Road to 50’s ~50歳への道~

ナイスな50歳になるための日記

カウントダウン

義と理を重んじる漢との再会

2008年11月16日 10時26分18秒 | Weblog
昨日、N診断士とさし飲みをしてきました。

1年前、502教室のキックオフであわただしく名刺を交換し、
「いつか飲みましょう」といって別れてからやっと実現した
飲み会です。

めちゃめちゃ忙しい彼は、私と飲んでいる時間など本当はなかった
にも関わらず、1年前の約束を果たすために、時間を空けてくれました。
非常に義理堅い人だなと思いました。
彼に診断・助言してもらうクライアントは幸せだろうなとも思いました。

N診断士は有名ブロガーです。
自分は彼が受験生時代に綴ったエントリを見て、「こんなに
努力している人がいるんだ。自分もがんばろう」と励まされ
合格後、診断士として綴ったエントリを見て、本試験に対する
心構えをすることができました。
常に私にとってタイムリーなエントリをしてくれるので
脳内を読まれているんではなかろうかと思ったこともあります。

ですから、出会って飲み始めても、まったく違和感なく、昔から
知っている間柄のように飲んでいました。

いろいろなことを話しましたが、彼は私の師匠と同じことを言って
いました。

「診断士試験は知識のあるなし、文章力のあるなし、2次の解答の
 よしあしよりも、診断士にふさわしい人格を備えた人が最も合格
 しやすい。」

というものです。
自分の師匠は
 「診断士は受かるべきときに受かる。いくら知識やテクニックが
  上達しても、他の要素が揃わなければ絶対に受からない」
といっています。

きっとそれが真理なんでしょう。

自分は、昨年の502教室で色紙に「心・技・体揃った診断士になる」
と明記してから、そうなるようにがんばっているつもりですが、
そういった考えが間違っていないんだなと改めて思いました。
本年の試験結果はまだですが、自分の満足水準からは程遠いと感じて
います。

試験が終わった直後は「また1次からかよ。モチベーション持つかな」
という気持ちの方が大きかったような気がしますが、今は、今の自分
に満足していないという気持ちが強くなっています。

だから、診断士に必要な技の部分を再度磨き上げることができる1次
試験への挑戦はある意味わくわくしてきています。
2次試験への挑戦は、自分がいかに事例企業のことを正確に診断し、
適切な助言ができるようになるかという点でわくわくします。

N診断士はこうも言っていました。

「その人に診断士に相応しい人格が揃ったかどうかは2次本試験前の
心構えに表れる。具体的には「合格するまで受験してやる」という
心構えをもてるかどうかである。なぜなら、「今年で決着をつける
」と考えてしまうと、リスク回避型の解答になってしまい、適切
な診断・助言をしにくいからである。」

自分は、本試験前には「今年で決着をつけてやる」という気概で望んで
いました。しかし、N診断士のブログエントリでそれを読んでいたので
「今年で決着をつけてやる。ただし、失敗を恐れず、自分の診断・助言が
明確に伝わる解答を書こう。」と思えることができました。

もし、N診断士が言うように、本試験前に「受かるまで受けてやる」と
思えなければ受からないのであれば、自分は来年合格するでしょうし、
今年合格したら、N診断士のブログエントリで、本試験に向けた心構え
ができたことが勝因となるでしょう。

また、いつかN診断士とは診断士としてさしで飲みたいもんです。

ではでは。