暇人に見て欲しいBLOG

別称(蔑称)、「暇人地獄」。たぶん駄文。フリマ始めました。遊戯王投資額はフルタイム給料の4年分(苦笑)。

嘘のない嘘日記 12月20日

2005年12月20日 15時50分34秒 | 日記系
 こういうことは先に書いておかないと忘れるので、そうする。
 今年の冬休みは今月23日から始まり、来年の1月9日くらいまで続く。
 その間、私は一切、更新するつもりはないし、しようと思ってもできない。
 そういうことなので、あさっての日記を読み終わったら今年はもうここに来る必要はない。来ても新しい記事はない。ただし過去の記事はあるので、暇であればどうぞと書いておく。

 昨日はある人に頼まれて、一緒に闇の中を走った。
 夜の闇は濃く、街灯のほとんどない田舎道は半端なく暗かった。
 しかしそれでも私たちはジョギングを実行した。
 走る理由はよく分からなかったが、人付き合いのいい私は彼の頼みを断れなかった。
 まぁ、断る理由もさしてなかったが。
 この日はハトの死骸をよく見かけた。といってもたったの二羽なのだが、学校と寮に、それぞれ一匹ずつ倒れていた。
 そのことを彼に、ジョギングの最中に報告している時のことだった。
 私がふと道路を見やると、何かが倒れていた。
 人の死体ではなく、猫の死骸だった。
 車のライトに照らされたそれは、血に染まっておらず、ただ静かにたたずんでいた。
 私がそのことを知らせると、彼がうわ! と言って静けさを台無しにした。
 私はしかたなく、以前に亀の死骸(らしきもの)を道路で見た、という話をした。二人で笑った。
 台無しになった静けさを笑いに変換して、有効活用したのだった。
 それが私にできる精一杯の配慮だった。
 帰り道、その猫を見かけることはなかった。実話である。
 


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2 コメント

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Unknown (cup-of-9)
2005-12-20 19:48:45
猫か・・・深い思い出があるのだよ。昔、カタナというバイクに乗っていた頃。夜の公道を、限界速でかっ飛ばしていた日々。あるとき、猫が道の真ん中でこちらを見ていた。ヘッドライトに照らされて、猫の瞳はグリーンに光っていた。もちろん、200キロオーバーしていたので、刹那のことである。

次の瞬間、バイクと俺は宙を飛んだ。限界のブレーキングで車体が浮いてしまったのだ。覚えているのはそこまで。全身の骨にヒビが入った。警察に言われた。猫と自分と、どちらが大切なんだ、と。

後で聞いたが、猫は助かっていたそうである。良かった。
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そんなことが・・・ (筆者)
2005-12-21 08:14:58
カタナってかっこいい名前ですね。

200キロ? ボクは140キロまでしか経験がないです、それも車なので大したこともありません。

バイクは恐くて乗れないです(笑)。
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