♪京都全日空ホテルランチバイキング♪

知り合いの料理人いわく、ホテルランチでは一押しだ！！
と聞けば、お腹の虫がうごめき出す。
それと時同じくして、ミニコミ紙にランチバイキングのクーポン券を見つけた。
京都全日空ホテルのレストラン「コージー」。
この好タイミングに、
「・・・行く？」
「うん、行ってみよっか。」
食べる事となると、妙に息が合ってしまう母娘だ。
困ったもんだね～と顔を見合わせながら、綻ぶ満面はすでに修正不能。

そして、あれよあれよのうちに当日がやってきた。

３番テーブル、ごあんな～い。
早期予約の甲斐あってか、庭に面した窓際の席だ。
巨岩をなぞり落ちる水流が、キラキラと池に注ぐ。
鯉の遊泳する先には、作り物のシカがお尻を向けて立っていた。
その存在の不自然さが気になり、しばしの話題となる。

利用時間は９０分。
自分達だけのゴングを鳴らし、ランチ開始。

　

　

どれもみな、素材を生かした独特の味付け。
無制限の時と、底なしの胃袋があるならば、飽くことなく食べ続けられるだろう。
ステーキはオーダーすると、焼きたてが運ばれてくる。
力なくとも噛み崩せる軟らかさだ。

デザートはできるだけ多種を味わおうと、ロールケーキ以外は１つを２人で分けっこ。
あと６，７種類くらい並んではいたが、とてもじゃないけど食べられない。
ロールケーキはデザートＮｏ.１と、聞いたとおりのほんまもん。
身を以って確信した。
もちろんロールケーキの居場所は、時をおかずしてポッカリ空き地に。。。

優しく満たされていくため、少々食べ過ぎたかな・・・。
いやはや、いつもの口癖が。
地下のお店をブラブラ覘きながら、腹ごなし。
一流ホテルと言うだけで、すごくリッチな心持ちになれた。
そんなシンデレラ気分に別れを告げて、バス停に向かう。

京都駅とホテル間の無料送迎バスは大変ありがたい。
しかし、１５分毎の本数の多さは過剰に思う。
往復利用させていただいたが、座席は三分の一も埋まりはしなかった。
発車までの１０分足らずの間、エンジンとエアコンは掛けっ放し。
乗客へのサービスのつもりだろうが、省エネ、地球環境などへの配慮不足が気になった。