チクチク テクテク 初めて日本に来たパグと30年ぶりに日本に帰ってきた私

大好きな刺繍と大好きなパグ
香港生活を30年で切り上げて、日本に戻りました。
モモさん初めての日本です。

「ココさん、お風呂ですよ。」

2019年04月20日 | ここ

晴、14度、76%

 お風呂が好きなココさん、私がお風呂を使った後お風呂場から「ココさん、お風呂。」と叫ぶと居間から飛んで来ていました。ところが寒さが続いたここふた月、呼んでも来なくなりました。昨日は暖かでしたが、久しぶりに私がお風呂に入る時一緒にお風呂場に連れて来ました。

 お風呂の淵に手をかけて、 お風呂んで横になっている私を見下ろします。「おかあしゃん、まだですか?」入る気満々です。「ちょっと待ってね。」

 お風呂の湯気でレンズが曇っています。 「どう?気持ちいい?」「おかあしゃん、熱いですね。」お風呂といっても簡単にシャンプーつけてゴシゴシと洗うだけです。「お風呂のお水飲んだらダメよ。よく濯ごうね。」お風呂から抱いて上がります。上がると、ブルブルと水滴をばら撒きます。

  小さい頃はタオルドライを嫌がって逃げていました。特にこの赤いバスタオルがお嫌いでした。「おかあしゃん、お腹がまだ濡れてますよ。あたし、このタオル嫌いです。」「はいはい、よく拭こうね。」

 タオルドライが済むと、久しぶりにパグ走りで家中を駆け巡りました。その間に私も自分をよく拭いてお風呂から出ます。タオルドライだけでは十分でありません。ココさんがいちばん好きなのはおそらくドライヤーです。 私の膝にしがみついて、「おかあシャン、もっと背中の方。」などとうっとり。ココさんを乾かすのにかれこれ10分、やっと私の番が回って来ます。

 我が家の金曜の夜の定番、モモさん時代から続く「お風呂」です。「ココさん、女の子だからね、綺麗にしなきゃいけないよ。」

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モッコウバラ

2019年04月19日 | 庭仕事

晴、14度、92%

 2年前の春、我が家の庭には何の花も咲きませんでした。モモさんが歩く土肌に大きな大きなタンポポが1本咲いただけでした。3度目の春を迎えました。主人が植え付けてくれた芝生も緑色に染まり始めています。オリーブの木も私の背丈をはるかに超えました。友人がくれたレモンの木に大きな蕾が、イチジクにも可愛い緑の赤ちゃんイチジクがついています。この2日ほどの陽気につられて、昨年植えたバラが一斉に蕾を膨らませています。中でも一番早く花開く「モッコウバラ」が黄色い鈴成りの花を咲かせました。

 よそのお宅のお庭がいちばんのお手本です。ココさんとの散歩で「モッコウバラ」の可愛さを見初めたものの、苗が見つからず千葉から取り寄せて植えたのは昨年の5月です。細いひょろりとした苗にはたった一つ花が残っていました。水遣りも害虫もあまり手をかけませんでしたが、昨年の夏には枝をぐんぐん伸ばしました。そして冬の間も緑の葉をつけたままでした。3月も終わりになると可愛い蕾がつき始めました。「白だったかしら?黄色だったかしら?」注文したのは私なのに忘れている始末です。蕾の脇から黄色い色が膨らみました。フェンスに這わしていますので、庭側からも下の道からも見ることができます。 下の道から我が家を見上げると「モッコウバラ」がこんな風に笑って見えます。「道行く人が気付いてくれると嬉しいなあ。」

 「チューリップはもうおしまい。」と思っていると、昨年の紫のチューリップが色は薄く、大きさも小さくなって今頃咲き始めました。 楚々としたこの紫はとてもいい感じです。その横でハイブリットのチュリーップが一輪満開です。 

