先週のことになりますが・・・、8日に宝塚歌劇
「明智小五郎の事件簿=黒蜥蜴(トカゲ)」を観てきました。
有名な江戸川乱歩原作の「黒蜥蜴」を
宝塚ならではの豪華さとスリルとサスペンスに満ちた展開。
宝塚版の結末はいかに?と、物語の中に引き込まれてゆきました。
江戸川乱歩原作、三島由紀夫脚本による戯曲は有名で
名探偵・明智小五郎と、女盗賊・黒蜥蜴との対決。
秘めたる恋を描いたこの作品は、昔から大好きでした。
舞台でも何度も上演され、映画化もされています。
そしてなんといっても「黒蜥蜴」は美輪明宏の当たり役です。
宝塚では(花組)
明智小五郎 春野 寿美礼
黒蜥蜴 桜乃 彩音
名探偵・明智小五郎と、女賊・黒蜥蜴の対決。
天才的な推理で犯罪者を追いつめる明智小五郎と
知の限りを尽くして悪を楽しむ黒蜥蜴という敵同士が
富豪令嬢の誘拐事件を通して闘ううちに、互いの才能を認め合い
惹かれ合っていくさまがこの作品の見どころです。
江戸川乱歩のダークサイドな部分を宝塚で描くのもまた「粋」です。
明智と黒蜥蜴のやるせないラブロマンスが際立ちました。