Road to 50’s ~50歳への道~

ナイスな50歳になるための日記

カウントダウン

勉強方法の振り返り

2008年11月05日 23時01分05秒 | Weblog
2次試験を終えて、昨年度の勉強方法などについて反省をしているところです。
本試験を振り返るたび、事例Ⅳの大破滅が頭をよぎり、自分の人間失格振りを
あざ笑ってしまいますが、来年に向けて忘れないように、ブログに備忘録とし
て残したいと思います。

今年は2次の過去問題のみに取り組みました。
(正確には、MMCの第3、第4回模試は受けました)

取り組み方は、大きく分けて
①12月~6月まで全28事例の完全分析&模範解答作成
②7月~8月は①をベースとした事例Ⅰ~Ⅳのパターン抽出&解法ファイル作成
③9月~本番まで全28事例の80分ガチンコ勝負×2回
でした。

これらの取組みにより、
①過去問特有の事例別のストーリー展開
②独特な言い回しに対する解釈方法
③毎回問われる論点に対する対応力
などを身体で覚える事ができました。

一方、
①解答記入前に全体を俯瞰できず設問個別最適な解答を書いてしまった
②計算問題で計算を工夫する力や1つの論点に対する柔軟性が無く
 なすすべもなく事例Ⅳで玉砕した
という弱点も出てしまいました。

①の直接的原因は、設問ごとの解答骨子を考えるまでに時間がかかってしまった
ため、考え終わったらすぐに解答を書かなければならなかったからです。
さらにその原因を考えると、解答思考プロセスの錬度が甘かった事が挙げられます。

これについては、より勉強のプランを前倒しにして、80分ガチンコの回数を
増やすべきだったなと思います。

「80分ガチンコは答えを覚えてしまって意味がない」という意見もありますが、
以下の効果が期待できます。
a.ガチンコでやればやるほど、与件文の捉え方に真剣味が増し、時間を掛けてつく
 った模範解答よりもよい解答が生まれる
b.ガチンコでやればやるほど、解答プロセスの錬度向上が図れ、アウトプットまで
のリードタイムが短くなることで、解答精度を向上させるプロセスを追加できる

などがあります。来年度は、今年の貯金がありますので、それを土台に、80分
ガチンコ回数を増加しようと思います。

上記②の直接的原因は、計算問題の回数を増やす方法を重視してしまうといった取組み方が一面的だった事が挙げられます。

財務の1次問題もそうですが、診断士試験の財務問題は時間を掛けなくても解けるような仕掛けが施されているので、それを見破る力をつけるための勉強が必要でした。

これについても、1次財務問題を含め、仕掛けを見破る力をつけるための勉強をしていきたいと思います。

ではでは