☆★今日のショット★☆

綺麗なお花や美味しいたべものなどあれこれあれこれ載せて行きたいと思います。

帰省

2014-11-19 16:42:22 | 旅・観光


美瑛に雪が降って、十勝に帰るのに自家用車をビビり、JRで帰ることにしました。

美瑛駅には午前8時22分発の、快速狩勝で。
1日に一往復、旭川←→帯広列車があるんです。
たった一両、コトコト走る長距離列車。

降りる駅は、西帯広。
駅から徒歩10分の場所に実家があります。



初日はお芝居を観たので、どこにも行かず。

翌日は、広尾道を走って中札内の道の駅に行ってみました。
高規格道路の広尾道は、まだ広尾まで通じてはいないのですが、一気に行けるので、中札内や更別まであっという間に到着してしまいます。



自分のお土産(^_^;)

帰りは空港に繋がる道路を走り、回転寿しで舌鼓(^^)

高齢の両親も元気ではあるものの、母は、目の前にある美容室に一人で行けず、先日姉に髪を切ってもらい、歩いて5分のところに歯科医院が在るのに歯の治療に行かず…困ったものです。

膝痛が酷くなって、出掛けるのが億劫なんですね。
あと、物忘れも酷いので、道に迷う不安もあるんですね。

でも、呆けてはいない。忘れるけどしっかりしてる。あとは後ろ向きの考えがなんとかならないかなぁ、と思うのです。

年をとったら仕方が無いのかなぁ。

今年の5月に帯広に引っ越したわけですが、平屋の南向きでとっても暖かいの。
使いやすい家です(いや、以前は私も住んでいたのですが)

ああ、帯広良いなぁ。

冬場の雪が少ないし、何しろ十勝晴れの青空が本当に気持ち良いんだもの。

昨年の母は、どうしようもないくらい鬱状態になっていて、引っ越したい、やっぱりやめる など、振り回されました。
その前の年は、私は病気だから(診察した訳でも無いのに)もう死ぬ、とか言い出して、どう対応していいか分からなくなりました。

でも、母自身も自分の状態がおかしいことに気付き、
長男(兄)に心療内科に連れて行ってもらうことにしたんです。

色々薬などを処方してもらって、状態も落ち着き、やっと帯広に来ることができました。

膝が痛いと言いながらも、家事はこなすし、温かい家の中が好きみたいです。

今も後ろ向きの考えは変わらないけれど、以前よりしっかりしています。
忘れる事は、根気よく何度も説明することでわかってくれます。

最近の事が、覚えられないんですね~。

美瑛に帰る日は、ちょっぴり後ろ髪を引かれます。


帰りは、快速ではなく各駅列車で帰って来ました。
御影と十勝清水の間の信号場で、30分近く停車していて、これには参りました。


車窓の景色が、春みたいです。



乗り換えの富良野駅で、高倉健さんの訃報を知りました。
幌舞(幾寅)駅も直前に通ったので、本当にビックリ。
母より一歳上だったんだ。
高齢でも格好良く、心に響く演技を見せてくれたのに、とっても残念。

でも、最後まで現役で、惜しまれて天寿を全うできる人って、ほんの一握りの人なんだと思います。
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帯広演研 69回公演 あゆみ 反復かつ連続

2014-11-19 06:21:08 | 映画・演劇・美術館

新しい試みであるお芝居を観てきました。

HPなどで、そう書いてあったので、一回見ただけでは理解できないと感じ、2回観ました。

(「あゆみ」と「反復かつ連続」は違う芝居なので2本を2回づつです。)

“あゆみ” と “みき” と言う仲良しの女の子を3人の役者が代わる代わる演じるという作品。

役者が上手から下手に動き、追いかけっこのように物語は進みます。
時に同じセリフが繰り返されたり、過去と未来を行ったり来たり。

言葉で説明するのは、とっても難しい。

ひとつひとつを意味付けして考えると、置いていかれる。
頭の中を、フラットにして見たまま、聞いたまま感じ取りたい。

私は今、大自然の真ん中で生活しているから、狭い空間の中で演じられる世界は、全然別の世界。
感じる脳の他に、考える脳を使ったなぁ。

下北沢の本多劇場に来たみたいな感覚に陥りました。

反復かつ連続 は、泣けました。
まだ来週末も公演があるので、ネタバレしないように感想を書きます。

家族6人を、1人の役者が演じるのです。最初は分からない空間が、時間が経つうちに家の中までが見えてくる。

とある家族の、朝の一コマ。
何気ない景色が、かけがえのない時間だったと感じます。

「行ってきます」の一言に、涙が出ます。

過去の公演のポスターを懐かしく見てると、今回の公演が「69」回目と気づきます。
凄いね、長いね。

劇団創立39年。本当に長いです。
私が入団した時は、10周年の冊子を作っていた時だったから、あれから29年なんだね。

いつも変わらない友人たちがいて、心が解放される場所。

今回も素敵なお芝居を見させてくれて、ありがとう(^^)

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