昨日、実家に立ち寄ったら、
父さんが「おい、ウナギ要るか?」と聞いてきた。
「要らん」と即答したら、
「おまっ、シェフにウナギくらい食わしてやれ。
美味いウナギを買ってきてやるから。」
だそうだ。
おはようございます。
実家の両親は、我が家のおじさんの事をシェフと呼んでいるのだが、
父さんの説得は、まだ続いていた。
「いっつも、お前に訳の分らんもん食わされとるんだから、
こんな日くらい、上手いウナギを食わしてやれ。
あそこのウナギは皮が薄くて柔らくて美味いんだ。
葉っぱばっかり食わされてるんだから、
たまには美味いウナギを食わしてやれ。
そもそも、シェフは普段、お前に何を食わされとるんだ?」
父さん、もういい!
私への悪口に終始した説得に、負けたよ。
そんなわけで、仕事を終えて家に帰ったら、
ウナギの蒲焼きが置いてあった。
添えられたメモを見てみると
カタイよ・・・って。
なんか、勝った気がして実家に電話をしてみた。
爺ちゃん大好きなおたまが、爺ちゃんと遊べたかを聞いてみたら、
「今日はよ、あやが喜んじゃってな。
あやが俺から離れんから、おたまが全然寄って来んかった」
だそうだ。
おたまは、ああ見えて、遠慮深いとこがあるんだよな。
おたま「おらも、入りたいぞ」
あや「だめ、やだ!」
そういうとこ、ちょっと、うんこに似てきたな。
代替わりとか、そういうのは、ずっと後にしてくれよ。
で、あや?
あや「ここは、あやのだもん」
いい加減にしろ!