Deap Peace

イラストやデザイン、買ってみてよかったものや日常のちょっとした出来事をダラダラ書いていきます。

Shureの高解像度ヘッドフォン「SRH940」を更に高音質化!

2012-10-22 15:56:37 | 【デジモノ】家電
ひぃぃぃ…前回の記事からメチャクチャ期間が空いちゃってましたorzorz

ぅぅ…スミマセン…

実はうちのご近所にいつもうちのお店でお買い物をしてくださってるお爺ちゃんがいる…のですが、このお客様のPCが壊れた…って言うコトでそれを修理させて頂いたら本当にありがたい事にすっごい喜んで頂けた…のですが、工賃、パーツ代だけ請求…って言うお約束でしたのにその他に未熟な私にとっては分不相応な謝礼金を持って来られて、それはお受け取り出来ません…って丁重にお断りしたら「では私の心ばかりのお礼として、私の一族のパソコンのメンテナンスは貴方にお願いするように言っておくけど、それなら良いかな?」って私は社交辞令で仰られたのだと思って軽くOKしちゃったら…リアルでその一族の方々がPCを持ち込まれて、最近は半分PCショップみたいになってる状態ですorz

ぅ…何この忙しさは…


Shureの高解像度ヘッドフォン「SRH940」を高音質化させてみよう!

…って言うコトで久しぶりの記事がこんなどーしようもない記事でスミマセン…のですが、前に買ってきてましたShureの「SRH940」…について書いてみたいと思いますorz

元々ShureのSRH940ヘッドフォンは標準でも本当に高解像度で高音質な鳴り方をしてくれてて、タブレットやスマートフォンでもコレを差し込むだけで「えぇええこ…こんなにこのタブレットは高音質だったっけ?」…って言うくらい良い音を出してくれるのですが、先日オーディオマニアの先輩と秋葉原で音響話で盛り上がってた時に一言「SRH940はケーブルを換えるだけで全然違った音が出るらしいよ…」ってその先輩が言ってて、ちょっと気になりましたので帰ってきてから色々調べてみたら結構高い…のが分かりましたので、それだったら自分で作っちゃったほうが良さそうかなぁ…って思って作ってみました…ので、今回はその作成日記的な感じで書いてみたいと思います


極太の銀メッキテフロンケーブルで音が超立体に!

今回も秋葉原の電線屋さんで買ってきました銀メッキテフロンケーブルを使ってみた…のですが、ケーブルで音が変わる…って言うかヘッドフォンを間違っちゃったんじゃないの…って言うくらい音が変わってビックリしてしまいました(笑)

SRH940を買ったときに標準で付いてくるカールコードで試聴してた時には音は粒子状にキラキラ・ふわっとしてる感じで、私とかDENONのヘッドフォン好きな方には本当に好まれる傾向…だったのですが、元々音にパンチが効きやすい銀メッキ銅線…それも絶縁では評価の高いテフロンで巻いてるコトもあったり…で、ものすっごい筋肉質で立体的な音になって、標準ケーブルが2Dだとすると今回作ったケーブルは3D…くらいの違いが出ました♪♪

このケーブルを先週は先輩のところに持っていってみたら、「私のUltrasone Edition 9も相当ガチムチな音がしてると思ってたけど、こりゃガチムチ具合ならEdition 9に迫ってるね…でも音が立体的でリアル過ぎて逆にキモい」…って言ってました(笑)

た…確かに音が立体的でリアルになりました分、このブログで追求してる音像浴…みたいな心地よいリスニングとは真逆の方向に飛んでしまいましたが、数千円の投資でヘッドフォンが別物になった感覚が得られたのは私的には大満足でした♪♪


ここから写真で手順を解説していきます

…って言うコトでココからはいつもの写真を交えて色々ご紹介してみたいと思います♪♪


※この記事の画像も全部クリックで拡大できます


↓こちらが標準構成のShure製ヘッドフォン「SRH940」になります♪




↓こちらが標準ケーブルで、途中くるくると螺旋状に回るカールコード仕様になってます。




↓こちらがそれぞれのジャックになります



ハウジング側がステレオ2.5のミニミニジャックになってて、プレイヤー側が一般的な3.5ステレオミニジャックになっています。


↓こちらがプレイヤー側の3.5ステレオミニプラグです。



一部のアンプやプレイヤーは標準フォンプラグを採用してますが、殆どのポータブルプレイヤーやTVとかはこちらの3.5ステレオミニプラグで繋がります。


↓こちらがヘッドフォン側の2.5ステレオミニミニプラグです。



パッと見は秋葉原の電子パーツ街で結構置いてる2.5ステレオミニミニプラグ…っぽい…のですが、実は標準の2.5ステレオミニミニでは加工しないとこのShureのヘッドフォンには入りませんorz


↓…って言うのはこの逆転防止ラッチがキーになってて、




↓ヘッドフォン側もそれに対応した形になってますので



一般的な丸型の2.5ステレオミニミニプラグではちゃんと差し込めないようになってますorz

これを解決するためには

1.ヘッドフォン側を削って標準の丸型にする
この方法を取ると、どこの会社の2.5ステレオミニミニプラグでも差し込めるようになりまますが、ヘッドフォンの保証が切れますorz

2.ケーブル側を削って逆転防止ラッチを付ける
一般的にはこちらの方法を取ります。この方法であればヘッドフォン側が故障してもそのまま標準構成に戻して修理に出せば保証が効きます。

…って言う2通りの方法がありますが、私はどうしても保証を切らせたくはありませんでしたので今回はケーブル側を削って加工していきたいと思いますorz


↓今回は色々テストしてみたかった…のもありましたので、秋葉原のオヤイデ電気さんでオリジナル銀メッキ2.5ステレオミニミニプラグ(左)と、汎用2.5ステレオミニミニ(右)を購入してきました♪♪




