チクチク テクテク 初めて日本に来たパグと30年ぶりに日本に帰ってきた私

大好きな刺繍と大好きなパグ
香港生活を30年で切り上げて、日本に戻りました。
モモさん初めての日本です。

香港 昔の犬たち

2011年06月22日 | 香港

雨、26度、97%、シグナル1

 私が香港にやってきた20年以上前、香港で犬を飼っている人など稀でした。ペットショップなんて全くありませんでしたし、動物病院など香港島にはハッピーバレーにただ一つ。香港に行けばチャウチャウを飼っている人がいっぱいだろう、と楽しみにやってきた私です。香港で、犬が大々的に飼われ始めたのは、映画「101」が放映された後からです。「101わんちゃん」の実写版。つまり、ダルメシアンが大流行でした。そして瞬く間に、ダルメシアンが姿を消して、シュナイザーが流行りました。まるで、ファッションです。姿を見なくなった犬はどうしたのでしょう?

 そんな飼い犬の流行とは別に、町中には野良犬もいたのが20年以上前の香港です。

 この犬はランタオ島のフェリー乗り場、ムイオウのバスターミナルにいた犬です。痩せてますね。

  こちらの犬たち、ランタオ島の大きなお大仏さんの下のバスターミナルにいました。まだ、香港ものんびりしていました。

  ここは、香港島セントラルの石板街です。犬たちがいる横の空き地は、今はしゃれた公園に。上の食堂は、カフェになっています。もちろん野良犬なんていません。

  この光景もよく見たものです。船で生活する人たちが、犬と一緒に暮らしていました。ここは、香港島南のアバディーンです。船で飼われている犬もすっかり姿を消しました。

  街の片隅に、こうして生きていた犬たちがいました。

  ここは、香港新界の田舎、人が住む集落の近くには、こうして野良犬たちの姿がありました。

  ここは、ランタオ島、タイオウ。島のはずれです。ここには筏のような渡し船があります。きっと、主の帰りを待っているのでしょう。この犬はいつも、ここにいました。

  ここは、マカオの市街地。使われなくなった船着き場にいた犬です。

香港もマカオも、きれいで大きな街になりました。そして、こうした野良犬たちはいなくなってしまいました。確かに、中国と陸続きのところでは、未だに狂犬病があります。今香港の犬と言えば、皆さんリーシュにつながれた方ばかりです。

コメント (2)
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