makoto's daily handmades

お手伝い 8月10回目 直売所

この日は収穫のお手伝いからスタート。

でもその前に直売所内の作業をスムーズにするための準備が必要なので、その作業に取り掛からねば…という訳で、自主的に5時半出勤。

収穫後の作業効率と動線を考えた配置をしなければなりません。

狭いスペースで目一杯作業するので、作業効率と手順、いわゆるクリティカルパスを十分に考慮しないと、スタッフが混乱するだけです。

 

とくに母はこれが凄く苦手。

以前からのこととは言え、近年ますます次の作業に向けての行動が読めないみたいです。

 

収穫作業では兄から「ちょっとまだ青い」と小言を言われる立場の私。

ド素人が今年2回目の経験なんだから、そうそう上手くはいかないものの、これが農園の収入に直結するかと思うと、どうやればいいか模索中です。

兄にとって、ホントに私は役立っているのだろうか?と自問自答の日々です。

というのも、今年はメイン農産物が不作です。

暑すぎる夏はもちろん、暖かすぎる冬等など、理由はいろいろあります。

とくに中生種、晩生種は、暑い気候に負けてきていて、恐らくこの冬は枯死する果樹も出てきそうです。

それは早生種でも一部に発生していて、若手の果樹(5〜10年生くらい)でも枯死しそうな果樹を何本か見かけています。

このくらいの若手が枯死すると、その分は収入には今後5年間の減収が見込まれます。

あと5年後、私の実家は果樹園を維持できているのだろうか?という不安になります。

まず、兄は生きているか?問題。

もちろんパーキンソン病とレビー小体型認知症の疑いがある父も分かりません。

祖母は農業の戦力外とはいえ、100歳超えになってきます。

母は持病があるので今よりももっと働けないでしょう。

義姉は農業やる気なしなので、農業の担い手にはほぼ期待はムリ。

後継者は未定。

私はアルバイトですからね、たぶん5年後は実家の手伝いなんてしていないでしょうね。

 

八方塞がりな気分を奮い立たせてお手伝いをしています。

だがしかし、冷静に見ると私だけが空回りなんだよねぇ、と。

 

そして先日、父のお見舞いに行った様子をF叔母から聞きました。

その様子から、父は病院ではなく、同建物内の医療介護院で過ごしているそうです。

そして、父本人はとても不安そうにしていたと聞きました。

ちゃんと車椅子に座っているのに、何度も滑り落ちそうだ、と母に訴えていたみたいです。

 

もう母も兄も私には父の様子を教えてくれることはないので、漏れ聞こえてくる父の話を聞けるだけでもありがたいです。

自業自得だけれど、父が生きているか死んでいるかだけ知らせてくれればいいと、言い切った私ですから、母と兄は今後父の様子を教えてくれることはないでしょう。

 

父が私を忘れる日が来ても、それはそれ。

父が私に会いたいと言わない限り、私が会わせてもらえないでしょう。

もう2度と父が実家で生活することは無いだろうし。

次に父に面会できるのは、お棺に入った状態なんだろうな、とボンヤリと考えています。

それが年内なのか何年後なのかは、私には分かりません。

父にとって大事なのは果樹園。

その果樹園の維持のためにお手伝いをしています。

次回も楽しくお手伝いしたいです。

名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「労働」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事