2月の初めころ、ヨーコチャンから暖かくなったらどこか旅行に行こうとのお誘い。
うん、行こうねと言って様子見で待っていたら、4月はどうとラインが来た。
カズコサンも私も中旬なら大丈夫と返事する。日にちだけは何とか決まって。
(写真は妙本寺)
さあ、その日からグループラインが活躍する。
伊豆か熱海か草津でどう?って。そうね、草津がいいわと私。
カズコサンは、「私はどこでもうれしい」と。
そうかとヨーコチャンは草津を色々調べたらしい。
が、日にちが経って「私、草津は何度も行っているからほんとは北陸割を使って富山に
行きたいの」と言い出したじゃないの。
なんだなんだそれならそうと言ってくれればいいのに。遠慮が徒に。
カズコサンの返事は「わが家を出たいですね」って。ヨーコチャンの指令は「あんたやって」
北陸割はもう始まっていたから焦る、どうにかホテルが取れてやれやれよ。
で、北陸新幹線《かがやき》で行こうとなって。かがやきは、全車指定席だから切符
取らなきゃとなった。二人の住まいは埼玉、私は横浜、一緒に行動できないから
入念にライン打ち合わせ。
二人が指定席確保したら、連絡もらって私も購入するという手はずで。
取れなかったら次の《はくたか》にするしかないからね。
二人がみどりの窓口に行く日、行く時間、私は駅で待機した。
(北陸新幹線は上越妙高駅までで、その先はJR西日本になり大人の休日倶楽部使用は
会員手帳が必要なのに家に忘れていたことは内緒)
と、下のようなラインが来た。ん?なんだ、いまひとつ理解不能。
でもまあ、号車と席番が分かったからこれで切符をとればいいんだなと。
行き 10号車15番B
帰り 10号車13番B
窓口の係り員さんに「これでお願いします」と申し込み用紙とスマホ見せる。
係員さん、機械をちゃっちゃかと操作しながら、
「ああ、このBというのはこの席を取れということですよ、ここが空いていますから」
と教えてくれて、いやもうすっきり。ちょっと感激したわ。
いちいち隣駅のみどりの窓口まで2回も行って指定席買うなんて面倒な、とぶーたれた
けど、対面交渉はこういうことが面白いなと、帰りは心弾んだわ。
で、長くなったけれど、続きがある。
「どこが見たい」とラインしたらカズコサンの返信ライン、
私は今、膝を直したいので思考力0なのでよろしくお願いします。
私はわが家を出たら幸せですので、お供します。
そりゃあもう笑った笑った。はたしてどんな珍道中になることやら。