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マドンナのナイショ話

あなたに話したいあれこれ

東京家族

2013年02月08日 | 映画
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今日のフォト。 映画を観る時は・・・。
パンフレット、ポップコーン、おつまみ、マイポット(ホットコーヒー入り)。









                 









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山田洋次監督の「東京家族」を観て来ました。
この作品は、小津安二郎監督の「東京物語」をモチーフにしたと言われています。









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山田洋次監督といえば、「幸せの黄色いハンカチ」
「男はつらいよ」、「おとうと」、「母べえ」と、家族愛の物語が多い。









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2012年5月、瀬戸内海の小島で暮らす、平山周吉(橋爪功)と









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妻・とみこ(吉行和子)は、子供たちに会うために、東京にやってきた。









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郊外で開業医を営む、長男・幸一(西村雅彦)一家に









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美容院を経営する長女・滋子(中嶋朋子)









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舞台美術の仕事をしている次男・昌次(妻夫木聡)も集まり、久しぶりに顔を合わせる。









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のんびりした生活を送ってきた両親と、都会で生きる子供たちとでは
生活のリズムが違い過ぎて、少しずつ溝ができてゆく。



多忙な子供たちは、両親の面倒をみることが出来ず、2人を高級ホテルに宿泊させる。
そんな状況に寂しさを覚えた周吉は、やめていた酒を飲んで騒動を起こしてしまう。









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一方のとみこは、何かと心配していた、昌次の住まいを訪ね
そこで恋人の間宮紀子(蒼井優)を紹介される。









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ようやく長男の家に戻った2人だったが、そこでとみこは突然倒れ、帰らぬ人に・・・。









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橋爪功と吉行和子の演じる夫婦は、実に味わい深い。



口数が少なく頑固な夫に、おっとりしていて茶目っ気のある妻。
慈しみ、寄り添う2人に、夫婦の年輪を感じ、これが山田洋次監督の描く愛の形。









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人の一生は、長いようで短い。
親は、いつまでも元気なようで、実はそうではない。









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世代交代した後には、親の老いてゆく姿にも、加速が付く。



ふと、平山周吉&とみこ夫婦に、自分を重ねてしまった。
私もそんな年齢になったのかと、思う。









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ストレートな物語です。 余計な飾りも捻りも無い。
切なさを感じながらも、安心して観られる上質の映画だった。












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