先週の木曜日に会社の先輩たちと呑んでいた際、勉強会の友人から電話をもらいました。勉強会のMLで「試験後に脳が興奮状態にあるようで、寝られないから再現答案をつくった」と流したら、心配になって電話をくれたそうです。いつも思いますが、本当に勉強会の仲間はすばらしい人たちばかりだなと思います。
彼は、1次に惜しくも敗退したけれども、非常に優秀で将来有望な若者です。おそらく、年齢は1回り近く違うんではないかと思いますが、若いうちから中小企業診断士の資格にチャンレンジするという着眼点を持っていること自体が他の若者よりもアドバンテージがあると私は思っています。
今は、新たな人生の岐路に立っているようですが、ぜひ、来年は1次、2次をあっさり突破してもらいたいと思います。というか、今年ストレートでもおかしくなかった力を持っていますから、あとはメンタル面を鍛錬すれば楽勝だと思います。
ぜひがんばってください。
それと、今年、自分は幸いにも2次に進出できましたが、上記の彼のほうが圧倒的に記憶能力が高く、勉強に対する戦術も的確だったにも関わらず、進出できなかった差は、最後の追い込みの差だけだったと私は分析しています。そして、昨年、自分が1次で敗退し、一緒に勉強していた仲間が2次進出をしたときに、自分と彼らの差は追い込み時の執念+それまでの勉強のPDCAサイクルの几帳面さだったと分析しました。
きっと、それも診断士になるためのハードルなのでしょう。そういう意味で、この資格は2次の事例も含め非常に奥深い資格試験だと思います。
師匠が「受かるときは受かるべくして受かる」と口癖のように言いますが、まさにそのとおりだと思います。私なりに捉えた理由は「心技体」の切り口で挙げることができます。
1.心
①診断士に求められている忍耐力を、合格に向けた勉強の中で自分の性根と戦い、継続力を鍛錬することで得ることができる点
②診断士に求められている人間力を、家族や同僚、勉強会の仲間などの思いやりに触れることで強めていくことができる点
③診断士に求められている問題解決に対する執念を、問題解決に対峙する際に強い意思を持つことで得ることができる点
2.技
①診断士に求められている戦略・戦術構築力を資格試験合格のために駆使することで鍛錬しなければならない点
③診断士に求められている注意深さや調査分析力を事例問題の設問と与件に対峙することで鍛錬しなければならない点
④診断士に求められている助言力・提案力を事例問題の解答において相手にわかりやすく書くという鍛錬で養わなければならない点
3.体
①診断士に求められている体力を、長期間勉強を続けるために体を鍛えることで得ることができる点
②診断士に求められている集中力を、合格に向けた勉強の中で得ることができる点
③診断士に求められている脳力を、1次試験に向けた勉強の中では、短期・長期の記憶力、2次試験では思考力を鍛錬することで得ることができる点
ただし、心技体はすべてが自分の性根との戦いであり、診断士に求められている性根と自分の性根とのギャップを埋めるために診断士試験があるのだと思っています。そして、心技体のどの部分にギャップが発生するかは人によって異なるところも奥深いなと思う部分です。まさしく千差万別な人の中で、一定の共通項を鍛錬によって得ることができた人物が診断士になるのでしょうし、その共通項に気づき、どうしたら自分がそれを得ることができるのかを考え、実行した人が診断士試験に合格するのだと思います。
さて、自分は、上記の心技体がそろっていたのかというと、今回ははっきりいってそうだとはいえません。
具体的には2の技に関する熟練度が足りないと考えています。
今年がだめだったら、やはり、技の熟練度を向上させる取組みが必要になります。
ただし、方向性としては資格試験に通るためのテクニックを磨くのではなく、診断士として経営者の方に満足してもらえる診断書を書くことができる技術を得ることに注力したいと思います。
彼は、1次に惜しくも敗退したけれども、非常に優秀で将来有望な若者です。おそらく、年齢は1回り近く違うんではないかと思いますが、若いうちから中小企業診断士の資格にチャンレンジするという着眼点を持っていること自体が他の若者よりもアドバンテージがあると私は思っています。
今は、新たな人生の岐路に立っているようですが、ぜひ、来年は1次、2次をあっさり突破してもらいたいと思います。というか、今年ストレートでもおかしくなかった力を持っていますから、あとはメンタル面を鍛錬すれば楽勝だと思います。
ぜひがんばってください。
それと、今年、自分は幸いにも2次に進出できましたが、上記の彼のほうが圧倒的に記憶能力が高く、勉強に対する戦術も的確だったにも関わらず、進出できなかった差は、最後の追い込みの差だけだったと私は分析しています。そして、昨年、自分が1次で敗退し、一緒に勉強していた仲間が2次進出をしたときに、自分と彼らの差は追い込み時の執念+それまでの勉強のPDCAサイクルの几帳面さだったと分析しました。
きっと、それも診断士になるためのハードルなのでしょう。そういう意味で、この資格は2次の事例も含め非常に奥深い資格試験だと思います。
師匠が「受かるときは受かるべくして受かる」と口癖のように言いますが、まさにそのとおりだと思います。私なりに捉えた理由は「心技体」の切り口で挙げることができます。
1.心
①診断士に求められている忍耐力を、合格に向けた勉強の中で自分の性根と戦い、継続力を鍛錬することで得ることができる点
②診断士に求められている人間力を、家族や同僚、勉強会の仲間などの思いやりに触れることで強めていくことができる点
③診断士に求められている問題解決に対する執念を、問題解決に対峙する際に強い意思を持つことで得ることができる点
2.技
①診断士に求められている戦略・戦術構築力を資格試験合格のために駆使することで鍛錬しなければならない点
③診断士に求められている注意深さや調査分析力を事例問題の設問と与件に対峙することで鍛錬しなければならない点
④診断士に求められている助言力・提案力を事例問題の解答において相手にわかりやすく書くという鍛錬で養わなければならない点
3.体
①診断士に求められている体力を、長期間勉強を続けるために体を鍛えることで得ることができる点
②診断士に求められている集中力を、合格に向けた勉強の中で得ることができる点
③診断士に求められている脳力を、1次試験に向けた勉強の中では、短期・長期の記憶力、2次試験では思考力を鍛錬することで得ることができる点
ただし、心技体はすべてが自分の性根との戦いであり、診断士に求められている性根と自分の性根とのギャップを埋めるために診断士試験があるのだと思っています。そして、心技体のどの部分にギャップが発生するかは人によって異なるところも奥深いなと思う部分です。まさしく千差万別な人の中で、一定の共通項を鍛錬によって得ることができた人物が診断士になるのでしょうし、その共通項に気づき、どうしたら自分がそれを得ることができるのかを考え、実行した人が診断士試験に合格するのだと思います。
さて、自分は、上記の心技体がそろっていたのかというと、今回ははっきりいってそうだとはいえません。
具体的には2の技に関する熟練度が足りないと考えています。
今年がだめだったら、やはり、技の熟練度を向上させる取組みが必要になります。
ただし、方向性としては資格試験に通るためのテクニックを磨くのではなく、診断士として経営者の方に満足してもらえる診断書を書くことができる技術を得ることに注力したいと思います。