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青い花

読書感想とか日々思う事、飼っている柴犬と猫について。

ハシゴ通院

2015-05-25 06:46:17 | 日記
土曜は、娘の耳鼻科と凜の動物病院をハシゴしました。

先週の半ばに、学校の耳鼻科検診の結果が渡されたのですが、娘は例によって要再検査となっていました。滲出性中耳炎です。幼稚園の年中組の頃から何度もぶり返していて、先月にも通院したばかりだったのですが、また、状態が悪くなっていました。
土曜の午前中に、かかりつけの耳鼻科医に検査をしてもらったら、右耳のグラフがまっ平らで聞こえていない状態でした。また、当分通院ですね。
おまけに、金曜には視力検査でも「再検査のおすすめ」のプリントを貰ってきてしまいましたよ。娘、気の毒…。それにしても、左目の視力が1・0で、右目が0・3って、バランスが悪すぎますね…。うちは、弟と私が乱視&近眼で、主人の家系も眼鏡率が高いので、遺伝なのかもしれませんね。友人に話したら、「不同視(ガチャ目)は、その殆どが遺伝的なものらしいよ」と言われました。今日、娘が学校から帰ってきたら、眼科に連れて行きますよ。

午後からは、凜を動物病院に連れて行きました。フィラリアの検査と混合ワクチン接種です。いつもは土曜か日曜に入浴するのですが、注射を打つと三日ほど入浴出来なくなるので、金曜の夜に済ませておきました。入浴後は抜け毛が凄まじいので、一階で寝てもらうことにしたら、私たちが二階に上がる時について来たがって、暫し押し問答となりましたよ。あの目で見つめられると心が痛みますねぇ。
朝、一階に降りたら予想以上の抜け毛地獄となっておりました。換毛期ですからねぇ。
夕方に動物病院に連れて行ったのですが、凜は動物病院が大好きなので、「病院に行くよ!」と声をかけたら、表情がぱぁっ明るくなって、グイグイ歩いていきました。動物病院には、動物好きしか居ませんからね (笑)。今回も獣医さん達に可愛がってもらって、「この子は得な性格だねぇ」と言われました。体重計測と検温の後、肛門腺を絞ってもらってスッキリ。血液検査の結果も問題なしで、これから12月までフィラリアの予防薬を飲み続けます。体重は前回より200グラム増えて、7.4キロになっていました。凜は冬期に体重が減少し、暑くなるにつれて肥えていく傾向にあるようです。オヤツの量を注意せねば…!
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メダカとザリガニ

2015-05-22 06:44:51 | 日記

お隣さんから、メダカをわけていただきました。見えますでしょうか?娘は魚類を飼うのが初めてです。私も小学生の時に金魚を飼って以来ですし、メダカは初めてなので、勉強が必要ですね。
お礼として、我が家で育てたアマリリスを一鉢差し上げましたよ。

こちらは、娘が去年の6月に引地川親水公園で釣ってきたザリガニです。あと2週間ほどで、我が家に来て1年になります。一度脱皮したので、ジップロックに入れて学校に持って行かせたら、当時の担任の先生から「良い教材になりました」と、喜んでもらえました。長生きして欲しいです。

主人が、八丈島出張から帰って来ました。お土産の明日葉バームクーヘンです。八丈島は、明日葉の産地なのですね。
主人は出張が多く、来週は長崎、その次は小笠原に行きます。離島は、天候によっては船が欠航するので、予定日に帰って来れないことも多いです。そんな時は、やはり心配になりますね。
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遠足の準備

2015-05-21 06:25:06 | 日記

今日は娘の学校の遠足です。茅ヶ崎里山公園に行きます。久しぶりにお弁当つくりました。
一昨日になって、担任の先生から「遠足には、黒以外の色の長ズボンを着て来るように」と言われたので、昨日、慌てて長ズボンを買いに行きました。娘はスカートが好きなので、ズボン系はキュロットとカボチャパンツしか持っていなかったのですよ。事前に渡されていたお知らせのプリントには、服装については何も記載されていなかったので、先生の個人的な判断なのだと思います。そういうことは、もう少し早く伝えて欲しいですね。

主人が出張中なので、「こんなの買いました」と報告するために撮影しようとしたら、桜と凜が収まってしまいました。写りたがり?
長ズボンも買ったし、あとはお弁当を作るだけだと安心していたら、昨日になって、先生から「遠足のおやつに飴、グミ、ガムは禁止」と言われてしまいました。もう買ってしまいましたよ…。これもプリントには書いてなかったので、先生の個人的な判断なのだと思います。前日になってから言わないで欲しいです。当然、クラスの殆どがもうおやつを買っていたので、子供たちから大ブーイングだったそうです。そしたら、先生は、「ちゃんと考えて買って!」と怒り出したそうです。お友達との交換用とか、手がベトベトにならない物とか色々考えた上での選択なのですが…。「チョコレートは溶けるから」と言った子に対しては、「溶けたら冷やせば良いじゃん」と答えたそうです。現地に冷蔵庫があるわけでもあるまいし、家に持って帰って冷せという意味なら、それは遠足のおやつじゃないですね。
それはさておき、深夜の2時過ぎから激しい雷雨で、「遠足延期か?」と心配していたら、5時頃晴れて来ました。子供たちには、楽しんで来て欲しいです。
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聴力検査

2015-05-20 06:42:33 | 日記

もう寒さがぶり返すこともないだろうと思って、クリーニングに出す冬物衣類をバッグに詰めておいたら、桜が中で丸くなっていました。一緒にクリーニングされちゃう?

