mapio's STREETS OF MOVIE

観た映画の感想とそれから連想したアレコレ(ネタバレ有)。

大脳分裂-絶望からの帰還- SUBCONSCIOUS CRUELTY

2006年04月27日 | Weblog
監督:カリム・ハッサン
出演:ブレア・アッシャー
   イヴァイロ・フヌーブ
音楽:スズキ テルヒコ
ストックホルム国際映画祭正式出品
シッチェス国際映画祭正式出品
ブリュッセル国際ファンタスティック映画祭正式出品
ファンタスポルト映画祭正式出品
エスポー映画祭正式出品
マラガファンタジー映画祭正式出品作品

2000/カナダ/1h20m ☆

キャッチコピーに「映像表現のタブーを破り、映画はついにここまで辿り着いた!」とある。上に挙げた様に多くの映画祭に出品して「2000年カナダ政府正式"発禁”認定作品」とまで聞き、興味をそそられて見た次第です。始まっていきなり、暗闇に、アソコ丸出し(ノーカット!)で顔隠した全裸の女性が登場。全裸の女性の体をツツゥ~っとなぞる、真っ赤なマニキュアした指。一通りなぞり終えた後に、真っ赤なマニキュアの指がキラリと光るメスを握る!ツツゥ~っと下腹部を這うメス。 そして、じんわりと下腹部にメスを入れる!全裸の女性、多少反応する。ジワジワと下腹部から血が流れ出る。そして傷口に真っ赤なマニキュアの指が滑り込み、何かを引きずり出す。何と腹の中からズルリと出てきた腸のようなモノの先端にあるのは目玉!冒頭のこのシーンだけで何これ?と首を傾げる。内容は3話に分かれてどれも猟奇的な常軌を逸した話(例えば妹の出産を手伝ってた兄が生まれたばかりの赤ん坊の首を切り殺すばかりか、その首から流れる血を妹に浴びせてショック死させる、みたいな)でこれは苦手な映画である。同じカナダ出身監督ならデビッド・リンチや、デービッド・クローネンバーグの方が分かりやすくて好きである。


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