 今から次々にいろんな花が咲くでしょう。月末に久しぶりに主人が戻って来ます。その頃もっと賑やかな庭になってくれますように。

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「アイリッシュモルト」ロンネフェルト

2019年04月18日 | お茶

晴、13度、96%

 「ロンネフェルト」という紅茶の会社があります。出会いは10年ほど前、主人が上海の出張から持ち帰ってくれた紅茶でした。その頃主人が上海で常宿していたホテルは昔の租界にあり、このドイツの紅茶を供してくれていたようです。ドイツの紅茶なんてと飲んでびっくり、とても美味しい紅茶でした。とりわけアールグレイの香りが私の好みでした。主人のホテルもその後変わり、この「ロンネフェルト」の紅茶のことは忘れていました。

 先日、ある雑誌にこのロンネフェルトの紅茶が紹介されていました。「アイリッシュモルト」というフレーバーティーです。さすが日本です。早速福岡で買えるかどうか調べてみました。福岡ではいくつかのホテルのティールームで飲めるらしいのですが茶っ葉を売っているところはほとんど無く、あっても「アイリッシュモルト」「アールグレイ」は置いていませんでした。そこで日本の輸入元に頼んで送ってもらいました。

 早速、「アイリッシュモルト」を飲んでみました。葉っぱはインドのアッサムを使っています。アッサムですから大きめの葉っぱです。封を切っただけでも「アイリッシュウィスキー」の香りがします。その香りの陰に甘い香りが隠れています。「カカオ」だそうです。ストレートで一口飲みました。そのあとアッサムですからミルクを足しました。 ストレートより断然ミルクティーの方が香り、甘みとも際立ちます。午後の日差しの中、「至福の一杯だわ。」と身体中が満ち足りました。

 香りや美味しさをお伝えするのは非常に難しい、東京や名古屋ではティーサロンもあるようです。今日は久しぶりに「アールグレー」を入れてつもりです。もちろん袋から出した茶っぱは、 マリアージュの缶ですが大事な紅茶を入れる缶に詰め替えました。毎日の紅茶はセイロンディンブラのものがすんなりと喉を通ります。特別な時な一杯にこの「アイリッシュモルト」をと考えます。「アイリッシュモルト」に合うお菓子は何かしら?合わせるお菓子を考えるのもまた楽しみです。

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4月のマカロン

2019年04月17日 | 菓子

晴、16度、79%

 お菓子作りはメモを見ないでも体が自然と動いて作れるようになる頃が一番楽しく感じます。和菓子も洋菓子も小さな手順の組み立てです。きちんと秤を使うものから大雑把に目分量でも出来るものまで、手と体が覚えて行きます。料理もそうですが、自然と体が動くことが「台所に立つ」ことの意味のように思います。

 たった4つの材料を組み合わせたマカロンの生地がオーブンで焼けています。その間にサンドするクリームは何にしようかと考えます。4月に入って、庭の緑が一層綺麗になりました。緑のマカロンを作ろうと思ったのにお抹茶が思ったより少なくて淡いペパーミントグリーンになってしまいました。お抹茶の濃い緑に合わせてホワイトチョコのガナッシュを挟むつもりでしたが、ペパーミントグリーンでは色合いが合いません。お砂糖を煮詰めたキャラメルが冷蔵庫にありました。バタークリームにキャラメルを混ぜ込んでクリームにしました。

 いつもより少し大きめなマカロンが焼きあがりました。 マカロンには「ピエ」と呼ばれる小さな足が焼いている間に出来ます。足というかマカロンの周囲に小さなレースのようなものが出来ます。冷めてからそっとシートから離します。バタークリームを絞り込みヒビが入らないように2枚を合わせます。

 中のクリームがガナッシュの時、バタークリームの時、ジャムの時で口に入れた時の歯触りが違います。マカロンの外側がハラリと崩れたかと思うとねっとりとアーモンドのメレンゲが口に広がり最後に中のクリームと一体になります。ほのかな抹茶とアーモンド、最後にキャラメルにコーティングされて口いっぱいに幸せが。

 自分の食べたいものを自分で作るのは、私の日々の楽しみです。

 

