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まい、ガーデン

しなしなと日々の暮らしを楽しんで・・・

レモンの木にレモン

2016-12-21 09:28:06 | 植物

そうだわ、今日は冬至だった。
空が晴れてあまりにも気持ちいいから忘れそう。
めずらしくかぼちゃもゆずもばっちり準備完了、夜に備えている。

「レモンの木にレモン」
当たり前ですよね。
レモンの木にリンゴが生ったらそれはまたそれですごい。

ってほかの果物の木を見てもそんなこと思わないのに、レモンの木を見るとなぜか毎年、
「レモンの木にはレモンが生るのね」と、ばかに納得してしまう。


バス道路に面している家にレモンの木発見が10月26日。
いやあ、レモンってなかなか色付かない、しぶとい。

昨日偵察。ようやく、ね。

見上げたら、びっしり。大きくて色つやよくて。内心どうするんだろうな、なんて余計なお世話。

帰り道はバス道路から逸れて。いつもの空き家のミカンの木偵察。
数本の木にはどれも地面に届かんばかりの大粒ミカン。

こちらも空き地に小粒のミカンびっしり。

ひとつも実らない我が家の未完の木が、おっとミカンの木が恨めしい。

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「あったかいね」

2016-12-20 08:55:52 | くらし

いいのよいいの、大掃除なんかしなくても、極小ミニ掃除くらいで十分。
なんて言い訳して。
昨日もぶらぶらふらふらそこら辺。

日曜日、同級生集まりがあって新宿まで出たからちゅっぱ宅に寄ったら、娘がひどい風邪で
ちゅっぱはお父さんと避難中で会えず。

だったので、正月に来るであろうちゅっぱの遊び道具を物色する目的もあったの。

大通りに面している公園 小山への道を上る

おっ、てっぺん正面に富士山が 一昨日よりはぼんやりしているけれど
駆け上がってきた保育園児たち 
「あっ、ふじさん!」 いっせいに ヤッホーだって かわいい

     

階段を下りて 息子や娘もお世話になった保育園のある団地を下ると 児童公園に

裸じゃ寒かろう  せめてもの   「あったかいね」「うん、あったかいね」

 
陽だまりでもう花開いてた *木瓜

安売り子ども洋品店でちゅっぱの大好きなアンパンマングッズを買って ひとまわりして
公園に戻ってみると

子どもたちはまだまだ遊びに夢中

 

11月中旬のぽかぽか陽気。小1時間のぶらぶらはしみじみとして。

 

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鉢植え地植え

2016-12-19 09:31:50 | 

佐渡生活5年の間に封印していた鉢植え。
水遣りを筆頭にそれなりのお手入れが必要だから、それをひとり生活の夫に頼むわけにもいかずの結果。
鉢植えで残したのはグラス類が数鉢だけ。
あとはほっておいても逞しく育っていく地植えの*シラーとか*ホトトギスとか。
月に一度帰ってみると、狭い庭をそれでも彩っていてくれた。感謝。

この際もう鉢植えはしない、と決めていたのに。
庭がさびしくなると自分を見ているようで彩が欲しくなる。
去年までは、春の楽しみを想像しているだけで葉っぱ庭もよし、としていたのにね。あれま。

 

そんなわけで、ほんの少しの賑わい。鉢植え。

*ストック 優しい色が長く長く楽しめる

 *レースラベンダーとミニバラ 

  

苗を植えたばかり この後アドバイス通りに花も蕾も摘んだらしばらくしてたくさんの花が咲き出した 

  

遅刻友宅から嫁入りした*アリッサムは丈夫    プランターに少しおすそ分けしても勢いよし  

 

摘んでも摘んでも辛抱強く可愛い花を咲かせる*ヒメツルソバ
そうだ、この方も私の留守を守ってくれていたんだわ。 

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『最初の質問』

2016-12-18 08:54:46 | 

絵本・詩・短歌・俳句(俳句はたまにぱっといいなと思うときはある)このジャンルが無粋な私にはとても苦手。
なんといっても短い言葉に凝縮した向うの意味が解せない。
だからどうしても敬遠してしまう。

『最初の質問』 詩・長田弘  絵・いせひでこ  
たまたま観たTVで柳田邦男さんがいま「絵本の読み聞かせ」の活動をしていると言ってた時、手にしていた1冊。
最初のページ、柳田さんが

