今日のフォト。
「一葉(いちよう)」という桜です。
東京荒川堤にあった里桜で
花弁数は、25枚ほどあり
満開時は、白っぽくなります。
一週間、「2024桜便り」を見ていただき
ありがとうございました。
遅くして咲いた今年の桜は、とてもきれいでした。
「2024桜便り」、最後の桜は
大阪造幣局 桜の通り抜けです。
1883年(明治16年)から始まった
桜の通り抜けは、今年141年を迎えました。
141品種、340本の桜。
毎年ながら、夢の通り抜けです。
「大手毬(おおてまり)」
造幣局には、毎年
「今年の花」というのが決めらます。
今年は、「大手毬」という桜です。
淡紅色で、大きな手毬のような形。
風が吹くと、枝がゆらゆら。
ブランコをしているようで、可愛いです。
「日暮(ひぐらし)」
東京荒川堤にあった品種。
外側は薄紅色で、内側の花弁は白です。
花弁数は、20枚程度。
「白雪(しらゆき)」
花は白色の一重で
一枝に、たくさんの花が付いています。
「鬱金(うこん)」
京都・知恩院に植えられていた品種。
花びらは、薄黄緑色で
花弁数は、10枚~15枚。
「蘭蘭(らんらん)」
子供たちが、上野動物園のパンダ
「蘭蘭」の死を悼み、花びらの付き方が
パンダの毛並みに似ていることから
この名前が付けられました。
「千原桜(ちはらざくら)」
薄緑色がかった白色の花弁は
染井吉野の1.5倍ほど大きさ。
1本の枝に、一重と八重が
咲き乱れる様子は、見事でした。
「幸福(こうふく)」
毎年、通り抜けに行くと、この桜は時期が終わって
散っていることが多かったのですが
今年は満開でした。
「幸福」をいただいたような気持ち。
花弁数は、15枚~20枚。
万博の桜「大手毬(おおてまり)」
2025年の大阪万博に先駆けて始まった
「万博の桜2025」プロジェクト。
大阪の街に、2025本の桜を植樹するものです。
造幣局の桜の通り抜けにも、万博の桜が1本
植えられました。
万博の桜「大手毬(おおてまり)」
品種は、「大手毬」
右側のプレートが、「万博の桜」の目印です。
「松前紅紫(まつまえべにむらさき)」
つぼみは濃紅紫色で、開花すると紅紫になります。
下向きに咲き、花弁数は35枚~45枚。
「大島桜(おおしまざくら)」
伊豆七島に自生する桜。
花は白色で大きく、潮風煙害に強い桜です。
「雨宿(あまやどり」」
花びらの割れたところから、葉が伸びて来て
葉かげに、雨をよけているように見えるので
この名前が付いたそうです。
花は白色で、花弁数は10枚~15枚。
「御衣黄(ぎょいこう)」
花は黄緑色で、開花が進むと花弁の中心に
紅色の縦線が現れる、珍しい品種です。
「松前琴糸桜(まつまえこといとざくら)」
北海道の桜研究家・浅利正俊氏が
無名の八重桜の大木の種子から、作りだした桜。
花弁数は、40枚~45枚。
開花後は、濃紅色から薄紅色になります。
新品種
「松前薄重染井(まつまえうすがさねそめい)」
桜研究家・浅利正俊氏が、染井吉野と里桜との
交配から育成した桜です。
花は薄紅色で、花弁は5枚~12枚。
来る年もまた
桜追いの旅したい
一葉(ひとは)さん
きっと会いにゆきます
さくら さくら さくら。
酔って候。
夢みて候。