暇人に見て欲しいBLOG

別称(蔑称)、「暇人地獄」。たぶん駄文。フリマ始めました。遊戯王投資額はフルタイム給料の4年分(苦笑)。

ぷらなりあ。

2010年03月04日 22時56分59秒 | おしらせ
 ちょっとずつ――筆のノらないときにちょくちょく――読み進めていた『ネコソギラジカル(中) 赤き征裁VS橙なる種』を読了した。
 時々読むくらいだったので随分と時間がかかり、内容があまり頭に入っていないのだが。
 西尾節はさすがだった。
 絵本園樹のキャラは好きじゃあないが……
 だって白衣に水着は意味不明だろう……
 変質者路線まっしぐら!
 そんなネコソギラジカル中巻だが、さすが西尾維新。
 なんの説明もなく、一般ピープルに伝わりづらい単語を入れてくる。
 サヴァン症候群、アスペルガー症候群。この辺りまでならまだわかるが。
 今回は、
「プラナリア」
 だった。
 まぁ、その存在自体は、日本の川にも無数に存在しているという意味ではある意味メジャーなのだろうけれど……
 ボクがその存在を知ったのは、たぶん今年だ。
 このプラナリアは偏平な体の、ミミズを潰したような生き物なのだが、その再生分裂能力は圧巻である。
 百等分したら百匹に増えるという不死身。
 頭に二つ切り込みを入れれば三俣の頭になる異形。
 その再生能力は、再生医療に取り入れられないかと、かなり以前から研究されているようである。
 一体全体、どんなメカニズムで生きているのやら。
 不老不死。
 結構、怖い。
 おもしろいが、もしも人間がそうなったら、果てしなく気持ち悪い。
 神への冒涜だ。
 この世で神が創造したのは整数とフレンチクルーラーだけだとか、世迷い言をいっている場合じゃないぞ。
 死があるからこそ、生が美しいというのに。
 終わりがあるからこそ、続きを希うというのに。
 死なない少女の死なない研究。
 しかし、彼女は死んだ。
 上半身と下半身を砕断されて。
 プラナリアのようにはいかないものだ。
 戯言シリーズ未読の人には意味不明の戯言だったな(苦笑)。


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