☆★今日のショット★☆

綺麗なお花や美味しいたべものなどあれこれあれこれ載せて行きたいと思います。

西安旅遊 その3

2007-08-04 19:57:40 | 中国語
朝目覚めたら快晴だったhinode
これってものすごくまずい事で、北国育ちの私には大変になるのでは・・という予感があった。
2日目以外はすべてバスで移動する。わたしだけだったら乗れないけれど、慣れてみると分かり易い。バス停には時刻表が無い。順に来るのを待つのである。

最初に陝西歴史博物館にいく。
古き時代からの陶器などが飾られている。
その後、バスで1つ先の大雁塔に行くのだが、歩いた。失敗した。
ものすごく暑い。しかも大雁塔の広場はむちゃくちゃ広くて、しかも白いコンクリートで照り返しが更に暑い。

三蔵法師がインドから持ち帰った教典を保存するために建てられたものらしい。
西遊記で馴染みが深い三蔵法師なので、日本人が多いらしく、日本語で書かれた案内もあった。でもこの日は日本語を聞くことは無かった。

暑い。かなり暑い。
バスで南門へ行こうとしたが、バス停が反対側で、西安駅まで行くバスがあったので、引き返すルートで南門に行った。南門に行く前に昼食を頂くことにした。

近くの小吃街でお店を選ぶ。最初に見つけたお店は綺麗そうだったが、チベット料理だったのでどう食べるか自信が無く、向かい側の中くらいのお店に入ってみた。
二階に行けというので階段を上がると、階段が汚く、途中のトイレもドアが開いていてものすごく汚かった。二階ではたくさんの人が食事をしていたが、このお店で食べる気が起きなくて、チベット料理のお店に戻ってみた。

メニューの見方も料理の内容も全然解らなくて、いろいろ聞いていくうちに、魚と野菜を煮込んで、後からスープの中に別の野菜を入れて食べるという物だった。
この四角い容器に鯉が一匹入っている。花椒と油と何かのスープでネギとパクチーがドッサリ入っている。パクチーが嫌いな人は無理だが、私は大好き。
鯉も柔らかくて、残さず食べることが出来た。
大ヒット!こんな料理が有るんだね。感動!

なんだか頭が痛い。きっと熱中症だ。暑くなると必ず襲う頭痛。
いやー、ヤバイ。
次は南門から城壁に上がり、ちょっとだけ歩く予定だった。
城壁は、長安の都を外部から守るため、中心部を囲ったもの。およそ13kmである。
歩くのは無理。レンタサイクルも有ったが、無理!暑いから。
この時、意識朦朧としていた。
ここには城壁をまわる専用車が1人50元で営業していた。
南アフリカから来たご夫婦と一緒に乗ってみた。屋根があって涼しい。

城壁を回ってみて、かなり感動した。
街にいると解らないが、西安駅を中心に城壁がぐるりと囲んでいる。
長方形の角が、あまりにも遠くて霞んでいる。いやすごい。
涼しい時期に自転車で回ると良いかも。あまりにスケールが大きすぎて、写真では感動できない。中国は、その大きさを現地で感じる物なのかもしれない。

今回は一度しか有ったことのない大阪の女性と一緒の旅。
でも昨年一週間過ごして、息の合う人だった。
こんなスリルのある旅は彼女と一緒じゃなくちゃできないな。


西安から北京までの飛行機の中、中国の大地を見ながら、帰る。
北京で2週間の短期留学を控える彼女とは、北京空港で別れ、1人で大阪に向かう。
久しぶりに彼女以外の人の日本語を聞く。

今朝ホテルで食べた納豆ごはんとお味噌汁が本当に美味しかった。
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西安旅遊 その2

2007-08-04 19:07:32 | 中国語
2日目の兵馬俑博物館にどう行こうか考えていた。
バスもあるが、1時間くらい掛かるし、近くにある秦の始皇帝陵と華清寺にもどう行くか解らない。
でも日本人向けのツアーは高い(1020元≒15300円)
ホテルのカウンターで聞いてみたら、二人で300元で行けるというので、お願いした。
翌朝ロビーで待っていたのは、ホテルが依頼した旅行会社の黒塗りの車。しかも中国語のガイド付きだbikkuri
うう、これは頭の中を必死に中国語モードに切り替える。
私たちは兵馬俑博物館、秦の始皇帝陵、華清池だけお願いしたのだけれど、「去四個地方」(4箇所に行く)という。
げげ、どこに連れて行かれるのか不安だったが、バンポー博物館が増えただけだった。

紀元前6000年前の住居跡が発掘された場所の上に立てられた博物館である。
ちゃんとした博物館だった。良かった。

その後兵馬俑の工場に行くという。工場?なんだよそれ。「免費」(無料)だから大丈夫と言っているようだ(^^;)
到着してみると、兵馬俑のミニチュアを作っていた。
そして大いなるニセモノも作っている。堂々と客を呼んで売るなんてイヤーやっぱりしたたかですわ、中国。でもこんなものを本物を見る前に見せられて、本物も本物なのか疑いたくなります、まったく。 画像はニセモノ。

そして今度は絹の製品を売っているお店に連れて行かれる。
案内してくれたのは、日本語の出来る「しょうちゃん」という男性。
どこの国の人か解らない怪しい雰囲気だったが、イントネーションからして、日本人だ。なんでこんなところで働いているんだdokuro
蚕から絹を取り出す作業、引っ張っても切れない丈夫さをアピール。
そして絹の絨毯やスカーフや洋服を宣伝する。あはは(^^;)見せて貰っても買いません。いつになったら兵馬俑が見られるんだ!!

