goo blog サービス終了のお知らせ 

マドンナのナイショ話

あなたに話したいあれこれ

大阪城梅林で出会ったカメラマンたち

2011年02月24日 | 日記
110224t1


今日のフォト。
大阪城梅林の梅は、きれいだった。






                 






110224t2


大阪城梅林の一画で、こんな集団を見つけました。
これは私たちの写真教室の仲間ではありません。 別のカメラマンたち。






110224t3


熱心に梅を撮っている人たちだと思っていたら、狙っている場所が違う。
ピンクの丸印に、焦点を合わせています。






110224t4


これはいったい何事だろうかと思いました。






110224t5


実は、このカメラマンたちが狙っていたのは、「ジョウビタキ」の雄(♂)でした。


鉄道ばかり撮る人のことを通称=てっちゃん=「撮り鉄」というように
野鳥を狙って撮る人をどうも「撮り鳥」というみたいです。


「撮り鳥」で、インターネット検索すると、ヒットする。






110224t6


実は、彼ら(女性もいた)は、この椿に餌付けしているのです。






110224t7t


ホラ、人工の椿の枝に、飛んできました。
私も一緒に撮っていいと言ってくださり、この一員に加わった。






110224t8t


上の花が気になるようです。






110224t9t


上まで上がってきました。






110224t10t


飛んだ。






110224t11t


着地。






110224t12t


食べる。






110224t13_2


くわえて飛び立つ。


こんなブレブレの写真でごめんなさい。






110224t14


この瞬間をカメラマン(撮り鳥)たちが撮っているのです。
もちろん、上級の機材で、連続撮影しています。


液晶モニターから見せてもらうと、少しのブレもない。
研ぎ澄まされたように、計算し尽くされたように、飛んでいる鳥を撮っていました。






110224t15


また、餌付けです。
ピンクの丸印のところに、止まっています。






110224t16


餌付けしているのをジョウビタキが見ているというのも面白い話。
「あなたの下心、知っているわよ」って?






110224t17


鳥とカメラマン、共存共栄というわけか。
餌をいただく代わりに、写真を撮らせてあげる・・・って?(笑)






110224t18


スタンバイOKのようです。






110224t19


餌を見せてくれました。
ミルワーム(コメノゴミムシダマシ)というものです。






110224t20


おがくずの中に入っていました。






110224t21


なんか気持ち悪いです。






110224t22


こんなので餌付けして、野鳥を撮っているのですね。






110224t23


さて、椿に餌付けも完了しました。
朝から来て、夕方まで撮るそうです。 正に執念。


彼らは、2台3台と、もの凄い機材を持っている。






110224t24t


来ましたよ。 ラブリーな雄(♂)のジョウビタキくん。






110224t25t


花を見た。
カメラマンたちは息をこらして、ファインダーを覗いている。






110224t26


飛んだ。
連続シャッター音が、梅林中に響き渡る。


もの凄く興奮しますよ。 団体で撮っていると、特に。






110224t27t


花に顔を埋めた。






110224t28t


餌をくわえて、飛び立った。
この瞬間をカメラマンたちは、朝からずっと待っていたのです。


被写体に恋をすると、こんなものです。
待たされて、待たされて、この子を撮る瞬間に、全てのエネルギーを注ぎ込む。


そうして生まれる写真は、素晴らしい作品となる。
教えられました。 うん、私もがんばろう。






110224t29


鳥は気まぐれ。 今度はいつ飛んで来るかわからない。
けれど待つ、待つ、待つ。 ひたすら待つ。






110224t30


「撮らせていただいて、ありがとうございました」と言って、お別れしました。
私もこの日のテーマを撮らなきゃと、再び梅林の中へ入って行きました。









  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする