マドンナのナイショ話

あなたに話したいあれこれ

中秋の名月

2009年10月03日 | イベント・行事
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今日のフォト。
みなさんの所からは、まんまるお月さま、見えましたか?


今夜は、中秋の名月。
大阪は、雲の間に見え隠れする月がきれいでした。






                 






Usagi


昔、天の神様が旅人の姿になり、猿とキツネとうさぎに食べ物を請うたところ
猿は木の実をキツネは魚を旅人に、差し出しました。


何も採れなかったうさぎは、「どうか私を食べてください」
そう言って、火の中へ飛び込んで行きました。


天の神様は、そのうさぎを哀れに思い
月にその姿を描いたという、哀しい伝説があります。






Jenny


また、千年以上も前に書かれた、日本でも最も古い「竹取物語」
十五夜の夜、かぐや姫は、自分を愛してくれた人たちを残して、月へと帰って行きます。


月にはなぜかしら、哀しい物語が多いですね。


そして古代より日本では、月を愛でるという習慣があり、月見の祭事が行われ
観月の宴や、船遊びをしたり、歌を詠んだりして、満月の夜を楽しんだという。






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さて、今宵、中秋の名月、我が家もお月見をしました。
これはお月さまにお供えした、月見御膳です。






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ススキに、りんどうに、菊。
お月見の日は、ススキ1本200円しました。


私の故郷へ行けば、河原の堤防に、掃いて捨てるほど生えています。(笑)






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先ずはお月さまに、お供えしました。






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月見だんごは、飛ぶように売れていました。
きっと満月を見ながら、月見だんごをいただくのでしょうね。






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大阪は、こんな月見だんごです。
これは、こし餡です。






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うさぎの薯蕷(じょうよ)饅頭です。
中は、黒のこし餡です。 可愛らしいでしょ?






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里芋の煮物です。
中秋の名月、別名「芋名月」とも言います。






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十三夜には、栗や豆をお供えするようです。
十三夜は、別名「栗名月・豆名月」ともいうのですよ。


今夜は、「栗おこわ」に、してみました。


日本の伝統、大切にしたいですね。
せめて生きている間だけでも、私は風流を感じて暮したい。






Keitai


月に住む うさぎ恋しと 飲む酒に
          電波届かぬ 携帯電話 (マドンナの夢ギャラリーより)






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さてもう一度、美しい月を愛でながら、今夜は月見酒といきましょう。
このブログを見てくださっているあなたへ・・・「乾杯」



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