 今日あなたは空を見上げましたか。
 空は遠かったですか、近かったですか。

と朗読した時、胸が詰まってしまった。

はい、見ました。けれど遠かったか近かったかは分かりません。なんて答えたりして。
速攻で買おうと。アマゾンでぽちっとしようと思ったりもしたけれど、やはり手に取ってからと。
なかなかなくてようやく一昨昨日手に入れた。


 雲はどんな形をしていましたか。
 風はどんなにおいがしましたか。
 あなたにとって、いい一日とはどんな一日ですか。

いい一日に、と願うけれど、さて私にとっていい一日ってどんな1日なんだろう、思い浮かばない。
 
 樫の木の下で、あるいは欅の木の下で、立ち止まったことがありますか。
はい、あります。  
  

 「美しい」と、あなたがためらわず言えるものは何ですか。
 好きな花を七つ、挙げられますか。
 あなたにとって「わたしたち」というのは、だれですか。
答えられそうでいながらなかなか難しくて答えは出てきません。

 上手に年を取ることができると思いますか。
そうしたいと願っているのですが ・・・

  問いと答えと、今あなたにとって必要なのはどっちですか。
  これだけはしないと心に決めていることがありますか。

  いちばんしたいことは何ですか。
  時代は言葉をないがしろにしている。
  あなたは言葉を信じていますか。

詩は全文掲載していません。が、どの問いかけにも明確に答えられない自分に愕然として。
昨日から何回もページをめくって、伊勢さんの絵をじっと見て(素晴らしいの)浸っています。
毎日開いて何回も自分に問いかける『詩』と『絵』になりそうです。

読み聞かせ 『最初の質問』

https://www.youtube.com/embed/YPijhuXSYpA

 

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街をデジブラ

2016-12-17 09:06:53 | 自然・風景

ブラタモリ・ぶらり途中下車の旅等々。
「ぶらり」っていい言葉ね。
そこで「デジブラ」
どなたかのブログを見ていたらあった言葉。
おおーっいいね気に入ったわ、とばかりに無断借用で。ごめんなさい。

ちょうどためおき写真もなくなってきたことだし、天気はいいし空気はヒヤッとしているし。
絶好の散歩日和、「デジブラ」日和。
いつも原チャリ通過で立ち寄らない公園に。

この街ができる前はうっそうとした小山で、子供たちが冒険するには格好の場所だったのに。
あまりの薄暗さに危険だということで、小山を少し残し後はグラウンドと児童公園、小公園」に変身。

家から7,8分で

 児童公園入口に

 夏は日陰を作ってくれるケヤキ

 小山の面影が残る階段上って

 振り返れば大団地

 ここも木々が生い茂っていた

 ユッカの向うはわが街

 下り坂を降りての小公園
風が通らない陽だまりなので 読書する人お弁当食べる人

そのまま街に向かって団地を通り抜けて大通りを突き抜け反対側の団地へ

 一画にヤツデの花

  ウフフ くすっ 落し物なのかそれとも?

 街路樹のユリノキも冬仕様

 

約40分のデジブラで。なかなかでした。

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命の営み

2016-12-16 09:54:22 | くらし

6時過ぎてもまだ暗い。
早寝早起きの夫は4時ごろには起きて和室の雨戸を開ける。
もっと遅くていいんじゃないのと言っても開ける。

その6時過ぎ階下に下りて行ったら和室の畳が明るい。
外を見ると。月の光が差し込んでいたのね。

 
6時9分                           6時35分

大本命1階のレースカーテンの洗濯を終えたので、本日の業務は全て完了よ。
後はお得意のちんたらちんたら。

この方はそうはいかない。(嫌いな方はここからは端折って下さいね)

 

 

 11月26日

写真撮ったのはその日だけれど、*ヒメシャラと*ベニバナトキワマンサクの間に
ずっと前から網を張っていたことは承知していたわ。
いやいや箒で追い払うようなことはしませんよ。
彼にはあなたの歩く道はじゃましませんからご安心を、の態があるからね。
男気がある。

 1回だけ獲物が引っかかっていたのは見た。

と、いつの間にやらお引越し。きれいに跡形もなくお引越し。えらい!(同じ奴かどうかは不明)
今度は3本ある*エレガンテシマの2本の間に家をつくってじっと待っている。
そうね、ここの方が風は当たらないもの。賢いわ。
それにしても、その辛抱強さ粘り強さには脱帽よ。

