うめと愉快な仲間達

うめから始まった、我が家の猫模様。
犬好きな私は、チワワの夢を見ながら、
今日も癖が強めの猫達に振り回される。

男たちの謎

2020年03月21日 | 日記

お手伝い、しましょうか?

と言って、私の生活動線を邪魔する男。

 

おはようございます。

有難いが、急いでるから退いて!って言いたい時

ありませんか?

我が家の家事分担は、私:おじさん=9:1かな?

猫の世話に至っては、私のワンオペだ。

そこは納得済みなのだ。

おじさんは、可愛がること、遊んでやること、それだけで十分なのだ。

猫の世話=命を安全に維持させていく事に関しては、

どうしても頼みたい時は、実家の父さんに頼みたい。

父さんは、動物の扱いが、素晴らしく上手いからだ。

家事だって、父さんになら全権を委ねてもいい。

父さんなら私なんかより、うんと部屋をキレイにしてくれるだろう。

昔、整体師だった頃、帰りが遅かったから、

猫の夕方のご飯の世話を父さんに頼んでいたっけ。

父さんは完璧だった。

何が完璧かって、猫たちの事はもちろんだが、

帰宅したら、干してあった洗濯物が取り込まれていて、

床は埃ひとつなく掃除されていて、

シンクに置きっぱなしのコップは、チッカチカに磨かれていて

そのシンクの曇りも消えていた。

ついでに、私の眼鏡も磨いておいてやるかっとなり、

その眼鏡が置かれたテーブルの汚れも気になるから

特殊な洗剤で、数年の汚れも一掃されていたっけ。

「あれ?風呂場の窓には網戸がないのか」と気付けば、

これでは猫が脱走してしまうと心配して、ピッタリサイズの網戸を作って装着した。

「ちょっと待てよ。コードがごちゃごちゃじゃねーか」と

モヤモヤした父さんは、全てのコードを部屋の隅に枠をかぶせて這わせた。

押し入れに何か役立つ物はないかと探せば、

プラスチックケースの汚れも気になっちゃう父さんは、

いつまでも家事が終わらない。

日々、家事に終わりはないのだ。

私は、10分で終わらせちゃうけども。

ちなみに、父さんは昔、

見た目が厳つすぎる、ただそれだけで、

気軽に入ってみたスナックから入店を断られていた。

見た目とやる事のギャップが、

ここまで開いている人に、父のほか会ったことはない。

父さんは、昔からこうだったのだろうか?

ある意味、謎の男だ。

 

そんなわけで、家事のプロを目の当たりにした私が、

普段何もしない、おじさんに頼む気にはなれないのだ。

そもそも、やり慣れていない人に手伝ってと頼んでも、

だいたいは、役には立たない。

お願いする前に、お願いしたい事を説明する必要が出てくる。

そんな面倒な事するくらいなら、退いててほしい訳だ。

それどころか、

例えば、私が風邪をこじらせていても、

うちのおじさんは、優しく微笑みながら

「今夜は、簡単なパスタでいいですよ」と気遣って下さる。

とっても気遣って下さったのでしょうが、

簡単なパスタならお前が作れっと言いたいですよね。

百歩譲って、簡単な麺類というのなら、

焼きそばですよね?

パスタじゃなく、焼きそばでしょう?

パスタは、麺を茹でるという工程が加わるじゃん?

簡単っていうのなら、

せめて、フライパンひとつで作れる、焼きそばじゃない?

 

そんな彼からの恐ろしい言葉、

「お手伝いしましょうか?」が、先日出た。

出てしまった。

洗い終わったカーテンをカーテンレールに着ける。

ただそれだけだが、おじさんはやり方が分からない、らしい。

驚いた!

説明をして、その場を離れる事、小一時間。

まだゴチャゴチャやっているから見に行ったら、

なんと、逆に着けている。

引っ掛け金具が全て、こちら側に掛けられているのだ。

「そりゃ、時間かかるよ~。おじさん、逆だもん」

驚いた!

ある意味、発想が斬新!

外から見る人の目線を慮ったのか?

謎だ!

でも、やり直せ!

かなり時間はかかったが、無事カーテン完了だ。

お礼、言うべきか?

 

そんな我が家の男たち

おい、たれ蔵?

何をしてるの?

意味が分からないんだけど。

 

ちょっ、おたまが中に入ってるじゃないか!

叱られるぞ、おたまに叱られちゃうぞ。

 

おたま?

納得してんの?

この状態で、良いわけ?

 

あや「男って、意味わかんな~い」

ねぇ、ほんと!

謎が深まるな~。