昨夜のレイトショーをMIFさんの福利厚生のチケットで観てきました。
前評判は知っていましたが、まさにそんな感じでした。
まずは良くなかった点は、主人公の声優さんの声。
4歳の男の子の声にはとても思えなかったことです。
そして、映画のストーリー展開もありますが、終始幼児の泣き声があり子育てをしたことがない私にはキツいです。
子育てをしていたら、泣き声ってこんなものではなく常にギャン泣きなのでしょうけれど、何しろキツいです。
それと物語の舞台である横浜の風景。
舞台は磯子区という場所で、横浜市の臨海部です。
ところが劇中ではっきりと場所が特定できないこと、そしてお母さんの両親(じいじとばぁば)は新幹線を使うような距離に住んでいるのに、ひいじいじのエピソードは場所が横浜のような、ほかの都市のような…とハッキリせず。
日本のどこにでもある風景と示したいのなら地名は一切出さない方がスッキリするのに…と。
良かった点は、じいじ役の役所広司さん、ばぁば役の宮崎美子さん、ひいじいじ役の福山雅治さん、お母さん役の麻生久美子さんの声でした。
この4人の声優さんは、鑑賞中に役者としての顔がチラつかずに自然に見られました。
とくにひいじいじのエピソードは何よりもかっこいい。
4歳の男の子が興味を示すであろう、電車やプラレールはふんだんに出てきます。
そしてありえない風景の磯子駅、そして東京駅。
主人公が東京駅でまごついている様子見ていたら、ほかのことを思い出しました。
先日立食いそばチェーン「富士そば」の経営者、丹道夫さんが2回目に東京に状上京したときに東京駅で迷子になって頭を抱えて立ちすくんだ話。
映画を見ながら「あのエピソード、面白かったな」と別のことを考えていました。
私にはあまり面白いと感じられなかった作品でした。
細田監督の前作「バケモノの子」も当初は汗の表現が汚らしくて嫌でしたが、先日のテレビ放映ではそれほど気になりませんでした。
この作品も、テレビ放映する頃には慣れてきてそれほど幼児の鳴き声が気にならないのかもしれません。
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makoto
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