やっと秦の始皇帝陵に連れてきて貰った。
いや暑い!暑すぎ!
広い広い入り口から始皇帝陵の上まで歩いた。お墓でしょ。自分で登ってきてから思うのも変だけど、良いのか、ここに来て。結構高くて見晴らしは良かった。

やっと来られた。兵馬俑。
ものすごく大きな敷地に兵士が並ぶ。ここは圧巻だ。
入り口にあった秦の始皇帝陵との位置関係を知ると、始皇帝の権力の大きさを知ることが出来る。とにかく大きな施設である。ここにたどり着くまでもが大変なのだ。
北京五輪をにらんでか、ホテルやレストランを建設している。こんなにたくさん作って大丈夫か?
それにしても写真はニセモノの方が綺麗に写るから不思議だ(^^;)

昼食を摂ることになった。ガイドさんお薦めのお店らしいが、空いていた。
これが美味しいと勧められたのは、キノコ料理。値段を見たら88元もする。スープも勧められた70元である。高い。
「高いので違う物にする」と言うと、ガイドさんは奥の方で別に食事を始めた。
私たちは炒飯とハスの料理、豚肉のスープを注文した。全部で40元くらいだったかな?

華清池
温泉。足を洗うだけで10元かかる。
楊貴妃も浸かったそうな。
そしてここにはかの蒋介石が滞在した五間庁もあった。
綺麗なところだったが、入場料70元は高い!

そのあと「お茶屋」さんに行くという。
きっとたくさんのお茶を試飲させられて、高いお茶を買わないと帰れない状況になるのは目に見えていたため、「我身体太累了。馬上回賓館。」(もう疲れたのですぐホテルに帰る)と伝えたら、「好了。好了。」(いいですよ)というので、ほっとしていたら、「疲れたときはマッサージが良いよ。身体が軽くなるよ。あなた達のホテルの一階にマッサージ屋さんが有るので、紹介しましょう。私たちが紹介すれば、150元が100元になるよ」と来たもんだ(^^;)。あははあはは・・・力無く笑ったが、断った。
ここまで商売をするんだ・・
「明日はどこに行くの?」と聞くので「大雁塔と城壁」と言ったら「車で行くの?」と聞くので「バスで行く」と言ったら納得してくれた。「空港に行くときにまた連絡してください」と名刺を渡されたが、絶対電話しない。

非常に疲れたが、中国語の良い勉強になった。
夜夕食を食べに行ったところで、お釣りをごまかそうとした店員がいた。
油断も隙もありゃしない。

続く。
コメント (4)
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西安旅遊 その1

2007-08-04 18:06:00 | 中国語
特に問題もなく帰国できましたniko
いやー、西安に到着してから、いきなりタクシーでぼったくられ(^^;)、倍の値段でホテルに到着!格安で予約したのに、部屋はプリンスホテルとか、それくらい高級なホテルで、綺麗、良かった。

今回の旅行は、ツアーでもなく日本語の通訳がいるわけでもなく、友人とわたしが中国語を少し話せる、というだけで来た思いきった旅である。
兵馬俑は見に行きたいけれど、郊外なのでどう行こうか考える時間を取りたかったので、1日目はホテルの近場から行くことにした。

小雁塔
インド洋式の仏塔で、この周りには広い広い公園がある。
仏塔は登ることが出来て、階段は暗くて急。塔の頂上からは西安の街が見渡せる。
塔は修復中で、工事の人の命綱は日本じゃ考えられないほど簡単な結び方hiこわっ
でもとても素朴で良かった。

鐘楼と鼓楼
西安の繁華街にあるランドマークみたいな建物。
画像は鐘楼から見た鼓楼。太鼓の赤が綺麗だった。
このあたりはホテルやレストランの集まる場所で、広い広い広場がある。
スタバもあり、2度も入ってしまった(^_^;)
いや、スタバの氷は安心だからね。

この近くの餃子屋さんで餃子を頂き(美味い!)化覚巷という露店街を歩いてみる。色は鮮やかだけど、食べてはいけない果物?殆どが砂糖漬けを置いている。
見た目は綺麗だけどね、野ざらしだもん、怖いよね。

この近くにある清真大寺に行こうとしたが、間違って行き過ぎ、途中で民タクに乗る。3元(約45円)だもん、安いよね。民タクとは自転車やスクーターの後に座席を設けて乗るタクシーである。本当は違法らしいが、疲れた足の1kmには非常に有りがたい。
民タクに乗って撮してみたが、なかなか早くて上手く写らなかった。

清真大寺
イスラム教寺院。文字が読めない(^^;)
この露店街はとても長く、北側に向かって歩けば歩くほど、イスラム教徒の人が生活している。男性は白い帽子、女性はスカーフのようなものを被っている。
この人達に出会ったとき、シルクロードの起点の西安に来たことを実感した。
大陸は繋がっているんだなぁ。彼らの先祖はシルクロードを通ってここまでやって来たんだなぁ。
でも、路地が汚くてうんざり。

長くなってしまったので、その2につづく。
コメント (2)
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