 昨日の昼

 3時近く

いやあ、見事な造形美。

 今朝

これから寒くなるというのに。
ま、君の行く末は私が引き受けたから。

 

 

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「もったいない!」

2016-12-15 09:26:03 | くらし

毎度午後になると、ぶらぶらぶらぶら暇をもてあます、いや違う、楽しむ。
午後外出すると、たとえ1時2時に帰ってもなんだか忙しかった気がして・・・
夜までのぶらぶらたっぷり時間がないと生きていけない、いやはや(大げさ)。

佐渡の大先輩ワタナベサンは多彩な趣味を持っていて生活を謳歌している、ようだ。
家庭菜園で野菜作り。狭い畑といえど前を通ると性格そのまま、実に丁寧几帳面な仕事。
俺はミニトマトを作ってくさらせるのが趣味だ、と公言しているから、
何をもったいないことを、と思って写真を見せてもらったら。あらああお見事。
ご自分の背丈以上の茎から、真っ赤なミニトマトの実がびっしりとよくもよくもと思うくらいにぶら下がっている。上から下まで。

これじゃ食べきれない、くさっていくのも当然だ。作るのが面白いのね。
他にも蕎麦打ちをはじめ料理はお手のもの、息子のお嫁さんが喜んで食べてくれると嬉しそうに報告する。
山菜取り、魚釣り、トキのおっかけ写真撮影。その他もろもろ。
なにしろ「イベントは自分で作れ!」の教え張本人さんだから。

で、9月の話だから古くなるけれど。
例によって薬局で世間話に興じていたら「ほら来た」と薬局ご主人。見るとワタナベサン。
「おめが来ると不思議と人が集まる」と言われているから私も人寄せパンダなみ。
入って来るなり「ばかったってばかったって」と怒り心頭のご様子。

ワタナベサン、いつでもたいてい怒っている。
私も、目と脳みその線が切れとる、おめもばかだな、と何度叱られたことか。

何でも奥様がこれから病院と銀行に連れていけと。どっちを先に行ったらいいかとワタナベサンに聞いたそうな。
ばかったっての怒りはそこにある。時間が決まっとる病院じゃないのと言ったら、「なあ、それがふつうだ」って。
「自分で決めてください、ゆうとこへ行きます」と返事したんだって。そして、
「へちこぜえ(おせっかいという意味の佐渡弁)だけど病院から行ったほうがいいんじゃないですか」って言うてやったわ、と。
ワタナベサンが丁寧な言葉になると恐ろしい。

そんな類の世間話をあれこれして。
「さてと昼からは何しようかな」と言うから「昼寝でもしたらどう?」と言ったら、いけない、地雷を踏んでしまった。
「何をばかなこと言うとる!これからずっと寝んなんのに。もったいない!」と叱られてしまった。

そうだわ、ワタナベサンはそろそろ80歳に近いんだったわ。
1時間でも時間を惜しんで何かに打ち込む人だったんだわ。
そんな先輩に昼寝をしろなんて。自分と同じことを言ってはいけない。
頭と体を動かして何かをせずにはいられない人だから、「昼寝なんてもったいない!」人なのね。
「これからずっと寝んなんから昼寝はもったいない」か、そうか。お覚えておこう。

  

「おめ、昼からひまか」と聞かれたから「いつでもひま」と答えたら「来るか」と言うので「行きます」と。
約束の時間に行ったら、座敷にずらっと並べたトキの写真から「好きなのを選べ」と言われて。
パソコンに入っているトキの写真を見せてもらって。
気に入った写真をもらって帰ったけれど、その後もワタナベサンはパソコンいじっていた。
パソコンいじった後はなにしていたんだろうね。

ぐだぐだしていると、ときどきワタナベサンを思い出す。

 

 

 

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ちょこっと寄り道

2016-12-14 09:25:05 | 旅行

昨日午後からの雨がまだ少し続いていて。
庭もちょうどのお湿り。このくらいならいいな、我慢できる範囲。

いつもの日常に戻るも、いかん、久しぶりの京都旅に触発されて次回はあちらかなこちらかななんて妄想。
またちょうどTVで升さんと杉田かおるさんが叡山鉄道沿線旅しているのよ。そんなのを観たりすると行きたい思いはつのるわけ。
ままままま、と言い聞かせてなだめて、はい。

嵐山。
二尊院までの道をぶらぶら歩いていたら、あちらのお宅こちらのお宅のお庭が美しい。見入る。

 

 

 

 

