鬱陶しい空模様の今朝、今週はそんなぐずついた天気が続くんですって。
それもまたよし、なんて言わない。たまににしておくれ、続いたら私ぐれるから。
初任同僚オクダサンからの電話。
「テレビでは見るけれど、リアルで見られないのがちょっとさびしいわ」って。
オクダサンはヤマナカサンとも同じ職場の仲間。私、初めての仕事で慣れないことばかりで、
4つ上のオクダサンがいろいろと助けてくれた。下宿とオクダサンのアパートが近かった
こともあり、新婚さんなのに図々しく何度も夕飯ごちそうになったりして。
そのうち4人の仲間それぞれが職場が変わり、結婚し子育てに追われるようになって、
途中疎遠になったりした時期もあったが、退職を機にまた付き合いが密になった。
佐渡の実家に3人が遊びに来てくれたりもした。
数年前、オクダサンに重大な病気が見つかって、時を置かずしてもう一人の同僚も同じ
病気が見つかって、ステージまで同じで。同僚は2021年3月下旬に亡くなってしまった。
オクダサンは彼女と二人で励まし合って病気を乗り越えて行こうと約束してたのに、と
それはそれは嘆き悲しんだ。
オクダサンは手術ができないほどの重症度だったが、幸い身体に合った薬のおかげで
今も変わりなく過ごしている、と言う。私も当初のころのように気遣いすることなく
普通に話して、後で、しまった口が過ぎたかな、なんて後悔することがあるくらいで。
月に2回ほど治療に通うほか、娘さんと買い物に行くくらいで外には出ない、と言う。
それだって、1分1秒でも早く家に帰りたくなる、と言うから笑ったけど。
だから、梅が咲いた桜が咲いたという情報があってもリアルでは見ていないのよって。
オクダサン、芯の強い人だなとつくづく思う。その存在だけで励まされる。
楽しくない面白くないと四の五のすぐにブータレる私。
遠くに行かなくてもすぐそこに、ほらいつも通る街角公園は今梅が見ごろじゃないの、ね。
ここは公園の角っこ
向こうの高層団地取り壊し後は 地ならしの工事中
広場の方へと 途中途中の法面に
広場の一画は梅林
常立寺へ行く前、バスを途中下車してちょい立ち寄ったのよ
ほら、身近なところに・・・なんて。
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