makoto's daily handmades

印刷機を作りたい その1

ポスクロを始めてから、自分で印刷することに興味が出てきました。

家にあるインクジェットプリンタもいい仕事をしてくれるけれど、もっと味わい深い印刷がしたいのです。

ガリ版、プリントゴッコ、シルクスクリーン…と逡巡して、名刺サイズの活版印刷機をPCモニターで見ていたら、MIFさんが「パスタマシンみたいな作りだな」とのこと。

 

調べてみると、パスタマシンを改造して活版印刷機を製造販売されている方がすでにいらっしゃったのです。

 

パスタマシーンなら、20年以上前に購入したものがわが家にもあるんだけれど…。

小麦粉の消化が少々難しい私が、そういう体質になる前に購入したのです。

 

これが手持ちのパスタマシーン。

上部にローラーがあります。

上から入れて下から出すタイプ。

ちょいと試してみたら名刺サイズならローラーを通過できそうですが、はがきサイズはムリ。

下から上に逆回転させも、名刺サイズがギリギリ。

ローラーを横向きにしなきゃあダメだ、と気がつきました。

 

ここから先はメーカーさんが推奨する使用方法はしませんし、魔改造をするので自己責任になります。

私は改造を推奨しませんし、自己責任の範疇で魔改造します。

この点をご理解させる方のみこの先をお読みください。

ご理解いただけない場合は、この先は読まないでください。

 

取りあえず台座を留めていたネジをはずし、強力両面テープで底に滑り止め板を貼り付けます。

私は溶接の道具と技術とその場所がないのが悔やまれます。

台座がない状態のパスタマシーン本体。

この面を台座に貼り付けますが、これも強力両面テープ(両端の白い部分がテープ)。

 

本体を台座に貼り付けました。

 

元々台座に接していた本体部分は、金属の切断面でケガしそうなので、シルバーのマスキングテープで保護しました(これも分かりにくいです)。

 

これは印刷用台紙(仮)。

ここに原稿と印刷用紙をセットする予定。

この台紙の作り方は次回解説。

というよりも、これからいろいろとチャレンジしなきゃあならない部分。

 

印刷方法のイメージはこんな感じです。

このパスタマシンのローラーは5段階でローラー位置を調節できるので、ローラー圧はそれで調節すればいいかと思っています。

はがきサイズまでなら印刷できそうな大きさになりました。

ここまででとりあえず印刷機の原型が完成です。

 

当初は活版印刷機をイメージしていたのですが、ここで活版を作る大変さに気がつきました。

一旦は試し刷りまでしたのですが、手持ちのコクヨのナペタという商品の文字パーツを流用しようとしました。

ところがナペタの文字パーツは、鏡文字になっていないこと、ゴム製なので活版独特の凹みができません。

 

私が参考にしたサイトでは製版の消耗品は、印刷機購入者しか購入できない仕組みです。

製版は感光資材(紫外線で硬化する樹脂シート)なので、私には少しハードルが高いのです。

あとは3Dプリンタで版づくりをすることになりますが、あまりモノを増やしたくない私にはこれまたハードルが高いです。

私は安価な版で刷りたいのです。

 

ゆえに凹版印刷ができないかな?と、今後は製版方法の研究になります。

ただし銅板を使ったエッチングは、使用する酸化剤が産業廃棄物で環境下負担が大きいらしいのですでに除外予定。

この取り組みはかなり時間をかけてやっていくことになると思います。

目標はこのパスタマシン印刷機で、はがきサイズの印刷をしてポスクロに活用すること。

ただし私にデザインなんてできるのか?という疑問は無視できない問題です。

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