チクチク テクテク 初めて日本に来たパグと30年ぶりに日本に帰ってきた私

大好きな刺繍と大好きなパグ
香港生活を30年で切り上げて、日本に戻りました。
モモさん初めての日本です。

地元の小麦粉

2023年05月26日 | 頂き物

晴、20度、74%

 ウクライナ事情から国内の小麦粉、米粉が注目されています。毎日パンを焼くので小麦粉の種類、値段には敏感です。香港時代はパンを焼くための小麦粉の入手に一苦労しました。流通品は少なく、主人が出張で世界各地の粉を持って返って来てくれました。はじめて使う粉の封を切るときは、指感触、粉の匂いを嗅ぎます。パン用の強力粉は日本の小麦は不向きだと言われていたひと昔前、今では強力粉も国内のものに優れた粉があります。帰国以来様々な粉を使い比べています。

 各地各地の粉は地元でないと手に入り難い。我が家の近くのスーパーには福岡県産の小麦粉はありますが、他県のものは売られていません。私をよく知る友人が地元の薄力粉を送ってくれました。お菓子用です。 新しいものを手にするとすぐに使います。主人がもうすぐ香港から戻って来ます。その主人が香港に帰るとき、クッキーを持たせます。いつものクッキーをこのいただいた粉で作ってみました。メーカーものの薄力粉よりやや黄色みの強い粉、指の感触はやや重めです。粉に匂いがると言うと不思議でしょうが、焼く前の粉にも匂いがあります。

 バターとの相性、ベタつき、膨らみ具合、吸水率、粉一つで大きく変わります。基本的にはお菓子は日清製粉のバイオレットを使用しています。バランスがいいのです。焼き上げたクッキーを早速試食、配合はいつも通りです。ココナッツのクッキーは我が家の定番、ほろりと崩れるサブレです。いただいた粉のクッキーは焼き色がつくのに1分長くオーブンに入れました。型崩れが少ない締まりのあるクッキーです。ときには手に取るだけで壊れるのですが、硬めに焼きあがりました。口に入れるといつものように崩れます。その土地の土の差が農作物には反映します。バターが多いので、香りや粉の持つ甘みは定かではありませんが、型崩れしないところが特徴の粉です。

 クッキーを食べながら、粉一つでこんなに違うのかと、「面白いなあ。」と思います。さあ、次はケークサレを作りましょう。ありがとう!


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