今日のフォト。
痺れるような絵画のポストカードをもらって
フォトフレームに入れてリビングに飾りました。
たぶん私が生きている限り
この絵画のポストカードは
ここに飾られているだろう。
写真は全て、スマホ撮り。
3月、関東在住の娘が絵画展に行ったそうです。
私は写真が好きだけれど、娘は絵画が好き。
鉄道風景画家 松本忠 作品展
「日本の鉄道抒情」
何気に行った鉄道風景画家の作品展で
娘は思わぬものに出会いました。
こういう赤い糸的な出会いがあるのだと
私も驚きました。
娘は私に、松本忠画伯の絵画の
ポストカードを3枚買って来てくれました。
そのポストカードは、私の故郷の駅と鉄道。
2002年12月に、廃線になった有田鉄道でした。
廃線から22年以上が経つ。
今は、有田鉄道線の跡地を整備して
全長5.2kmの「ポッポみち」という
遊歩道となっています。
この絵画は、在りし日の駅と有田鉄道です。
懐かしくて、涙が零れ落ちそうになる。
下津野駅 ~ 御霊駅の間の鉄橋を
有田鉄道が走る。
目に青葉、田植えが始まったようです。
始発(終点)の「金屋口駅」
全盛期には、金屋口駅 ~ 藤並駅の間を
1日何往復も運行した有田鉄道。
懐かしい。
金屋口駅から1駅西の「御霊駅」です
私はこの駅から電車に乗り、高校に通いました。
全ての景色が昔のまま。
こんな心地よいタイムスリップがあるのかと。
線路の向こうにある山や家も、グッと来る。
ポッポみち沿いの駅は
廃線から15年後の2017年
この3枚の鉄道風景は、ずっと見ていたいから
フォトフレームを買ってきました。
きっとこれからの人生、私を癒してくれる。
最高の良薬。
ふるさとの
訛(なまり)なつかし
停車場の
今でも訛る
自分愛しい
啄木の歌に、私の本音を14文字で綴る。
私の大阪弁は、生粋の大阪人に比べて
イントネーションが違う。
それでもいい。
故郷は、何年経っても心にある。