まい、ガーデン

しなしなと日々の暮らしを楽しんで・・・

加茂湖湖畔の『佐渡グランドホテル』に泊まる

2019-08-17 08:43:06 | 建築物

昨夜は1日中吹き荒れた強風のおかげで涼しく眠ることができた。よかったわ。
今日は最高気温35度の予報、どうなるかしら。

何度もしつこく言い募る佐渡での暑さ。
とてもエアコンなしでは過ごせなくなってきている、むかしは実家は涼しかったのにな、信じられない。
娘は避難に観光バスを予約し、私はそれ以前にネットで「佐渡グランドホテル」を予約しておいた。
なにしろ住んでいないのだからひとりでは何とかなっても、せっかく来てくれた娘とちゅっぱをもてなしてあげられない。
それと私の息抜きにもなることだからと。結果的にはそれが功を奏したわけよ。

実家からも近いから観光が終わって路線バスで向かった。
部屋に入った途端ちゅっぱまでが「すずしい!」と大喜び。
もちろん大人二人は「生きかえるね」と何よりかによりそれに感激。いやあよかったわ、ほんと。

で、その1967年竣工の佐渡グランドホテルの設計は日本を代表する有名な建築家、菊竹清訓氏による設計ですって。
いやあ、何にも知らなかった。加茂湖から大佐渡の金北山を撮るとたいてい映り込む建物だから気にも留めていなかった。
(左側の細長い建物 2008年撮影)


まさかね、そんな有名な人が設計していたなんて。ちなみに大阪万博のエキスポタワーを設計した人とのこと。
この建物は、菊竹氏のメタボリズム思想(新陳代謝の意)を具現化した有名な建築作品 だそうだが、Wikipediaには掲載されていない、なんたることだ。そして60年代の建物が現存しないことが多い中、しっかり残っているのだから大したものだ。
でもでもやはり老朽化していることは否めない。なんとか維持して残してほしいものだわ、貴重よね。

 

 吹き抜け ロビーを見下ろす

 ロビーから見上げる

 客室は一直線に並んでいる なんと長さ120mの廊下

 休憩コーナーがなかなか良しでして

加茂湖から大佐渡の山々が眺められる 写真は左ドンデン山

金北山

全客室は加茂湖に面している 前庭 「加茂湖畔に浮かぶように佇む」ホテルを実感するわけ

肝心のお宿のもてなしはどうだったかって?
スタッフは親切です、お風呂はちょっとした銭湯より広いくらいかな、でもお湯良しです。
夕食には海の幸があって、ベニズワイガニが丸ごとつきました。食べきれる量でまあまあです。
朝食のバイキングは品数はそこそこです。娘や私にはちょうどです。
そうそう夕食後には民謡ショウがあって、佐渡おけさや相川音頭・両津甚句を踊ってくれました。
なんといっても、これで諭吉さん1枚でちょこっとおつりがくるのですからなんも文句は言いません。
おまけに帰りは我らだけだったから、送迎バスで実家前まで送っていただきました、はい。





 

コメント (2)
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