
今日のフォト。
2月7日。 水栽培を始めて、54日目。
この容器の水を吸いながら、ヒヤシンスは生きている。
命あるものを見ているのは、生きる喜びに繋がる。












今日の動画。 「ジーン・ワルツ」予告編。

映画「ジーン・ワルツ」を観て来ました。
「ジーン」とは、英語で遺伝子のこと。

帝華大学病院・産婦人科。
大学病院の名にふさわしく、待合室は幸せそうな女性たちであふれている。
彼女たちと笑顔で言葉を交わしながら、颯爽と歩く産婦人科医
彼女は、帝華大学医学部の助教授・曾根崎理恵(菅野美穂)。

医学生の前で教鞭もとる曾根崎理恵は、学生たちに
体外人工授精や、代理母出産の必要性を説くこともあった。

厚生省との関係が深い上司、屋敷教授(西村雅彦)からは
「要注意人物」と見なされ、衝突することもしばしばあった。

そんな理恵を複雑な思い出で見守るのが、准教授・清川吾郎(田辺誠一)
理恵と清川は、かつては産科医院・マリアクリニックで共に学んだ仲間だった。

けれどマリアクリニックの院長・三枝茉莉亜(浅丘ルリ子)は癌に侵され、
茉莉亜の一人息子・久広(大森南明)は、医療ミスの疑いをかけられ逮捕されていた。

理恵は帝華大学病院の助教授を務めながら
院長代理としてマリアクリニックで勤務していた。

近い将来、教授の地位を約束されていた清川は、理恵に特別な感情を抱きながらも
彼女の過酷な主張や言動には、当惑を隠せない。

閉院間近のマリアクリニックには、最後の4人の患者たちがいた。

身ごもった胎児が、自らの生命を維持できない
「無脳症」であると診断された、甘利みね子27歳(白石美帆)

未婚で妊娠し、安易な中絶を望む、青井ユミ20歳(桐谷美玲)
長年の不妊治療の末、悲願の妊娠をした、荒木浩子39歳(南果歩)

顕微授精で双子を妊娠している、山咲みどり55歳(風吹ジュン)

理恵は、顕微授精のスペシャリスト、「遺伝子(ジーン)の女神」だった。

そんなある日、理恵が禁断の治療をしているという噂を聞きつけた清川は
理恵の周辺を探り始める。
マスコミにも理恵のことが取り上げられ、「潰せ」と詰め寄る屋敷教授。
そんな中、患者たちの出産予定日が迫って来る。

ラスト30分、妊婦たちの出産シーンには、感動を覚える。

たった一つの精子と卵子が結合して、着床すること自体が奇跡。
そして新しい命が、この世の光を浴びる瞬間、かけがえのない命が誕生する。

理恵には隠された秘密があった。 理恵が仕掛けた禁断の治療とは。
日本の産婦人科医療の現実を 浮き彫りにした映画でもある。

小田和正が8年ぶりに書き下ろしたという
映画主題歌、「こたえ」も、心に響かせてくれる。

こたえ
どうしてこんなに 切ないんだろう
大好きな君が こんなに近くにいるのに
出会いはいつも 偶然なのか
それとも特別な 理由があるのか
いずれ答えは 見つからないから
そのすべてを 奇跡と考えたっていいよね
どうしてこんなに 切ないんだろう
大好きな君が こんなに近くにいるのに