リアルにトキメいて、

　ｊＮＧＰ(ジャンプノベルグランプリ)に応募するつもりで書いている作品が、ちょうど70000文字になって切りがよいので書くのをやめた。
　ずっと40字×30行で書いていて、応募規定枚数が100枚程度のところ98枚。
　ちょうどよい枚数である気がする。
　しかし、規定では400字詰めで300枚以内なのに、この作品は400字詰めに換算するとたったの231枚になってしまうのである。
　きっと改行が多いからそうなるのだろう。
　改行を減らすべき……だろうか。
　しかし７万文字というのは切りがいい。
　改行は文字数にカウントされないので、改行だけを削除していけばいいのだろうか。
　とりあえず、いまの状態の作品を残しておいて、別で改行を減らす作業をしたほうがいいだろう。
　あと、タイトルだが、悩んだ。
　結局、昔友人にボツにされた「リアルにトキメいて」に「、」を足してみた。
　たぶん、タイトルと文章のギャップは半端ない(苦笑)。
　あと、登場人物の名前として、ある知人の氏名をほとんどそのまま拝借していたのだが、今回、名前だけ借りることにした。つまり苗字は変えたわけだ。
　しかし。
　400字詰めで231枚というのは、間違いなく最長記録である。
　ぎりぎり長編と言っていいくらいの分量ではないだろうか。
　あとは何が出来るだろう。
　文章の書き方講座のメルマガを読み返してみるのもいいかもしれない。
　新しい問題点が見つかるだろうし。
　締切日まで十日以上残して遊んでいる場合ではない。
　ちなみにペンネームは、「あい 在処(ありか)」にしようかと思う。
　愛ではなく「あい」。「愛」なんてわかっていないのだから、まだ平仮名でいい。
「あいの在り処を探して……」
　みたいな意味で。
　愛を知らない主人公を描く。
　あいは、どこにあるんだろう？