↓3.5ステレオミニプラグは同じくオヤイデ電気さんで売ってたカナレ電気製ステレオミニプラグ「F12」を使います



カナレのステレオミニはそのフォルムもありますが、ジャックに差し込んだ時に遊びのスペースが一切出ないところがすっごくて、差込不良みたいなトラブルが少ないところがすっごいお気に入りだったりします♪♪


↓まずは使うケーブルを選択します



写真一番左から時計回りに銀メッキテフロン線(寄線)3.5sq、銀メッキテフロン線(単線)1.0sq、銀メッキテフロン線(寄線)2.5sq、銀メッキテフロン線(寄線)1.25sqになります♪♪


↓銀メッキテフロン線は輝きが本当に美しいですね



左が3.5sq、右が2.5sqになります


↓最初はこちらの3.5sqを使おうかなぁ…って思ってたのですが



試しに2.5ステレオミニの端子に入れてみたら2本繋げるスペースはありませんでしたので、今回はその下の2.5sqを使っていきますorz


↓こちらが2.5sqの銀メッキテフロン線です



3.5sqに比べるとちょっと細め…ですが、これでも一般のビニール皮膜線で言うと倍のクラス並みの電導効率があるとか…らしいです


↓フラックスを用意します



うちにあったのが板金用…だけ…でしたので(元々ノートPCの高効率バッテリーを作る時にしか使ってませんでしたので…)、本来は銀メッキ製品用のがあればベストですね


↓半田は太陽電機産業株式会社さんの「SE-0AG08」を使います



銀が入ってますので銀メッキ製品を半田付けする時にはもう必須アイテムですね♪♪


↓道具が揃ったらまずは2.5ステレオミニミニプラグを分解します。




↓プラグの根元の丸くなってる部分をヤスリで削って平らにします。




↓両側ともこんな感じにします






↓2.5ステレオミニミニの半田位置はこんな感じになってます♪



写真左のピンがR、右のピンがL、そして手前側に穴の開いた部分がグランド(アース)になります

実は同じ角度で見た場合、カナレの3.5ステレオミニプラグの場合には左からR、中央がL、手前がグランド…って逆転しがち…ですので、基本は「中央から伸びてるピンがL」…って覚えておくと間違えにくいですね

2012年10月30日記事訂正のお詫び

この上のコラムで「真ん中から伸びてるピンがR」と言う表記をしてましたが、正しくは「真ん中から伸びてるピンがL」でした…orzorz

メチャクチャなコトを書いてしまいまして本当にスミマセンでした



↓次にケーブル先端の皮膜を剥がします



テフロンケーブルはシリコンやビニール素材と違って結構硬いので、思わず力を入れて剥がそうとするとケーブルごと切っちゃったりしますので注意してくださいorz


↓こういうシールドストリッパー付きの工具があるとちょっと便利ですよ♪♪




↓…で…では作業に取り掛かりたいと思います



あ…あの…私は本当に半田付けがド下手…ですので、半田付けに慣れてらっしゃる方々から見たらもう酷い有様…ですのでテキトーに笑ってあげてください…ですorz

まずは半田付けしたい部分にフラックスを垂らします。


↓次に呼び水となるようにそこに半田を少し落とします。



この時同時にケーブルの先端にもちょっとだけフラックスを垂らしてあげてください。


↓まずはグランドを接続します



ぁぁ…なんかもうすでに黒い煤みたいのが出ちゃってるし…orz


↓次にRを接続します




↓次にテンポよくLも接続します




↓次にちょっと短めに熱収縮チューブを切ります。



今回使いますのは50パーセント収縮の4mmタイプです。


↓取りあえずこんな感じで接続した端子を覆うように被せておきます。



まだ絶対にこの時点では収縮させないようにしてください

後で音を確認しながらちょっとずつ収縮させていきますので、今のところはこんな感じで大丈夫です

この時点でこういう手順で熱収縮チューブを全部入れてしまってください。







こんな感じでもう後は反対側を閉じちゃっても忘れ物がないようにしておかないといけませんorz

…って言うのはズボラな私は何回かケーブルの両端を閉じちゃった後で「あ…どうしよう…この熱収縮チューブ…ぁぁ…orz」って困ったコトがありましたので、い…一応書いてみましたorzorz

あ、後スミマセン…ちょっと図解に入れ忘れちゃってましたが、この2.5sqテフロンケーブルでしたらギリギリカバーが付けられますので、ジャックカバーも忘れずに入れておいてくださいorz

ぅ…忘れ物だらけですね


↓次にカナレの3.5ステレオミニプラグを展開して、さっきと同じようにフラックスを垂らします。




↓こちらもさっきと同じように半田を垂らしておきます



このタイミングでやっぱりさっきと同じようにケーブル側にもフラックスを垂らしておいてください。


↓こちらもさっきと同じ要領でテンポ良く接続していきます。



こちらは真ん中から出てるピン(L)は写真右側のケーブルですので、接続する位置を間違わないようにしてください…ですorz


↓こちらもさっきと同じように熱収縮チューブを被せて仮止めしてください。



一応この時点で一旦ヘッドフォンと音の出るプレイヤーに接続して、音が出ているかどうかのチェックとこの音色を覚えておいてください

その後、熱収縮チューブの上からゆっくりと半田ごてを当ててチューブを収縮させてください。

そしてまたヘッドフォンに接続して音が出ているかのチェックと、さっきの音色から音に変化がないかをチェックしてください


↓と…取り合えずケーブルが完成しました





2.5ステレオミニミニプラグはカバーを閉じることが出来ませんので今回はガムテープでテキトーに補強しておきますorz

この状態でも一応音は出ます…のですがまだパテとかで逆転防止ラッチを作成してませんのでメチャクチャケーブルが抜け落ちやすくなってしまってますorzorz


↓そ…そして最大の問題が…



ケーブルが硬いせいでZEN X-Fi3くらいの小型DAPでしたらケーブルだけで空中に直立させられるコト…ですねorz

実はこの銀メッキテフロンケーブルの3.5sqはさらにこれよりも硬くて、電導効率は最強クラスですが取り回しの難しさも最強クラスですので使いどころには要注意ですね


自分だけのケーブルで自分だけの音質に変わる面白さ!

