まい、ガーデン

しなしなと日々の暮らしを楽しんで・・・

彼岸花

2013-09-30 12:09:06 | くらし

25日、長い間病と戦っていたご主人がとうとう亡くなった、と友からの電話が入った。
私はご本人からも余命を聞かされ、この春の終わり、彼女からはすでに命が短くなっていることを告げられていた。
この時が来ることが分かっていても、何とも言えない空しさ、切なさ。
頭がなにも働かなくなりぼんやりしてしまう、泣きたくても涙も出ない。

急だったので、26日、墓参りや母への面会や掃除洗濯ゴミ出しなどのもろもろをばたばた済ませ
昼の船で横浜へ。

翌日から葬儀関係のお手伝いをする。
彼女と古くからの友人と一緒の仕事だったので、かえって気が紛れる。
棺に納められているご主人と対面する。
「○子さん一人置いてさっさといってしまって」
思わず声に出てしまった。

彦根城で見た彼岸前の彼岸花。

今までいちどもひとり暮らしをしたことのない彼女。
ご主人がいなくなった家での1日はどんなにか長いことだろう。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 彦根城 | トップ | 許す! »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

くらし」カテゴリの最新記事