一月一日さんと会った。
地元の県民図書館に、一月一日さんはいた。朝の九時を少し過ぎていた。
ここで一月一日さんの容姿について事細かに描写することは簡単である。が、きっとそれをすると一月一日さんが怒るので説明は省く。
主に小説についていろいろ語り合ったと思う。ボクの妹のこととかまさか話してなどいない。いやほんと。
16歳の少年は、なんと小説を書き始めてまだ一年も経ってはいないそうだった。というか小説を本格的に読み始めてだいたい一年くらいらしかった。
そんな初心者マークくんが最終選考に残ったわけである。小生、才能の違いに涙した。心の中で。
そういえば変なオジサンに遭った。その彼に、ボクはなぜかオヤジと呼ばれた。
オジサンは実におもしろい話をしてどこかへ消えてしまった。のちに発見したとき、彼は寝ていた。
オジサンは最初、こんなことを言っていた。
「若い人の力が必要なんだ。付き合ってくれ」
一月一日さんはイケメンで、速水もこみちに似ていた。
そしてオジサンはホモ(自称)だった。
一月一日さんの膝に何度も手を触れるオジサン。
ボクはびくびく怯えていたのに、一月一日さんは堂々としていた。
最近の16歳は度胸があるなぁ……、と思った。
地元の県民図書館に、一月一日さんはいた。朝の九時を少し過ぎていた。
ここで一月一日さんの容姿について事細かに描写することは簡単である。が、きっとそれをすると一月一日さんが怒るので説明は省く。
主に小説についていろいろ語り合ったと思う。ボクの妹のこととかまさか話してなどいない。いやほんと。
16歳の少年は、なんと小説を書き始めてまだ一年も経ってはいないそうだった。というか小説を本格的に読み始めてだいたい一年くらいらしかった。
そんな初心者マークくんが最終選考に残ったわけである。小生、才能の違いに涙した。心の中で。
そういえば変なオジサンに遭った。その彼に、ボクはなぜかオヤジと呼ばれた。
オジサンは実におもしろい話をしてどこかへ消えてしまった。のちに発見したとき、彼は寝ていた。
オジサンは最初、こんなことを言っていた。
「若い人の力が必要なんだ。付き合ってくれ」
一月一日さんはイケメンで、速水もこみちに似ていた。
そしてオジサンはホモ(自称)だった。
一月一日さんの膝に何度も手を触れるオジサン。
ボクはびくびく怯えていたのに、一月一日さんは堂々としていた。
最近の16歳は度胸があるなぁ……、と思った。
図書館って、あんまりおしゃべり出来ない気もしますが、注意されませんでした?
そのオジサン、何者だったのでしょう……。
図書館の前にベンチがあって木陰になっていたのでそこでお話ししました。
ムツキノさんいわく以前にもそのオジサンに声をかけられたことがあったそうです。
ところでことりさん、大変申\し訳ないのですが、今手元にパソ\コンがないのでメールのお返事ができません。こちらからお願いしておきながら……すみません。
月曜日に学校に行くのでそのときにでもメール読みますよ。
携帯から返信すると思うのでご了承ください。
キケンだわ。
メールの件、了解しました。
いえね、大した内容じゃございませんので軽く流してくださいまし