…って言うコトでいつもの全然まとま…ってないまとめ…ですorz

今回ちょっとした気持ちでリケーブルしてみたSRH940ですが、ケーブル一本でこれだけ音の印象が変わるのは本当に面白いなぁ…って思いました

アナログはデジタルと違ってちょっとした素材や環境で音が変化するのでちょっと生き物っぽくて楽しいですね

確かにSRH940みたいに世界的にもメジャーなヘッドフォンだとリケーブル用の高価なアクセサリは沢山出てるのですが、他人から「これが高音質ですよ」って押し着せられたような高音質じゃなくって、ケーブルの質とか太さとかを色々換えて自分だけのお気に入りの音を探していくのは何だかとっても音に対して前向きになれる…って言うコトなのかなぁ…って思ってみました

なん…って言ったら良い…のでしょうか…むー…わ…私のボキャブラリーが少なくってとても恥ずかしい…のですが、作ってる時のこう…ワクワク感??そういうのが本当に楽しくって、秋葉原の電線屋さんの前でズラリと並んだケーブルを眺めながら「あー…あの太いケーブルに変えたらちょっと濃い音がしそう…」とか「むー…皮膜素材でも音質に違いが出るのかなぁ…」って、そういう妄想をフワフワ~って浮かべながら予算と相談して「今月はコレ!」みたいに買っていっていって気に入った音が出たり出なかったり、今回みたいに絶対的にお気に入りな音は出なくってもお気に入りのヘッドフォンの別の側面が感じ取れたり…って言うのは何か生きる活力が湧いてきますね(笑)


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Shureの超高解像度ヘッドフォン「SRH940」の耐久性
SRH940の相次ぐアーム部分の自然故障報告…それが本当にユーザーの不備でそうなってるのかそれともヘッドフォンそのものに致命的欠陥があるのかを色々な角度から考えてみました

CEATEC JAPAN 2012 in 幕張メッセに行ってきました!

2012-10-09 00:48:12 | 日記
東京もようやく気温が下がってきてちょっと寒くなってきましたね

みなさんのところはいかがでしょう?

うちのお客様も結構風邪を引いてる方が多いですので、どうかみなさんもお体に気をつけて良い連休をお過ごしくださいね♪♪


CEATEC 2012 in 幕張メッセに行ってきました!

2012年10月3日~6日まで開催されてました最先端電子機器の祭典CEATEC JAPAN 2012に10月3日に行ってきましたので、それのレポートみたいなのをしてみたいと思います♪♪

日本国内でも色々な電子機器の祭典があったりしてて、その中でもCEATECはPCやスマートフォンみたいな端末だけじゃなく色々な生活家電、ロボット技術…みたいな「電気」に関係する色々な機器の最先端技術が一堂に会す場所でもあったりしてて、電子機器好きにはメチャクチャわくわくするイベントだったりします

今回は一般入場が開始された10月3日に突撃してきましたのでそちらのレポートをしてみますね♪♪


※この記事の写真もクリックで拡大できます


今回レポートで使ったカメラはCasioのHighspeed Exilim「EX-ZR200」!

…って言うコトでまずは今回の撮影に使いましたカメラはこの前買ってきてたCasioのHigh Speed Exilim「EX-ZR200」をチョイスしてみました♪♪

とにかく足を使って広い会場内をグルグル回りますので出来るだけ沢山の写真をテンポ良く撮りたかった…って言うのがありましたので、サクサク撮れて処理が速くてそこそこの画質…のEX-ZR200をチョイスして持って行きました

今回の写真は色々レタッチをしちゃってる関係で全然生の写真データではありませんが、レタッチをしても画面が崩れにくかったのはちょっと嬉しかったです♪♪


ココからは殆ど写真になります

…って言うコトで日記みたいな感じでどんどん写真を貼り付けていってみたいと思います


↓まずは到着しました京葉線海浜幕張駅



この日はあいにくの雨で結構寒かったです


↓幕張メッセに向かって歩きます



水曜日だしあんまり人はいないかなぁ…って思ってましたが、スーツ姿の方々が雨にも関わらずゾロゾロと列を作ってました…み…みなさんお仕事お疲れ様ですorz


↓到着しました幕張メッセ!




