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雨、24度、92%
福岡でもチーズの専門店が拡張して種類豊富にフレッシュなチーズが手に入るようになりました。お店の人も知識十分に話してくれます。ところが、お値段がすこぶる高い。2種類買えば1万円を超えてしまいます。そこで、いつも主人が香港から帰国する時の土産に所望します。もともとイギリス領でしたから「チェダー」系のチーズは豊富にありました。近くの普通のスーパーでも各国のフレッシュなチーズが手に入ります。
10種類ほどのお土産のチーズ、イギリスケーのチーズが大半でしたが、「チェーダー」ではなく「グロスター」、「チェシャー」などのもっそりした崩れるタイプのチーズばかりでした。牛の乳でできていますのでクセはないのですが、そのもっそりした食感に飽きてしまいます。中に一つ、硬質なイタリアチーズがありました。「グラーナパダーノ」。日本でもよく売られている「パルミジャーノレッジャーノ」と同じタイプのチーズです。封を切ると立ち上る牛の乳の香りは甘く、イタリアの家庭チーズの定番だというのが頷けます。薄くスライスしてそのまま、すりおろして料理に、硬質な上癖がないので用途が広いのでしょう。ここ数日、「グラーナパダーノ」と冷えた白ワインをいただいています。
日本人にはイタリアのチーズが相性がいいのかなと思います。「モツッツァレッラ」に始まり「ティラミス」に使う「マスカルポーネ」などは我が家の近くのスーパーでも手に入ります。瓢箪のような形をした「カチョカバッロ」もチーズ専門店に並んでいます。3大ブルーチーズの「ゴルゴンゾーラ」もイギリスの「スティルトンブルー」に比べると匂いが少ないで食べやすく日本人の嗜好です。
三月に香港に戻りました。4年ぶりです。近所のスーパーでチーズがずらりと並んだ様子は以前と変わりませんが、お値段が高騰しています。次回の主人の帰国時にはチーズを頼むのを控えねばと考えています。フレッシュチーズは私の楽しみの一つです。
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