暇人に見て欲しいBLOG

別称(蔑称)、「暇人地獄」。たぶん駄文。フリマ始めました。遊戯王投資額はフルタイム給料の4年分(苦笑)。

思いつき詩歌・第3回

2010年10月19日 21時19分19秒 | おしらせ
 詩。
 超テキトーな思いつきを、書き直した。
 知人には“洗練されてるな”と評された。
 有り難い。
 というわけで載せてみる。














詩(シ)【死に生きたいなら、ついてこい。】


 それは―――

 殻を剥いた、栗のように、甘く。
 空っぽの伽藍(ガラン)で、繰り返すように、無意味で。
 糸の切れた、操り人形のように、切なく。
 意図のない、綾取りのように、無感動で。
 鍍金(メッキ)ばりの、信頼のように、儚く。
 滅却した、心頭のように、無感覚で。
 露の伝う、草花のように、可憐で、
 梅雨明けの、腐ったような、匂い(気配)とともに、

 ―――露(あらわ)れた。

 繰糸 滅露。
(くるしめろ)

「死に生きたいなら―――、ついてこい」

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