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ベトナムのお醤油差し

2019年04月16日 | 身の回りのもの

晴、10度、85%

 台所に立っていて「あれ?あのネギの絵のお皿どうしたかな?引越しの時捨ててしまったかな?」などと記憶を遡るけれどはっきり思い出せない食器がいくつもあります。好きで集めた食器ですから捨てません。なのに手元にない?気になるのにしばらくするとまた忘れています。

 香港の家に行き食器棚を開けると、「なんだここにあったのね。」と懐かしく手に取ります。香港からの引越しの時、数少ない皿や小鉢を主人の台所に置いていきました。でも何を置いていったのかすっかりと忘れている始末です。その中の一つがベトナムのお醤油差し。

 私が持っているべトナムの焼き物は、ベトナムに行った時に買ったものではありません。全部香港で求めました。ホーチミンの街中をバッチャン焼きを求めて歩きましたが、どれもこれもお土産用のものばかり、結局一つも買わずに帰ってきました。この醤油差しもレンゲとお丼のセットも染付けのトンボとハスの柄です。 買うときから醤油差しには貫入が入っていました。漏れる心配はありません。コロンとした形が気に入って求めました。 香港の台所で醤油差しとして使われている様子はありません。「持って帰るね。」と先日の荷物に入れて帰ってきました。

 早速お醤油を入れました。貫入にお醤油が染み込みますから、一度お醤油を入れると匂いが染み付きます。この醤油差し、優れものであと引きしません。 見ていて飽きない姿と絵柄です。

 手にとってふと思います。「ベトナムではテーブルでお醤油を指すのかしら?ニョクマムと呼ぶ魚醤が入っているのかしら?」ベトナムのレストランでは醤油差しなど見かけませんでした。もしかしたらこの醤油差しも輸出向けに作られたのかもしれません。

 このひと月の間に2度香港の家に行きました。もう大丈夫、あの家に置いてきた食器は思い出すことが出来ます。いや、また忘れてしまうかな?

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コーヒーのカヌレ

2019年04月15日 | 菓子

晴、10度、58%

 今年に入って初めて焼いたカヌレ、最初はとても緊張して焼きました。型から取れないとか、焼いている最中に爆発するとか心配が先に立ちました。ところが一度焼いてみると、焼き菓子を焼き慣れた人ならさほど難しい菓子作りではないかもしれません。プレーン、アールグレー、キャラメルとアレンジもできます。昨日は濃く出したコーヒーで作ってみました。

  今ではオーブンに入れるとそのまま放ってあります。最初の時は付きっ切りでした。 焼き上がりを型から出すと、柔らかなカヌレです。この状態では香りが先に立つばかりで中のふにょっとした感触は楽しめません。待つこと20分、外側がロウ引きしたように硬くなります。まだ芯は生暖かい、この時が一番の食べごろです。と言ってもこれは焼いた人の特権です。完全に冷めてしまったカヌレも美味しい。冷めたカヌレをオーブンで温め直してもまた美味しく食べることが出来ます。

 カヌレはフランスの古くからのお菓子だそうですが、ずいぶん長いこと捨てれていたようです。再びブームになったのはここ数年の話だとか。時折送られてくるパリのフォッションのレターにはマドレーヌ、チョコ、マカロンと並んでいつも登場するカヌレです。確かに他のフランス菓子と並ぶとその地味さが際立ちます。華やかなお菓子の中に黒焦げのカヌレ、存在感があります。

 日本のカヌレはトッピングをのせたりと外見も華やかに。一度コツがつかめるとカヌレはハードルが高いお菓子でなくなりました。一番ハードルが高いのは、 もしかしたらこの銅製ののカヌレ型を買うことかもしれません。若干お安い合羽橋の銅製のカヌレ型がなかったら、私もいつまでもカヌレを焼くことがなかったと思います。先日、香港でフランスのマトファー社のカヌレ型を実際に手に取ることがありました。お値段も相変わらずお高いのですが、その型の銅の厚みに驚きました。