↓ちょ…ちょっとお昼ご飯食べずに来ちゃいましたのでこちらで何か昼食をとりますorz




↓実はこの黄色と青のバンのお店の店長さんがうちのお店のお客様だったりします(笑)





こちらのお店は麻布食堂さんで、あつかましくもこちらのお店のPCは私がメンテナンスをさせて頂いてて、丁度前日にうちのお店にご来店された時に出展してらっしゃる…って聴いてそれで水曜日に行く事になりました

さ…最初露天販売をしてらっしゃる…って言うのでちょっと怖いスジの方かと思ってた…のですが、実は10年以上フランス料理店のコックさんを勤めた後に思い切って個人でケータリングカーだけで色々なイベントに乗り出すことになったみたいです。

時々試作品のお料理とかをご馳走頂いてて、それがどれも本当に美味しかったですので「こ…こんなに美味しく作れるのにお店を持たないのですか?」って尋ねてみたら、「実際にコック時代には個人のお店を持とうとも考えたんだけど、お店の名前が売れてくるとお客様はその名前だけで何を出しても美味しいって仰ってくださる。僕たちもそう仰って頂けるようにちゃんと作ってるんだけど、それは料理人にとって悲しいことでもあってね、時にはマズイなんて感想もあっても良いと思うんだ。だから看板を捨ててケータリングカーでの販売にしたんだ。これだと時には凄い厳しい指摘を受けることもあるけど、それは料理人にとってとても嬉しいことなんだ。いつも自分が出す料理がお客様にとって美味しいとは限らないからね、それが勉強できて良いよ」って仰っててちょっと感動しましたので、今回は実際に出展されてる店舗に行ってみたいなぁ…っていう気持ちになって今回はCEATECに行く事になりました♪♪

この日はもう忙しい時間が終わってもう閉会を待つだけ…でしたみたいで、鳥マヨ丼を注文してみたら「わぉっ!本当に来てくれるなんて思ってなかったからビックリしたよ!良く来てくれました!」って何故か1種類のお値段で全種類の相盛りを出してくださって、中でもカレーがメチャクチャ美味しかったです♪♪

ご馳走様でした~

この麻布食堂さんのカレーは私も裏舞台を見せていただいてますがもう本当に大変なコトになってて、次の日のお天気や出展場所の気候を前日に調べてそれに合わせてスパイスを独自調合するところから始まってました…ので、カレーだけでも一日掛りみたいですね

噛んでると途中でスパイスの実がそのまま入ってて、それを噛むとすっごい爽やかな香りが広がってて「うわぁこれ本当に美味しいです!」って言ったら「ありがとうございます!今日は曇りで湿度が高めでしょう?だからスパイスは粗引き~そのまま入れるコトにしたんですよ。これからイベントに参加される方は皆さん歩きますので、そうした方が歩いてるうちにお腹がもたれずに済むのですよ」って仰ってて、本当にすっごいと思いました


↓他にも色々なお店が出てました




↓お昼ごはんも食べましたので会場入りしたいと思います♪




↓会場に入ってまず見ましたのがCD-Rの生みの親でもあります太陽誘電さんです♪




↓そこの目の前は日本ケミコンさんのブースです



日本ケミコンさんと言えば自作電子機器とかでも「迷ったら日ケミ買っておけば間違いない!」…って言うくらい信頼のあるブランドだったりしてますね♪


↓太陽誘電さんのブースではクイズ形式でBluetooth Low Energyのデモが行われてました。



無線化は凄く便利な反面、通信に使われる消費電力は特に携帯機器にとって大きな問題になってきてますので、色々な形で消費電力を少なく出来ればもっと無線化も楽になりそうですよね♪


↓その他色々な新開発機器が並んでました




↓中でも私の目が釘付けになったのはこちらのコーナーでした(笑)




↓一見するとただの12cm光学ディスクですが…



最初こちらのスタッフさんに「コレは…新しいブルーレイみたいなディスクですか?」って尋ねてみたら、おもむろに回転中のドライブからディスクを取り出してくださって、「光学ディスク…には違いありませんが、いかがでしょう?この薄さ」…って手にしたディスクはペラッペラのフィルムで、私もフツーのCDみたいな盤面を想像してただけにその薄さにはビックリでした(笑)

今までの光学ディスクは大容量化がある種第一目標みたいになってたせいで、せっかくHDD並みの大容量を実現できても読み出し/書き出し速度があんまり追いついてなかったのですが、この太陽誘電さんの新開発ディスクだと何層にもこの薄いフィルムを重ねるコトで大容量化…は当たり前としてそれらをHDDで言うRAIDみたいな状態に出来るので、一昔前のHDD並みの読み出し/書き出し速度が出る…みたいです。

フラッシュメモリ系に押されてもうこういう光学ディスクは一部の売り切り専用読み出しメディアを中心に残っていくのかも…って頭がありましただけに、まさかここに来てHDD並みの読み出し/書き込み速度の光学ディスクが開発されたコトに驚きました


↓そしてその近くでは一際目を引く音響機器を出品されてるタムラ製作所さんのブースが…




↓す…凄いアンプです…







安定感のある音は安定したトランスがこういうアンプには不可欠ですので、音楽ファンとしても日本のこういう会社にはがんばって欲しいなぁ…って思いました


↓こちらは一際大きなLEDブロックのデモをしてるコーデンシ株式会社さんです



あんまりにも大きなディスプレイでしたのでビックリしてしまいましたが、モニタのバックライトを作ってらっしゃるみたいで、これだけ大きなディスプレイになってもどの位置のバックライトも均一な光を出してる辺りが日本の技術だなぁ…って見とれてしまいました♪


↓こちらは東京理科大小林研究室さんのマッスルスーツデモです♪



こちらは実際に試着ができて、ビジネスマンの方が重たい荷物をこのスーツを着ながら楽々上げてました♪

うちもおばあちゃんも最近腰の調子があんまり良くないみたいですが、ご年配者の方ほど腰や足のちょっとした不調から寝たきりになっちゃったり…っていうケースがありますので、こういった補助器具がこれから沢山開発されていけばもしかしたら寝たきりになるご年配者も少なくなるのかも…って思いました♪


↓こちらは住友スリーエムさんのブースです



このデモでは「視線予測サービス」を説明してて、WEB上のサービスからクライアントが部屋の間取り図、装飾品の色や形などのデータ、配置予定案を入力するとお客様がどういうデザインのモノを一番最初に見て、どのデザインのモノに注目するかを算出してくれるサービスみたいです…それによってクライアントが一番見せたいものを効果的にお客様に見せることができる…らしいです…

い…今までこういうのは専門のデザイナーが一軒一軒考えてたモノ…でしたが、とうとうコンピュータが判断する時代になってきたのですね


↓ち…千葉…



詳しくは見てませんが、多分千葉…に関係する技術が展示されてた…と…思います


敬愛する天皇陛下を馬鹿にした韓国がブースを出してますが、案の定誰も見ていません…って言うか近づきもしません(笑)



韓国の有名な技術って言えば、日本人女性をレイプするコトと、後は放火と…後は…火病??

