この日は、先日頼まれていたさっとカブリーナを7時前にS叔母宅の郵便受けに投函。
自宅からS叔母宅に立ち寄ってから実家へ向かっても、バイクならば10分程度しか変わりません。
父、私、10時頃から義姉で作業しました。
私と義姉は午前中だけでした。
というのも、この日の午前中に親戚の葬儀があったので兄と母が不在の間に進める作業だったからです。
サブ農産物のブドウのうち、みんな大好きシャインマスカットの予備摘粒です。
昨秋の収穫では、シャインマスカットの形状がちょっとなぁ…と思っていた私。
所詮サブ農産物のブドウなのですが、私はこの形状は好きになれないな、と感じました。
経営者の兄が「それでいい」と思っているから余計な口出しはできません。
だがしかし、納得できない私は予備摘粒で勝手に形状を修正しようと手を加えました(苦笑)
というのもシャインマスカットって、消費市場で飽和状態のブドウです。
昨秋の後半では値崩れが始まっているし、直売所の消費動向もどうも飽和に向かっているな、と感じるのです。
それなら形状(見栄え)を良くした方が売りやすいですから。
この半年、YouTubeの栽培動画を見まくり、各地の農業技術センター(昔の普及所)のレポートを読みまくりましたよー。
たぶんシャインマスカットの摘粒はこうやればいいかも…という自分なりの見解を元にやってみました。
ま、兄の方針とちょっと違うので、怒られたら怒られたで気にしない…ということにしました。
以前、兄とも話したのですが、YouTubeではブドウの栽培技術の動画はたくさんあります。
でも実家のメイン農産物の栽培技術の動画はほぼありません。
理由は定かではありませんが、土壌と地形の違いが大きく影響すること、施肥方法が近年大きく変化したこと、大産地が栽培技術の囲い込みをしていることが大きな要因ではないか、との見解に至りました。
果樹園の経営者である兄も、YouTubeで栽培技術を参考にするのか、と私にとっての驚きもありました。
なんなら兄の栽培技術をYouTubeで発信したら、再生回数を稼げるはずの人なので。
ただ、本人が口下手で不器用なことと、本人にその気が全然ない性格なのでムリですけれどね。
次回も楽しくお手伝いしたいです。