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庭も教えてくれる

2016-12-13 09:14:36 | 

 
11日 朝                         夕

昨日は旅の土産をたくさんの人にお裾分けできました。
引き受けていただいて軽くなったようでありがとうございました。

ちんたらちんたら京都の旅写真をアップしていたら、例によって庭の数少ない植物たちが、
「私だってあんたの行く道を身をもって教えているじゃないの」と抗議。
分かっています、毎日あんたたちを眺めて「私もそうなっていくのね」と感慨にふけっています。
ありがとう。

風知草

 11月13日

 11月26日

ホウチャクソウ

 11月13日

 11月28日

ギボウシ

 11月12日

 11月28日

自分の記念写真はあまりにあまりだから撮らないけれど、
あなたたちの一生はいつの時期もそれなりに美しいから撮っておくね。(愛)

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旅の土産は

2016-12-12 08:42:41 | 旅行

例によってお土産はなし。
形あるお土産はないけれど、ずいぶん持ち重りのするお土産をいただいたわ。

 天龍寺の紅葉

帰りの新幹線は3人掛け座席だからひとり参加の方がお隣に。私よりは年上の方でとても肌の美しい方。
荷物整理して準備万端整えてさてととくつろいでいる。
そこへ添乗員さんが夕食のお弁当を配ってきた。その方にもね。
「あら、私注文しました?」って。膝の上にはもう一つお弁当が。
添乗員さん、あきらかに困った様子で「確認しましたが」
あら?そう?と少し押し問答したけれど、注文したのねいただくわって。膝の上にはお弁当が二つ。
そのつもりなかったけれど誘われたから駅のお店で食べたの、とおっしゃる。
どうするのかしらと心配したが、携帯していた袋に二つともしまった。旅慣れている。

 
(天龍寺 豆柿)

しばらくして恒例のアンケート用紙に記入していたが、
「朝食はバイキングでしたよね、何を食べたかしらたかしら覚えてないわ。何がありました?」と聞かれた。
あれとこれとと夫と自分達が食べたものを数え上げる。
覚えてないわ、お皿を二つ並べたことは覚えているから食べたのよね。
昨日の夜と昼食べたのは覚えているのよ。
昼ひとりでうろうろするのは嫌だから注文したの、おいしかったですよ。
食べたことは確かだから「ふつう」でいいんじゃないですか、と言ったら
それは気持ちが悪いのよ、思い出せないのは気持ちが悪いとおっしゃる。
分かるわ。けれど思い出せないからしょうがないわねと結論付けて。 

それからよもやま話
82歳ですよ 主人も子供もいないから
「主人が死んでくれて幸せになりました」
えっ?絶句!あまりのお言葉に相槌も打てない。
夫が「俺もカミさんのために早く死なんならんですな」と言ったら真顔で「そうですよ」って。

主人?まだ会社務めしていたからいくつだったかしら
それから幸せですよ
住んでいた家を売ってそのお金が無くなるまで世界旅行しました 南極まで行きましたからね
オーロラ?もちろん姪を連れて見に行きました
1年に10回は海外に行きました 部屋にトランク4つ並べておいて場所ごとに選んで持っていくの
いちいち詰め替えるの面倒でしょ
今は賃貸のマンションに住んでいます 公園の中のマンション  楽よ
壊れたら大家さんに言えばいいんだから

いつ帰ってくるかって寝られなかったけど今は鍵を掛けてしまえばいいもの
苦労しましたからねいろいろ病気しましたっておっしゃる。
会話の向うにいろいろ透けて見えるものがある。

今は遺品整理が趣味よ いろいろやっている 夜中でもやっている
写真だけは処分できなくてCDにしてもらったわ
終の棲家を探して何回も引っ越したけど今住んでるところはとても気に入ってるから
これで家さがしもお終いね
死んでからのことはそういうことやってくれるNPOと契約しました

今は国内旅行だけ、独りがいちばん
幸せよ 寂しいなんてない この歳にならないとこの歳のことは分かってもらえないわね

新幹線車中のほんの短い時間の話、まだまだ書けない話もあった。
通りすがりの他人だからでしょうけれど、結構なお土産でいまだに鮮明に残っている。
持ち重りのするお土産もいただいたけれど素敵なお土産もいただいた。
歳も多少の身体の不自由もは関係ない。
自分で歩くことができれば、臆することなくひとりでも旅行に参加できるんだと実感して。それが何よりのお土産。


 

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