昨日は昼寝を3時間半ほどおこなった。
午後の5時半から9時の間である。
何度か目を覚ましたが、そのたびに、起きて現実に縛られるのが嫌で夢の世界に逃げ帰った。
しかし考えてみれば夢の世界のほうが恐ろしい。ぼくは悪夢しか見ないのだから。
そんなことは分かりきっていたけれど、ぼくは現実ではなく夢を選んだ。
夢は不確かなものだから。
現実と違って、その記憶は曖昧だ。
たとえ。
夢の中で、自殺をしても。
夢の中で、他殺をしても。
自分を殺しても。
他人を殺しても。
現実世界には、なんら関係がないのだから。
無関係。
関係が、無い。
だから、いい。
たかが夢だ。
たとえそれが己の深層心理を映したものであったとしても、そこに現実はない。
たかが夢。
されど夢、とは言わせない。
たかが夢、のままでいい。
ん――?
たかが夢。ならば語ることもない。
語っているということは、気にしているということか。
ふん。
矛盾だな。
矛盾だよ。
できるのなら。
悪夢でない、夢、が見たい。
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