
1966年から68年にかけて、北九州に吉田初三郎ばりのパノラマ鳥瞰図を描く画家さんがいて、複数の高校に鳥瞰図(肉筆画)が遺ります。作風は二代目初三郎こと吉田朝太郎の1960年代の作風に近し、影響を受けたか、まさかの弟子か?初三郎は1940年代、熊本佐敷滞在中にお弟子さんを持っていた事が判ってますので、可能性あり。
特に1960年に朝太郎は「小倉市鳥瞰図」を描き、ホテル田川に滞在した事を突き止めています。「田川市(1958年)」「豊前市(1960)」「宮崎市(1963)」など、初三郎の没後に九州の作品は多し。その際に指導したり、作品制作を手伝ってもらった可能性は高いと思う訳です。
この作品は旧県立門司商業にあったもの、門司商業が大きく描かれてます。門司北高校も同様に同窓会の所有との事。たしか小倉高校にもあったかと。いずれも肉筆画、50周年の若戸大橋が大きく描かれてますが、当然関門橋はまだありません。詳細わかる方いないかな、念のため「思ひ出ステーション門司」の方に調査お願いしました。