Road to 50’s ~50歳への道~

ナイスな50歳になるための日記

カウントダウン

漢(おとこ)たち

2009年02月28日 00時03分55秒 | Weblog
私は、社内であまり評価されない大先輩方と仲が良いw。

彼らははっきりいって暑苦しいし、我が強い。

しかし、それだけに組織の長に立てば明確かつ合理的な経営方針

を打ち出し、多少の軋轢があっても、自分のチームで合意形成を図った

モノであれば、それを貫き通していく。

そして、下にはめっぽうやさしく、慕われている。

そんな漢たちが定年などでどんどんいなくなっていく。

また一人去っていく。また一人要職からはずれる。

晴れやかな人もいれば、理不尽な幕切れに社に恨みを持つ人もいる。

私が彼らに掛けることができる言葉は「ありがとうございました。」

だけである。「不平を言わずに、定年後もがんばってくださいよ

それが男でしょう」などとは言えない。

それは彼らが誠心誠意、人生をかけて仕事をしてきたことがよく

わかるから。

そんな彼らに追いつく事ができるのか?

答えは否である。

組織の宿命かもしれないが、確実に組織の力は衰えていく。

後進はかれらの代替にならなければならないが、結果的にははなり得ない。

そういうスパイラルが日本全体に蔓延しているような気がする。

自分が今できることは、まず、「自分に勝つ」というイノベーションを起こす

ことである。そして、その後、周りにそのイノベーションを広げていくこと

を積み重ねていくしかない。

とにかく、まず、自分に勝たねば・・・・。

地方分権と三位一体改革

2009年02月18日 09時18分47秒 | Weblog
ひさびさの更新ですがちと堅い話を・・・

先日、経済学の平成18年度第6問をやっているときに、恥ずかしながら三位一体改革についてよくわからなかったので、ちょこっと調べてみました。

三位一体改革は、国庫負担金の削減、地方への財源委譲、地方交付税の見直しの3つの財政改革を行い、地方分権を促進することを目的としてることがわかりました。

そこでふと「なぜ、地方分権しなければならんの?」という疑問が浮かびました。そこで、地方分権推進委員会のHPを調べてみました。

すると地方分権の目的は以下を達成するために行うということがわかりました。

○変動する国際社会への対応
 国内問題に対する国の負担を軽減し、国際社会への対応能力を高める必要
○東京一極集中の是正
 決定権限を地方に委譲し、地域社会の活力を取り戻す必要
○個性豊かな地域社会の形成
 国民の多様化した価値観・ニーズに応じた地域づくり、まちづくりの必要
○高齢社会・少子化社会への対応
 的確に対応できる仕組みづくりに向けて、住民に身近な市町村の創意工夫の必要

国内の自治体の自律力を高め、地域の独自性をより高めつつ、地方自治体で解決できるものはそこで行い、中央は国全体に関わる事項に集中する事で、効率的な行政を行い、結果としてコスト削減も図るということだと解釈しました。

良い取組みだと思いますが、打ち手を間違えると、単にコスト削減だけが全面に打ち出され、必要な施策への資源配分ができなくなるなどの弊害もありそうですね。また、住民によって必要とするニーズが違うわけですから、自分が必要とする行政サービスが削減されないようにするには、知事選挙、県議会選挙、市長選挙、市議会選挙などは候補者選びから住民がしっかり関わっていかないといけなくなるのでしょうね。(今でもそうだとは思うがw)

ただ、やはり、子育てや教育については、国がしっかりとビジョンを持ち、自治体の自立性やコストだけを尊重するのではなく、親や地域が愛情を持って育てることができるような体制作りを進めて欲しいと思う今日この頃です。

ではでは

診断のあり方

2009年02月01日 18時37分34秒 | Weblog
先日から通院している整形外科には非常に満足しています。

通院する際、ふと「なぜ満足しているのだろう」と考えました。

以前ブログにも書いたように、

①診断結果が明確で納得性が高かった。
②診断結果に沿って適切な薬を処方され痛みが取れた。

ということが満足の要因となっています。

そして、その要因を支えているのはMRIという機械だという
ことがわかりました。

なぜなら、MRIを撮影する事で痛みの原因が明確にわかり
その結果、納得性の高い診断と適切な対処がなされている
からです。

このことは中小企業診断士の企業診断にも密接に関係があると
思います。

つまり、社長は「頭が痛い、咳が出る、熱がある」という症状を
訴えます。

それに対して診断士が「風邪かインフルエンザですね」と診断したら
社長には不満足が残ります。

社長はインフルエンザか風邪かを知りたいし、その上で、インフルエンザ
なら何型なのか、どうしたら早く直るのか?を知りたいわけです。

医者ならインフルエンザ検査を行えばよいのでしょうが、診断士にはそんな
ツールもありませんし、MRIもありません。

しかし、幅広い知識と問題解決スキルによってできるだけ正確に企業の問題点
を診断し、的確な助言をすることはできるはずです。

私は明らかに診断士試験はそれを求めていると思います。

だから、自分は(ほとんどの受験生の方がそうだと思いますが)本試験において
曖昧な解答をして合格を狙うのではなく、明確な診断と適切な助言ができるよう
にしっかりと勉強をしていこうと改めて思いました。