 外はかっちり、中はふにょっとしたカヌレの食感、ついつい手が伸びてしまいます。

 

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イタリアのバター

2019年04月14日 | 香港

曇、12度、71%

 今回香港から持ち帰った食材はイタリアのバターです。香港で売られているバターはこれもまた世界中から集まったものばかりです。一般的なオーストラリア、ニュージーランドをはじめ、アメリカ、イギリス、デンマーク、フランス、韓国、マレーシア、日本と様々な国から輸入されています。そのバターの色も匂いも味もそれぞれ違います。

 イタリアのバターは初めて見るものです。私は料理やパンに塗るばかりか一番消費するのはお菓子作りです。有塩か無塩かも大きな決め手ですが匂いが気になります。バターの味もコクがあるものさっぱりしたバターと違いがあります。

 一見普通に見えるこのバターの包装、角の部分は折りたたんでいるのではなく、鋲で留められていました。 開けると、 真っ白に近いバターが出てきました。この色も黄色の濃いものから白に近いものまであります。色より驚いたのはその香りです。熱を加えていないのにバターのいい香りがします。中には乳臭いクッキーなどに使うには避けたいようなバターもあります。カヌレの生地に入れるために一度加熱しました。熱を加えるとこのバターのいい香りが尚更わかります。しかもこの白い色ですから黄色い脂が浮きません。

 毎朝焼くフランスパンには「クルミオイル」をつけて食べています。「クルミオイル」の香ばしさが大好きでここ数年毎朝使っています。このイタリアのバターのいい香りにつられて、焼きたてのフランスパンにコロンと乗せてみました。口溶けも良く、「ああ、バターだ。」と納得します。

 バターのお値段も様々です。2年前にいただいた佐渡島のバターは濃厚で色は黄色くこれまた美味しいバターでした。さっぱりしているカルピスバターも旨味があります。

 今、冷蔵庫にあるのはフランスバター3種類にこのイタリアのバターです。フランスの「エシレバター」は常備するほど好きです。日本の四つ葉バターなど使ってみたいバターがたくさんあります。このイタリアバターはどんな用途にも使えるバターです。バターもミルク同様に季節によって味が違うそうです。牧草の味がそのまま反映するのだそうです。イタリアの地の草を食んだ乳から作られたバターで今朝もパンをいただくつもりです。

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小籠包

2019年04月13日 | 香港

晴、9度、89%

 駆け足だった香港への旅、お昼ご飯は一人で人目を憚ることなく小籠包を食べたいと思っていました。ずいぶん以前、上海に行った時「豫園」で注文した小籠包は蒸し器一つに16個の小籠包、一人だから半分にしてくれとどんなに頼んでも16個出て来ました。小ぶりでしたがあまりに美味しくて16個全部食べました。今回行ったお店の小籠包はやや大きめです。そこで蒸し器2つ頼みました。中くらいの小籠包が8個です。注文を受けるお姉さん「あんた一人だろう?」と何度も念を押します。このお店を選んだのはもう一つ食べたいものがありました。薄く切った干したお豆腐と枝豆、雪菜のお漬物を和えたものです。上海料理では前菜に出てくる一品です。これを注文するとお姉さん「10分かかるよ。」と言います。普通前菜ですから作り置きで小皿に出てくる料理です。「はて?」10分かかるのは名物の「小籠包」かと思って待っていました。小籠包2つは5分ほどで出てきました。

 パクパクと小籠包を口に運びます。熱いうちでないと美味しくありません。食べながら思います。「この豚肉の旨味とお汁がたっぷり、そして皮の薄さに甘み、満足。」確かに10分ほどすると注文の和え物が出てきました。 あれ!量が半端なく多い。小皿にひと盛りと思っていたのに、出てきたのは普通のお皿です。しかも冷菜ではなく出来立ての温かな和え物でした。お味は雪菜のお漬物だけですのでさっぱりと、この干したお豆腐の歯ごたえが何とも言えません。一皿ペロリと食べました。食べ終えて、あっ失敗したと思います。実はこの足で別のお店で「海老の雲呑麺」を食べるつもりでいたのに、お腹がいっぱいです。お姉さんが「一人だろう?」と念を押した意味がわかります。

