートシンクです



ヒートパイプが張り巡らされてて、いかにも…な標準CPUクーラーじゃなくってちょっとだけカスタムクーラーっぽい感じになってますね♪


↓こちらがA8-3870Kのヒートシンクです



こうして見比べてみると本当にシンプルな作りです…


↓こちらがAPU本体です




↓APUの刻印はこんな感じになっています








↓まずはこのAPUをマザーボードにセットします。




↓ソケット側の△とAPUの△が丁度重なるようにセットしてください。




↓とりあえずMOS-FETの上にヒートシンクを乗せてみました。




↓そして先にメモリを装着してしまいます




↓CPUグリスは今回はヒートシンク付属のを使ってみたいと思います♪♪




↓今回もCPUグリスはこんな感じで盛ってみました



この後、何回かこの盛り方で組んで使っては洗浄して…を2セット繰り返しましたが、このグリスなら多少多めに盛っちゃっても液垂れとかの心配はなさそうでしたので「あ、ちょっと盛りすぎちゃったかも…」ってなっても全然大丈夫そうですよ♪

CPUグリスの盛りすぎは後々オーバーホールする時に洗浄が大変になるくらい…しか影響がなくって、よっぽど「この0.5℃の差でOCの限界が変わるんだ!」みたいなオーバークロック目的じゃない限りは冷却効率にはほとんど関係してきませんので(むしろ足りない方が悪影響が出ますorz)、多少盛りすぎでも大丈夫ですよ


↓CPUグリスがAPUに盛れたら、CPUクーラーをひっくり返してこのシールを剥がします。




↓CPUクーラーはそのままひっくり返しっぱなしにします。




↓クーラーの固定にはこのワッシャーとねじを使います



基本的な作業は、ワッシャーを置いたらねじで仮止め、ワッシャーを置いたらねじで仮止め…っていう流れになります


↓まずはCPUクーラー側のタップを確認します。




↓そこにシリコングリスを流し込みます。




↓マザーを裏返してCPUクーラーに乗せて、上からテンションをかけながらグリグリと回します。







回してる間は絶対に手の圧力を弱めてはいけません


↓利き手じゃない手でマザーを押さえながら、利き手でワッシャーを置いてねじを仮止めします。



この時、ねじは仮止め程度にしておいて、対角線を描くように留めていきます。


↓仮止め状態でねじが止まったら、ねじが曲がってついてないのを確認してさらに手でねじっていきます。



ここまでもまだ手でテンションをかけ続けてください…です


↓最後にドライバでしっかりと固定します



お疲れ様でした

これでようやく手をマザーから離しても大丈夫ですorz


↓これでマザーボード一式が出来上がりました♪♪




↓次にヒートシンクが各パーツ類と干渉していないかを確認します。




↓うわぁ…ギリギリですね




↓最後に横から覗いて偏りがないかを確認します



全然大丈夫そうですね

横から覗くとさっき盛りましたCPUグリスが押し出されてるのが確認できると思いますが、多くの自作ユーザーさん達が「CPUグリスを薄く塗れ」…って仰ってる理由はこんな所にあったりします♪

経験があるとこの押し出されて無駄になってる分を省ける「適量」っていうのが掴めてきますので、グリスも無駄にならないしオーバーホールの時も無駄に洗浄しなくて良いし…っていうコトですね

PCは1年に1回程度の頻度でオーバーホールが絶対に必要ですので、その都度グリスの量をちょっとずつ減らしていくと適量が掴めるのかもしれません


↓出来上がりました…



うちでケースにマザーが入ってるのはこのマシンとE-350マシンだけ…で後はまな板とか100円ショップの網とかに付いてて電磁波天国になってますが、せっかく大型CPUクーラーを付けてもこんなエアフローだと性能がフルで発揮できませんのでちょっと勿体無いなぁ…っていっつも思いますorz

電源をもうちょっと小型のモノに交換すればどうにかスッキリまとまるかなぁ…って思いますので、次回はその辺を頭に入れてみたいと思いました


次回の記事では実際にOSを入れてみて、消費電力とかBIOSの設定とかを見ていきたいと思います♪♪


関係がありそうな他の記事…

Asrockに関係しそうなブログ内リンク
記事が膨れ上がりそうでしたので、こちらで一括ターミナルしてますorz

2012年、明けましておめでとうございます!

