
今日のフォト。 映画は絶対に食べながら観ます。(笑)













8月、「終戦のエンペラー」を観て来ました。

第二次世界大戦で降伏した日本に、GHQのマッカーサーが降り立った。
武器も持たず、悠然とコーンパイプをふかしたのは
日本国民に、史上最悪の終結を知らしめるためだった。

岡本嗣郎のノンフィクション
「陛下をお救いなさいまし 河井道とボナー・フェラーズ」が原作。
戦争における真の責任者が誰なのかと迫っていく姿を描く。
衝撃の真実に辿り着く姿を、息も詰まるタッチで追う。

マッカーサーはフェラーズに、戦争における天皇の役割を探れと命じる。
連合国側は天皇の裁判を望み、GHQ内にも裁判をと考える者たちがいたが、
マッカーサーは天皇を逮捕すれば、激しい反乱を招くと考えていた。

大学生の頃、フェラーズは日本人留学生アヤと恋に落ちるが
彼女は父の危篤のため帰国。

あれから13年、フェラーズは片時もアヤを忘れたことはなかった。

その後、再会を果たすが、戦争によって、再び離れ離れに・・・。

宮内次官の関屋貞三郎は、開戦前、天皇が平和を望む短歌を朗読したと語る。
天皇に最も近い相談役である内大臣・木戸幸一が、天皇が降伏を受諾し
反対する陸軍を封じるために玉音放送に踏み切り
千人の兵士から皇居を襲撃されたという経緯を話す。

戦争を始めたのが誰かはわからない。 だが終わらせたのは天皇だ。
フェラーズはマッカーサーに、証拠のない推論だけの報告書を提出する。

マッカーサーは結論を出す前に、天皇本人に会うことを希望。
異例の許可が下り、ついに天皇がマッカーサーの公邸に現れる。

天皇は、日本の未来を決める、一大決意を心に秘めていた。
この後、天皇のマッカーサーへの言葉は・・・。
「終戦のエンペラー」、見逃さずに観ていただきたい、ノンフィクションの歴史映画です。