あ、あとこの間凄い騒動になってた糞尿まみれの輸出食品とかもありましたね(笑)

この日は謝罪と賠償でも求めにいらしたのでしょうか?


↓AUのブースまで来ると私服を着てる一般の方が結構見られました♪



他のブースでは結構ビジネスマンの方が多かったので私みたいな一般人が何だか場違いな感じもしてた…のですがちょっとホッとしました(笑)


↓こちらはシャープさんのブースです



すっごい大きなブースですね


↓一見するとガラス張りのショールームみたいですが…



実はこのガラス自体が太陽光発電パネルになってるみたいで、今まで太陽光発電…って言ったら屋根とか屋外に大きな専用パネルを取り付けてるイメージがありましたのでちょっとビックリしてしまいました


↓あと、この説明書きは最初あんまりにもキレイですので印刷媒体かと思ってたら…



TV用のパネルにモニタとして出力されてるみたいで、さりげないですがすっごいコトだわ…って感心してしまいました♪♪


↓ショールームに入るとCMが流れてました











モニタが本当にキレイですので、ちょっとしたシアターみたいな雰囲気になっててちょっと感動でした♪


↓ガラスに近づいてみると実は黒い線が入ってて、コレが太陽光パネルになるみたいです




↓ガラス型太陽光パネルの使用例です



シャープの方曰く、「今までの太陽光パネルだと殆どリフォームのような大工事が必要でしたが、これなら窓を置き換えるだけですので簡単に置き換えられます」…とのコトで、私もコレは本当に凄い…って思いましたが、まだ作れるのは日本の一部だけにしか無いみたいで、それも技術者が手作り…みたいな工程が結構大きいために大量生産は出来ないみたいですorz

…でもこういうのは結構需要がありそうですので、これからの発展が本当に楽しみになってきますね♪♪

…ところで余談ですが、このデモンストレーションを見ながら思ってたのですが、この女性のスタッフさん…この狭いスペースでずっと笑顔を作って手を振ってらっしゃいました…ぜ…絶対に私には無理な仕事ですので本当に凄いと思いました


↓こちらはそれのベランダバージョンです



ベランダの柵をそのまま太陽光パネルに出来るのはすっごい…ですが、窓ガラスと違ってベランダは風の強い日に植木鉢が倒れてあたっちゃったりするコトが多いのですが、強度面ではどうなってるのかがちょっと心配になりました


↓こちらもお馴染みのDocomoブースです




↓こちらは三菱電機さんのブースです



閉会間際にも関わらず新型スピーカーの体験ルームは10分待ちの列を作ってるほど賑わってて、私ももうちょっと早く来ていれば並んでたのに…ってちょっと残念でしたorz


↓こちらの看板…は一見するとよく喫茶店とかの軒先にある看板ですが…




↓実は中にモニタが組み込まれてました



手書き看板の良いところはその日その日のオススメメニューとかを開店前にすぐ書き換えられる所…ですが、そこに映像という要素が加わることでもっとお客様へはアピール出来そうですよね♪♪

実はこの看板は実際に秋葉原の一部店舗さんでももう使われてたりしてて、やっぱり映像が流れてるので思わずお店の前で足を止めてしまいます


↓こちらはフルモニタの看板です



フツーの看板くらいのサイズしかありませんので、すぐに既存の看板をリプレースできるところはすっごい便利そうですね♪


↓ブースのトップは三菱電機さんのOLEDのデモです



今までの有機ELディスプレイは大型化が難しい…なんて言われてましたが、このデモを見てるとそれが何の問題でしたのか忘れそうなくらいキレイに大画面化されてました


す…スミマセン…1記事辺りの投稿制限に引っかかってしまいましたので、次の記事に続きますorzorz

CEATEC JAPAN 2012 in 幕張メッセに行ってきました!×2

2012-10-08 23:30:12 | 日記
ぅ…スミマセン…前記事からの続きです


Sony Mobileブースで冬モデルのXperiaが展示されてました!

…って言うコトで10月3日のCEATEC JAPAN in 幕張メッセでは一番私が見たかった冬モデルの新しいXperiaの実機…でした

携帯関連会社の先輩や友達からはもう来年のモデルまで大体の情報は教えてもらってて、こ…こんなネットの片隅ブログで公開してもあんまり市場への影響力はないと思ってましたが色々秘密にしておかないといけないコトとかも多かった…ので、公開したい…けど出来ないジレンマに駆られてましたが、取り合えずCEATEC…って言うイベントを通じてそのうちの一つ、今年の冬モデルXperiaについて少しご紹介するコトが出来てちょっとホッとしてます(笑)

一応、Xperiaのこれからの流れですが今年の冬モデルとして出てきますXperiaはSONYの方曰く「純粋なArcの後継として考えてる」…っとのコトで、薄さはXperia Arcと殆ど同じくらいに、スペックはXperia NXのをそのまま継承して一部Walkmanからの技術も流用して…って言うのがコンセプトになってるみたいです。