 小籠包のある上海料理のお店に行くときは、この和え物も注文してみてください。こんな中華料理もあるのだと驚くはずです。雲呑は翌朝のお楽しみにしました。

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チューリップ

2019年04月12日 | 庭仕事

晴、10度、74%

 たったふた晩家を空けました。帰って見ると満開だったチューリップが盛りを過ぎています。昨年秋の植え付けは11月の末になってしまいました。昨年咲いた球根を掘り起こして取って置いた分に幾種類かの新しい球根を足しました。早くから咲いたチューリップは古い球根でした。芽が出るのも成長も新しい球根は時間がかかっています。球根を買ったのも植えつけたのもこの私なのにどんなチューリップだったか忘れている始末です。

 新しい球根から出た芽は丈が短く、やや変形な蕾をつけました。開いたチューリップはフリル状の花びらで赤と緑のバイカラーでした。目をひく濃い色のコンビネーション、チューリップの優しさをはるかに超えた花です。

  こちらは黄緑と白のバイカラー、この色の組み合わせは私の好みです。 こちらはやや丸っぽい薄黄緑の花をつけました。緑の花は私の好きな花色です。 そしてこの玉椿のような形、淡い色のチューリップ、可愛い乙女のような姿です。

 古いチューリップは普通の赤、黄色、白でした。昨年の秋、私が買ったチューリップの球根はどうやら変わり種ばかりだったようです。改良品種がどの植物にも出ています。

 一昨日から風が強く、先に咲いていたチューリップは散り始めました。その傍らでハイブリットなチューリップが盛りを迎えようとしています。古い球根から出た花は昨年の色より薄く感じました。このハイブリット型のチューリーップは来年どんな色に変わるのか楽しみです。

 「庭仕事3年生」になったばかりの私です。庭から学ぶことが山積みしています。さあ、今日は野菜の苗を選びに行くつもりです。

 

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香港の公衆トイレ

2019年04月11日 | 香港

曇、11度、68%

 30年前の香港の公園などにある公共トイレは衛生的にも治安的にも入り辛いものがありました。大きな施設内のトイレはトイレの掃除のおばさんがいても普通のトイレでした。公共トイレの改善は2003年のサーズに始まり、今では身障者が昼間は掃除と管理を含めて必ずいます。トイレットペーパーも備え付けられました。画期的です。

 セントラル、金鐘、などの中心部の商業ビルのトイレは驚くぐらいスタイリッシュになりました。以前からトイレのおばさんがいましたがトイレの作りそのものが美しい。ホテルのトイレよりも素敵です。

  これは個室内。化粧直しの鏡もついて広さも十分です。ある映画館のトイレは個室の中に小さな洗面も備えられています。多くの利用者が鏡の前で混雑しないためです。

 利便性だけでなく、 一つ一つが気持ち豊かに作られています。

 大きな中華レストランのトイレもミッシュランが対象の店などは店の雰囲気に合わせたトイレ作りです。トイレのおばさんがいますが、いつ頃からかチップを置かなくなりました。以前はトイレに行くときは小銭の用意を忘れずにしたものです。「心付け」です。律儀な日本人はチップを忘れると戻っておばさんに手渡していました。今でも手を洗った後にタオルを差し出してくれるおばさんがいるとやはりバックから小銭を出します。でも昨今は大半が備え付けのペーパータオルです。

 明るく清潔な公衆トイレは気持ちよく感じます。日本の公共トイレでここまで豪華なものには出くわしません。東京ではオリンピックに向けてトイレ施設の充実を図っていると聞きます。清潔で心地よい公共トイレは人の手での管理が必要です。数も必要でしょうが、わっと印象に残るトイレも作って欲しいものです。

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