ちょっとずつ――筆のノらないときにちょくちょく――読み進めていた『ネコソギラジカル(中) 赤き征裁VS橙なる種』を読了した。
時々読むくらいだったので随分と時間がかかり、内容があまり頭に入っていないのだが。
西尾節はさすがだった。
絵本園樹のキャラは好きじゃあないが……
だって白衣に水着は意味不明だろう……
変質者路線まっしぐら!
そんなネコソギラジカル中巻だが、さすが西尾維新。
なんの説明もなく、一般ピープルに伝わりづらい単語を入れてくる。
サヴァン症候群、アスペルガー症候群。この辺りまでならまだわかるが。
今回は、
「プラナリア」
だった。
まぁ、その存在自体は、日本の川にも無数に存在しているという意味ではある意味メジャーなのだろうけれど……
ボクがその存在を知ったのは、たぶん今年だ。
このプラナリアは偏平な体の、ミミズを潰したような生き物なのだが、その再生分裂能力は圧巻である。
百等分したら百匹に増えるという不死身。
頭に二つ切り込みを入れれば三俣の頭になる異形。
その再生能力は、再生医療に取り入れられないかと、かなり以前から研究されているようである。
一体全体、どんなメカニズムで生きているのやら。
不老不死。
結構、怖い。
おもしろいが、もしも人間がそうなったら、果てしなく気持ち悪い。
神への冒涜だ。
この世で神が創造したのは整数とフレンチクルーラーだけだとか、世迷い言をいっている場合じゃないぞ。
死があるからこそ、生が美しいというのに。
終わりがあるからこそ、続きを希うというのに。
死なない少女の死なない研究。
しかし、彼女は死んだ。
上半身と下半身を砕断されて。
プラナリアのようにはいかないものだ。
戯言シリーズ未読の人には意味不明の戯言だったな(苦笑)。
へんてこ小説の集い
http://id10.fm-p.jp/32/m4132/
キャラクター名人気投票
http://kantei.am/197418/
時々読むくらいだったので随分と時間がかかり、内容があまり頭に入っていないのだが。
西尾節はさすがだった。
絵本園樹のキャラは好きじゃあないが……
だって白衣に水着は意味不明だろう……
変質者路線まっしぐら!
そんなネコソギラジカル中巻だが、さすが西尾維新。
なんの説明もなく、一般ピープルに伝わりづらい単語を入れてくる。
サヴァン症候群、アスペルガー症候群。この辺りまでならまだわかるが。
今回は、
「プラナリア」
だった。
まぁ、その存在自体は、日本の川にも無数に存在しているという意味ではある意味メジャーなのだろうけれど……
ボクがその存在を知ったのは、たぶん今年だ。
このプラナリアは偏平な体の、ミミズを潰したような生き物なのだが、その再生分裂能力は圧巻である。
百等分したら百匹に増えるという不死身。
頭に二つ切り込みを入れれば三俣の頭になる異形。
その再生能力は、再生医療に取り入れられないかと、かなり以前から研究されているようである。
一体全体、どんなメカニズムで生きているのやら。
不老不死。
結構、怖い。
おもしろいが、もしも人間がそうなったら、果てしなく気持ち悪い。
神への冒涜だ。
この世で神が創造したのは整数とフレンチクルーラーだけだとか、世迷い言をいっている場合じゃないぞ。
死があるからこそ、生が美しいというのに。
終わりがあるからこそ、続きを希うというのに。
死なない少女の死なない研究。
しかし、彼女は死んだ。
上半身と下半身を砕断されて。
プラナリアのようにはいかないものだ。
戯言シリーズ未読の人には意味不明の戯言だったな(苦笑)。
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