一応Xperiaの系譜としては、初代Xperia(Xperia X10)、Xperia NX(Xperia S)、2013年春予定のXperia(コレがとんでもない進化を遂げてて驚きました…と…取り合えず今Xperia NXを使ってらっしゃる方は絶対に来年の春を待った方が良いと思います)…って言う流れがXperia X10の純粋な系譜で、Xperia Arc、Xperia GX、Xperia V(2012年冬モデル)…がArc系の純粋な系譜になります。

私は今年の冬モデルもメチャクチャ興味があったのですが、来年のXperia NXの後継のお話を聞かせてもらってからはもう来年まで全然待てる気がしてます(笑)


↓今回最後のほうに立ち寄ったのがこちらのSonyブースです♪




↓Xperiaブースは女性も結構多かったです




こちらは海外モデルのXperia Jです



Xperia Jはまだ国内で販売されるルートが全然決まってません…ので、もしかしたら秋葉原の直輸入店くらいでしか入手できない可能性がありますが、純粋なArcのマイナーバージョンアップ版に当たっててCPU、画面解像度、画面サイズ等々がArcからマイナーチェンジされてて、大きく変化してる点はOSが4.0になってる点、ウォークマンから少し技術が入ってる点、カメラがXperia NXと同じ13Mになってる点の3点です。

持ってみた感じはArcに比べて気持ち薄く感じるかも…って言うくらいでしたが、動作の感じは殆どArcと変わりませんでしたorz

でもCPUのプロセスルールやその他のチップもどんどんプロセスルールが小さくなってますので、Arcと比べても全然電池の持ちは良くなってるみたいですよ


↓その他の角度から






↓奥に置いたのが私のXperia NXで、手前がXperia Jです。





前にNXを買った時の記事でも書いてましたが、やっぱりXperia Arcのデザインチームは本当に良いセンスを持ってますねorz


こちらは国内キャリアから発売が予定されてるXperia Vです



こちらがXperia Arcの純粋な後継として国内キャリアからも発売が予定されてるXperia Vです♪

国内ではグローバルモデル(Xperia V)とガラパゴスモデル(Xperia Vx)の2種類が登場するみたいで、グローバルモデルがまず先頭を切って秋~初冬に出てきてその後を追うようにガラパゴスモデルが販売される予定…みたいです。

Xperia Vはスペック的にはもう発売されてるXperia GXと殆ど同じなのですが、Arcの後継にふさわしいようにもっと軽量化を進めた結果、日本人の手にフィットしやすいように…って画面サイズを4.6から4.3インチに落としてて、このサイズもArcと全く同じサイズになります。

グローバルモデル、ガラパゴスモデル共に防水仕様になってて、ガラパゴスモデルをもう触ってた先輩曰く「私はガラパゴスモデルの方が格好良いと思うんだけど、Arcが好きな人には絶対グローバルモデルのXperia Vだと思う」って言ってました♪♪

持ってみた感じはXperia GXよりももっと薄くて、弧を描いてるラインが手にすっごい良くフィットするところも本当にArcっぽくってちょっと気持ちが傾きそうになってしまいました(笑)


↓こちらがそのXperia V(Black Color)です




↓横から見てみました



このキレイに弧を描いてるフォルムはArcファンならもう「あ!Arcのラインだ!」…って分かるくらい同じようなフォルムですよね♪♪


↓斜めからです




↓音量ボタン周りです



音量ボタン周りもビミョーに丸みを帯びたデザインになっててすっごい本体のフォルムとマッチしてますね♪


↓こちらはレッドモデルです



ローズレッド…って言う感じのマットな赤が本当に良い雰囲気でした♪♪


↓カメラとライト周りです



カメラとライト周りのデザインは背面の端っこについてたArc…よりも完全に初代、NXと同じ真ん中に搭載するデザインになってるみたいですね♪


↓背面スピーカー周りです



フォルムはArcっぽいのに背面デザインは完全にXperia NXから引き継いでるのが凄く親しみがいがありました


↓最後は周辺機器とかを作ってらっしゃる加賀ハイテックさんのブースをちょっと覗いて…




↓閉館の時間が来ましたので帰路に着きます






日本の素晴らしい技術満載で大満足のCEATEC JAPAN 2012 in 幕張メッセでした♪

…って言うコトで今年のCEATEC JAPANでしたが、とにかく色々な日本の素晴らしい最先端技術が色々覗けて本当に面白かったです♪♪

また来年も時間が許せば行きたいなぁ…って思いました

ZEN Touch2 + HA-1 + AH-D1100でもっと音像浴★

2012-10-07 00:57:05 | 【デジモノ】Creative ZiiO、ZEN Touch2
す…すっかりブログの更新が遅くなってしまいました…ぅぅ…スミマセンorzorz

ココのところ立て続けにお客様方のPCが不調になってしまってました関係で毎日それの修理と対応に当たってしまってました

でも私自身では絶対に買いませんメーカー製のデスクトップを沢山バラせる良い機会でしたので色々勉強になるところも大きくて、私的には金額的な利益よりもそっちの方がすごく良かったここ2週間だったかなぁ…って思いました♪♪

今日から3連休の方も結構いらっしゃると思いますが、皆さんの連休が良いものになりますようお祈りしています


手作り&Made in JAPANが売りのポータブルヘッドフォンアンプ「HA-1」が来た!