2012-01-04 05:45:47 | 日記
みなさん明けましておめでとうございますっ

2012年が明けましたね~

昨年も本当にお世話になりました方々、ご一緒に盛り上がってくださったり、私の足らない部分を指摘してくださったり、そして時々見に来てくださったり、本当にそういった方々の愛情でなんとか続けられてるこのブログも3年目を迎えるコトになりました

いつもみなさん本当に本当にありがとうございます(泣)

色々足らないところだらけですが、どうか今年もよろしくお願いします


1月2日、初詣に神田明神に行ってきました!

秋葉原によく行かれる方はもう定番っていうくらい定番の神社となってます神田明神に今年も初詣に行ってきましたので、その辺をいつも以上に日記帳的な書き方でお伝えしてみたい…と思います

神田明神は秋葉原駅と御茶ノ水駅の丁度中間くらいのところにあって、秋葉原界隈だと商業の神様…みたいに言われてて、Panasonicで有名な松下幸之助さんが寄贈したオブジェまであったりする神社です。

秋葉原で商売を営んでる方や秋葉原でお仕事をしてる方も仕事始めにココでお祈りしていく…っていうくらい有名どころですね♪♪

…でも森羅万象を司ると言われてる神様ともあろう存在が、営利を貪りただひたすらに利己的な商売…というモノを支援してくれる…って言うのにはちょっと疑問が浮かんでますが(本来それをするのは悪魔とも言われてますし…)、それでも御利益があるからがんばれる…っていう人間のプラシーボ効果は実際にありますので、取り合えずそれだけでも十分に御利益なのかも知れませんね


写真で見る「2012年、1月2日の神田明神」

…っていうコトで今回はそんな神田明神をレポートしてみたいと思います♪♪

今回の写真は全部前にご紹介してましたSONYの超コンパクトデジカメ「SONY CyberShot DSC-W350」で撮影しました♪♪

今回も三脚を使わないでポチポチ撮影してましたが(フラッシュ無しで)、夜景のスナップもある程度キレイで結構満足してます


※この記事に載ってる写真も全部サムネール表示されてますので、クリックで原寸大に拡大できます


↓まずは秋葉原のお隣、御茶ノ水駅です



すっかり現代風にキレイになっちゃった秋葉原駅とは違って、御茶ノ水駅は昔のままですので日が落ちると駅名を確認し辛くなりますorz

到着したのは18:30頃ですが、いつもより全然人が少ないです…み…みんな秋葉原駅から行くのでしょうか…


↓こちらが神田明神の表門です



ひ…人が少ないです…


↓商用のビルとかの間に突然大きな鳥居があるのが特徴ですね♪




↓寒い中でジュージュー焼いてる音と香りが…ぅぅ…欲望に負けそうですorz




↓こちらの門をくぐると本堂が見えてきます




↓門の左側には大きなオブジェが…






↓あ、右側にもありますね






↓この像を寄贈したのが松下幸之助さん…なのですね




↓門をくぐると広場があります




↓本堂に向かって右側には神楽殿があります




↓手前のクリスマスツリーみたいなのは…なん…でしょう…




↓本堂に向かって左側にはお清めの水が流れてます。




↓皆さんココで手を洗ったりしてました




↓龍神さんがこんな所に…



今年2012年は辰年で、日本列島を上から見ると龍の形になってることから丁度日本にとっては素晴らしい年になる…なんて言われてますね♪♪

…でも正面からみるとちょっとこの龍神さん、疲れてるようにも見えます…お仕事お疲れ様ですorz


↓さらに本堂近く右手奥には祭務所があります。




↓魅惑の入り口…



この中に入っていく方がちょこちょこいらっしゃって、のれんに「おみくじ」…って書いてありますが、おみくじは表でも買えますし…一体これは…もっと凄いおみくじが中で販売…