娘の学校で行われた聴力検査の結果が出たのですが、今年も「再検査のおすすめ」のプリントを貰ってしまいました。聴力は、毎年引っかかるので、もはや恒例行事ですね。先月中耳炎が治ったばかりなのに、また通院ですか…。水曜と金曜は塾だし、木曜は病院が休診なので、土曜に連れて行きますよ。中耳炎は、大人になったらかかりにくくなると聞いたのですが、本当でしょうか?

ぬいぐるみで遊んでみました。何となく、お見合い風。

もう一枚。
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猫鳴り

2015-05-19 06:56:56 | 日記
沼田まほかる著『猫鳴り』

三部構成で、それぞれ主人公が異なる。
第一部は、40歳で身籠った子供を流産してしまった伸枝の視点から、第二部は、無口で何を考えているのか分からない父親と二人で暮らす登校拒否の中学生・行雄の視点から、そして第三部は、第一部の主人公・伸枝の夫で元大工の藤治の視点から描かれている。
三つの物語に共通して登場するのは、モンという一匹の猫だ。第一部では、生まれたばかりの仔猫のモンが、第二部では、成猫になったモンが、第三部では、晩年のモンが登場する。モンは、主人公たちの心を映す鏡のような役割を果たしている。
〈猫鳴り〉とは藤治が考案した言葉で、モンが体をさすられている時に喉を鳴らす音のことだ。こんな言葉、愛情が無いと思いつかないだろう。

はじめは微かだった鳴動が、だんだん大きくなりながら胴体の隅々にまでゆっくり満ちひろがっていく。その様子を見ていると藤治はいつも、猫鳴りはどこか遠い世界からモンのところへやってくるのだ、という気がしてならなかった。……第三部より

第一部の主人公・伸枝は六か月で胎児が流れてしまった己の内側を空っぽの底なし井戸のように感じ、その暗い虚無のなかに落ち込んでいくような気がしている。そんな頃に家のそばで泣いている仔猫に出会う。その仔猫は、何度捨てても戻ってきた。肩にぱっくりとした傷を負いながらも必死に戻ってきた。それなのに、伸枝は何度も捨てに行く。夫が飼ってやろうといっても意地になって、冷たい雨の降る森に置き去りにして帰る。その描写が執拗なのだ。
我が家では、二匹の元野良猫を家族として迎えている。そのうちの一匹が拾った時、モンのように死にかけの状態だったので、怪我を負った仔猫を捨てることに何の躊躇いもない伸枝が薄気味悪かった。最終的にはモンは伸枝夫妻に引き取られるのだが、私の心には、彼女への不信感が残ってしまった。

第二部の主人公親子はもっと不気味だ。行雄は幼い男児に異常な憎悪を抱いている。叩いたり転ばせたりといった程度の嫌がらせでは収まらなくなった彼は、幼児殺害を計画し、サバイバルナイフを携帯して、ターゲットを物色するようになる。彼は心の内にブラックホールのような深淵を抱いている。
サバイバルナイフを公園に落とした行雄は、警察に補導される。引き取りに来た父親の、平素の口数の少なさからは想像もつかないような捲し立て方が異様だ。父親の心にもブラックホールが広がっている。父親はそれを「絶望」と呼んでいる。

第三部では、伸枝はすでに病死しており、定年退職した藤治がモンと暮らしている。年老い、死に向かうモンの姿が藤治の目を通して、淡々と描かれている。晩年のモンは、しみじみと愛おしく、藤治に道を指し示す存在となっている。

一瞬一瞬が永遠みたいな時間の流れに浸って、猫も自分も元々のかたちに戻り、それ以上でもそれ以下でもなく充足している。不思議な気分だった。もしかしたら、こういうのを幸せというのではないか、と藤治は思った。死にかけている猫といて幸せであることが、そのときには少しもおかしいと感じなかった。……第三部より

藤治は、一匹の猫から、生と死、そして幸福を教わることができる人間だった。藤治を主人公に据えたことで、物語は温かな空気を纏うようになった。モンを手本に、藤治は己の老いと死を受け入れた。モンを看取ったのが藤治で良かった。藤治と共に老いたのがモンで良かった。猫好きとして心からそう思った。
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