…って言うコトですっかりブログの更新は遅くなってしまってました…のですが(スミマセンorz)、その間にもちょこちょこ新調してたモノがあったりしてて、それが手作り&Made in JAPANが売りのMHaudio製「HA-1」です♪♪

音楽を聴くスタイル…って本当に個人個人それぞれ全然違った趣向があったりしてて、重低音重視の方もいれば高音重視な方もいたり、あるいは機器を出来るだけコンパクトにまとめたい人もいれば逆に出来るだけスペースを広げたい人もいたり…って本当に十人十色…ですのがまた本当に面白いですよね

こちらのブログでは音像浴…って私の勝手な造語…ですが、仰々しく音を鳴らす感じじゃなく、もっとゆったりと気持ちよく、お仕事が終わった後のお風呂の湯船に浸かってるみたいな心地よい音を聴けたらなぁ…って言うのを音像浴…って呼んでて、それを目指してた…のですが、FiiOを使い出すようになってからは結構どのモデルも割りと仰々しく音を慣らしがち…でしたので、思い切って秋葉原のe-イヤホンさんで「良いのありません?」って尋ねた時に出していただいたのがこちらのHA-1でした♪♪


日本人の「和」が感じられる音

まずe-イヤホンさんで実際に紹介して頂いて試聴してみて感じたのは「あぁ、日本人の音だわ」って言う感覚…で、海外モデルにありがちな「私が主張したい音はコレです!」…って言うのが一切感じられない、まさに「和」な音で本当に感動してしまいました

他にも色々試聴させて頂いてたのですが、もう音像浴にふさわしいのはこれしかないわ…って思って即買いして帰ってきてしまいました(笑)

日本の古い芸術的な造詣…ってみんなそうですが、何かを激しく主張するようなビビッドな色合いだったり、もう観客がひっくり返るようなビックリアトラクションだったり…って言うのが無い代わりに、ちょっとした視線の片隅に佇んでて、ふと気がつくとそれが凄い芸術的なセンスで作られてるのがわかったり…みたいなそういう風景と一体化するような「和」の感性で作られてますが、このHA-1もそういう印象がすごいしています。

決して音に特徴のある主張があるワケでもなくって、ただただそこに心地の良い音が在るだけ…でも注意深く聴いてみると繊細で柔軟な音が調和してそういう音になってるんだ…って分かるような、そういう奥の深い音がしてます。

…ので、テクノとか打ち込み系の音よりも、本当に懐の深いクラシックの世界にゆったりとダイブしたい方向けな感じになってますね♪♪

昨日も丁度音楽大好きで家がクラシックCDで溢れ返ってる…って言う先輩と会ってたのですが、「これはクラシック聴かなくちゃ勿体無いね…」って言うほどクラシック向きな感じになってます(笑)

他にも洋楽ではCountryやFolk、Traditional Songみたいな情緒のある歌も本当にしっとりと聴かせてくれますね


ZEN Touch2、AH-D1100との相性バッチリ!





…って言うコトで本題(?)ですが、このブログのメイン記事にもなってますZEN Touch2と、DENONの「AH-D1100」には本当にベストマッチな感じで、元々AH-D1100も2年前のあの記事で書いてましたモノを今もお手入れを欠かさずに使ってますが、再生機器がZEN Touch2に変わってもこのHA-1を噛ませてる限りは全然このまま何年でもいけそうな気がしてます♪

高い解像度とバランスを持ってるZEN Touch2とそれを最大限に表現してくれるAH-D1100、そこにHA-1の調和の取れた音で私の音像浴は本当に満足のいく形になったような気がします


写真で見るMHaudio製「HA-1」

…って言うコトでココからは実際の写真とご一緒に見ていきたいと思います♪♪


※この記事の写真も全部クリックで拡大できます


こ…今回はシルバーモデルを購入したのですが、写真で撮ると黒い部分に合わせて撮影すると金属部分が完全に白飛びしちゃって、金属部分に合わせて撮影すると暗い部分が黒つぶれしちゃう…って言う結構難しい被写体でしたのでレタッチでちょっとだけHDR風にしてる…せい…で、全体的にくすんだ感じの色合いになっちゃってますが、本体のゴム部分は真っ黒…ですのが本物ですorz


↓まずは外箱です(笑)



この全然飾りっけのありません外箱が良いですね


↓中身もすっごいシンプルです(笑)



内容物はアンプ本体、保証書、説明書の3つだけ…です。


↓まずは保証書を完成させちゃいたいと思います♪




↓保証書に販売店のシールを張って、必要事項を記入したら完成です




↓こちらが本体です



一際大きな音量ダイヤルが目立ちますね♪


↓裏側には何もありません




↓後ろ側には電池の交換が簡単に出来るようにネジで止められてます。



でもこのネジの部分がよく考えられてるなぁ…って思ったのは、ネジの側面はゴムになっててちょっと大きめですので、外で電池がなくなっちゃってもその場で特殊な工具を使わなくても簡単に交換できるところですね♪♪

…そして万が一手が滑っちゃってたりしててもマイナスドライバーがあれば同じようにネジを回せるところは結構良く考えられてますね


↓金属部分はスクラッチ加工したみたいな感じになってます。



この金属はアルミの削り出し…って言う一番豪華な加工方法で作られてて、一般的にこういう箱型のモノをアルミ素材で作る場合には上半分と下半分を分けてプレスしちゃって、それをドッキングさせるコトで箱の形にするのが一番コストも掛からないですし一般的なのですが、削り出しになるとこの箱の外寸のアルミ角材を用意してそれを一気に削って箱型を抜き出していきますので、アルミのロスも大きくなって結構高コストになりますorz

…でも削り出しだと一般的なプレスのモノに比べて強度は段違いに高くって、日本みたいに夏と冬の気温差や湿度の差が激しいような環境下でも歪んだりすることが少ないのが特徴ですね♪