↓祭務所の表ではおみくじやお札を販売してます






↓祈願串が置かれてました




↓ココを抜けると明神会館があります



明神会館では結婚式とかをしてるみたいですね♪♪


↓向かい合うように左側にも祭務所があって、両方でお札やおみくじが買えます。




↓色々なお札があるのですね…




↓この和風な暖かい光は本当に和みます




↓本堂の両端にはお犬さんがいらっしゃいます。



お犬さんは向かって左側の口を閉じてる方がが「死」を司る役目で、右の口を開けている方が「生」を司る役割…らしいですね(?)

そして参拝者に悪いモノがとり憑いてないかを見張ってる…らしいです


↓お犬さんと本堂…




↓この金属の箱は何…??



…って調べてみたら「鉄製天水桶 <千代田区指定有形民俗文化財>」…って言いますらしく、神田明神の公式ページには


酒屋問屋中奉納の天水桶。弘化4年(1847)に、江戸の酒屋が世話人となり、摂州灘大石・筋違外の酒屋により奉納された。

社殿前の両脇に配置されている。
側面に「下り地廻酒屋問屋中」とあるが、「下り」とは大阪など関西から下ってきた酒、「地廻」は江戸をはじめとする関東の酒を意味している。

平成14年、千代田区有形民俗文化財に指定。



…って書いてありますので、もう100年以上たってるのですね…素直にすっごいと思いました


↓警備の方がお賽銭を見張ってます…



…ちなみによく言われるお賽銭ですが、お賽銭は基本的に神社関係者の方のために使われます。

お金の価値を知ってるのは人間だけで、それを使えるのも人間だけです。

決して神様(…って呼ばれてる存在)のためではありません。

警備の方は、人間が人間のために支払った人間にしか価値の分からないお金というものを人間が持ち去らないように見張ってます。


…さて、神様(…と呼ばれてる存在)はどこにいったのでしょう?



↓お犬さんも何か言いたげです…




↓さて…そろそろ帰ろう…うっっ眩しいっっorz




↓こんな顔をしたロボットがどこかのアニメでいたような…



門になってる口から人間達を吸ったり吐いたりしています。


↓怪しげにライトアップされた福神さん…




「ククク…オ前ニ福ヲアゲルヨ…」



「ソノ代ワリ、オ前ノ魂ヲオクレ…ククク…」



↓おみくじを引いたら小吉でした




↓当たり障りのない内容で、考えた人は凄いと思います(笑)



一番面白かったのが「失物」の項目で、アドバイスは「落ち着いて探せ」…ってストレートすぎてメチャクチャ楽しかったです(笑)


↓本堂の脇から裏門に繋がってる道があります




↓裏にも小さな神社が沢山ありました









友達のお話ですと、地元の商工会ごとにこういう小さな神社を本堂裏に沢山作ってて、それぞれで祭ってるモノが違う…とのコトでした。


↓こちらはお稲荷さんが座ってました










超個人的なコト…なのですが、私はこのお稲荷さんが大好きです(笑)

地元の神社にもお稲荷さんが座ってるのですが、このちょこーんと座ってる姿が本当に愛らしくて良いですね

ぁぁぁ…お稲荷さん萌えるわ…


2012年もどうかよろしくお願いします

2012年も何とか動き出してもうお仕事や学校が始まってらっしゃるかと思いますが、まだまだ寒い日が続きそうですのでどうかみなさん暖かくしてお出かけくださいね♪♪

みなさんにとって2012年が良い年になりますようにお祈りしています

本当にまだまだ色々足りないブログでスミマセン…が、気が向きましたらまた見にきてあげてください…ですorz

こ…今年もよろしくお願いします