
今日のフォト。 「レ・ミゼラブル」のパンフ。
小学生の時に読んだ、ユーゴー作の「ああ無情」は、今でも忘れることはない。
公開中の映画、「レ・ミゼラブル」は、2013年2月3日付で
興行収入41億7514万9900円を記録した。
これまで国内のミュージカル映画史上1位だった「 オペラ座の怪人」
(2005年公開)の40億8400万円を抜き、堂々の1位に輝いた。













1815年、1枚のパンを盗んだ罪で、ジャン・バルジャン(ヒュー・ジャックマン)は
19年も刑務所にいたが、仮釈放されることになった。
仮釈放されたものの、生活に行き詰まり、再び盗みを働く。
しかし、その罪を見逃し赦してくれた、司教の慈悲に触れ、身も心も生まれ変わろうと決意する。

マドレーヌと名前を変え、工場主として成功を収め、市長の地位に上り詰めた。
しかし警官のジャベール(ラッセル・クロウ)は、執拗に彼を追いかけてくる。

そんな中、以前ジャン・バルジャンの工場で働いていて
娘を養うため極貧生活を送るファンテーヌ(アン・ハサウェイ)と知り合う。

ファンテーヌの死後、ジャン・バルジャンは、彼女の幼い娘・コゼットの未来を託される。

ところがある日、「ジャン・バルジャン逮捕」の知らせを聞いた彼は、法廷で自分の正体を明かし
再び追われることになり、ジャベールの追跡をかわしてパリへ逃亡した。

ジャン・バルジャンは父親として、コゼットに限りない愛を注ぎ、美しい娘に育てあげた。

けれどパリの下町で革命を志す学生たちが、蜂起する事件が勃発。
ジャン・バルジャンやコゼットも、激動の波に呑まれてゆく。

上映時間158分。 けれど上映時間を感じさせない。
ヘビーな内容の物語を歌で表現しても、決して違和感がなかった。

劇場内からは、すすり泣く声も。
ミュージカルが苦手だと言う人でも、絶対に物語にのめり込んでゆくはず。

昨年12月21日の公開日より、連日、満員御礼を記録している。
日本のミュージカル映画史上、堂々の1位に輝いたこの映画、是非とも、観られたし。