一般的にこういう金属の削り出し加工が求められるのは特殊作戦用の軍事用品や救助用品、介護用品、車のパーツ…みたいに命を預ける場所では必要とされてる要素ですが、ポータブルヘッドフォンアンプにそれを思いっきり使っちゃう辺りが素材へのこだわり…みたいな、やっぱり日本人らしさがすっごい出てますよね♪♪

そしてその上から多分これはアルマイト加工…かな…って思いますが、これも削り出し加工の後にアルミの箱を特殊な溶液のプールに入れて表面の硬度を上げる処理をします。

これもちゃんとした工場と技術者がいないとその溶液が偏って変な模様とかが出来ちゃったりしますので、この辺はやっぱり日本の工場が一番得意としてる分野ですね

ココまでの加工を個人で注文しようとすると、国内の町工場とかでも少量から受け付けてくれる…代わりに結構高額になってしまいますので、このHA-1もそんなに大量生産してなさそうな感じを見てみても本当に加工費用を結構かけてそう…な感じがしてます

こういうよくよく見てみると本当にすごい技術が詰まってる辺りにも日本人の魂が感じられますね♪♪


↓フロントアクセスもすっごいシンプルです





フロントは左からラインイン、ヘッドフォンジャック(ミニ)、ON/OFFスイッチ、音量ダイヤルの4つで構成されてます。


↓電池の交換の時は背面のこのネジを回します




↓両方外すと蓋が開きます




↓中には最初からお試し電池が入ってました




↓中はこんな感じになってました




↓こちらが最初から入ってたお試し用電池です…



じ…GPバッテリー…ってもしかして…


↓やっぱり100円ショップの電池でした(笑)




↓バッテリーはアンプの命でもありますので、ちゃんとしたメーカー品のを買ってきました♪



今回購入してきましたのはPanasonicのアルカリ乾電池9V形2本パック 6LR61XJ/2B…って言う電池です。

このHA-1の良いところはバッテリーの交換が簡単なコトもあったりしてて、例えば充電式のバッテリーだと外で使ってる時にその残量で音圧が左右されてしまってるせいで行き道はちゃんとした音で聞けてたのに、帰り道はちょっとおかしな音に聞こえちゃう…とかがありますが、乾電池式だともしも外で使ってて「あれ?ちょっと音圧が足りなくなってきたかな…??」って思ったらコンビニとかで新しい電池を買って付け替えればすぐに音圧が回復する所ですね

充電式だと他にはバッテリーの充電し忘れ…とかでせっかく良い音を出せるアンプが使えなかったりすることもありますが、乾電池式だとそういうのがありませんのでもしも電池がゼロの状態で家を出ても途中のコンビニで電池を買って付け替えればOKな所もすっごい便利ですね♪♪

他にも充電式のポータブルヘッドフォンアンプだと、リチウムポリマーやリチウムイオン電池は大体2年くらいでヘタってきますので必ず修理に出してバッテリー交換をしてもらう必要があったりしますが、乾電池式の場合には本体が本当にダメになるまでは修理にも出さなくて良い所も良いですね


↓左がPanasonicの6LR61XJで、右が100円ショップの乾電池です。



ちゃんとしたメーカー品のだとマイナス極に絶縁キャップが付いてるので、ちょっとだけ安心感がありますね♪♪


↓最近の乾電池はみんなタイやマレーシアでの生産なのですね…




↓端子を接続したら元に戻します




↓タップが傷まないようにねじ山にちょっとだけエーゼットさんの国産シリコングリスを塗りました♪




↓蓋を戻してネジを止めれば完成です




↓ONにするとブルーのLEDが光ります





銀色の金属独特の質感と、この目が覚めるような青いLEDの光は本当に良くマッチしてますね


↓…って言うコトで全部接続してみました





飛行機とかには絶対に乗せてくれなさそうなテロリストの起爆装置っぽいデザインになりましたorz


↓ふ…フロントから見るとちょっとだけ据え置き機…っぽい…かなぁ…とか…




↓ブルックナーの交響曲第八番で音あわせをしてみました♪♪



クラシックを聴く場合にはイコライザはOFFの状態でもZEN Touch2そのものが良い音響特性を持ってますので大丈夫そうですね♪♪


↓もうZEN Touch2も今年の12月で3年目を迎えます



震災を乗り越えた機種だけに、他のプレイヤーよりもやっぱり愛着みたいなモノが全然違うプレイヤーになりました(泣)

震災後の節電に協力して色々な電気機器をOFFにしてた時にも私の耳に音楽を届けてくれたのはZEN Touch2ですので、3年目を迎えてもまだ一緒に音楽を楽しんでいきたいなぁ…って、そんな風に思ってます


「和」の音像浴へようこそ

…って言うコトでいつもの無理やりすぎるまとめ…ですが(…いつもスミマセンorz)、今回のHA-1は久しぶりに「音楽」って言うモノを少し考えさせられるモノになりました。

「音」を「楽しむ」と書いて音楽…ですが、人それぞれ楽しみ方は千差万別で、王道もないし邪道もないし…って言うそれが音楽で、私が大好きでしたのは調和の取れた仰々しくない音の楽しみ方…で、このHA-1はそれを見事に再現してくれたのは本当に感動しました♪♪

耳を釘付けにするほどの主張もないし、迫り来る程の迫力もありませんが、そこに音がただただ在るコトを楽しめる…って言うのは本当にすごいコトなのかもしれないわ…って、HA-1を通して今もこうして音楽を聴きながら思ってみたりしました

久しぶりに大満足のお買い物が出来ました


Creative ZEN Touch2/ZiiO 7のブログ内リンク★
ZEN Touch2/ZiiO関係の記事も膨れ上がりそうですので、こちらで一括ターミナルしてます