小さな日記

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縞模様のパジャマの少年

2010年11月29日 | 映画
映画 『縞模様のパジャマの少年』 予告編


2008年英米合作

第二次大戦下のベルリンに住む8歳の少年ブルーノは、軍人の父の転勤で田舎に移り住む。友達が欲しいブルーノは、禁止されている裏口から抜け出し、子どもがいる「農場」を目指す。ブルーノが農場と思っていたのは、ナチの絶滅収容所で、父はそこの所長だった。けれど、おとなは戦争のことも収容所のことも説明してくれないから、ブルーノには何もわからない。そして、鉄条網の向こう側の少年と友達になったブルーノは、、、、

特典映像によると、ナチの収容所長や職員の妻は、絶滅収容所のことを知らなかったひとがほとんどだったそうだ。絶滅収容所で何が行われているかは、守秘義務があって、家族にも漏らさなかったそうだ。だから、この映画のお話は、ありえないことではない。

監督や原作者は、この映画を親が子どもたちに見せて欲しいと望んでいる。子どもにもわかりやすい戦争の映画だから。戦争の意味がよくわかっていない子どもたちが主人公の映画なのだ。わかっていなくても、勝手に戦争はひとを巻き込み傷つける。

朝鮮半島では、わかっているつもりの人たちが居丈高に強さを見せるためにかけがえのない地球の資源と、若い人たちのエネルギーを、消費している。もったいないことだ。

http://www.movies.co.jp/pyjamas/