今日のぼくは運が悪かった。
朝。
半袖二枚に長袖のジャケットを羽織って食堂に行くと、他の人は皆半袖一枚だった。おかげで変に目立った。寒かったのに。
夜。
食堂に行く途中で大きな蜘蛛の巣にひっかかった。頭についた糸を払うと一緒に髪が抜けた。
蜘蛛の糸あらかた除けて前を見ると女子の集団が闊歩していた。歩くスピードを考えるとどうも彼女たちの背後に並ばねばならないようだった。
ぼくはできるだけ地面を見て歩くようにした。女子の集団なんて、コワ過ぎる。
女子のすぐ後ろに並んでゆっくりと歩くという行為は、ぼくにストーカーという言葉を連想させた。
ぼくはストーカーが得意だった。とくに、女性に存在を悟られることにかけては天才的だった。
余談だが、ぼくはよくストーカーをする。といっても単に同じ道を行く女性が前にいてしかたなくついて行っているだけなのだが。ぼくはそんなとき、できるだけ気配を消す努力をする。しかしなぜだかかなりの高確率で前を行く女性に振り向かれる。どうもぼくは存在を気(け)取られやすいらしいのだ。もしくは変態オーラを放っているのかもしれない。
ときどき男の人でも振り返ることがあるから怖い。
そんなわけで誰かの後ろについて歩くという状況が、ぼくは大嫌いだ。
ウザいのは明らかにぼくの変態オーラなのだろうけれど、ぼくだって振り向かれるのは嫌だ。
存在を知られるということに恐怖を感じる。
ぼくは女性が嫌いだ。
彼女らがいるだけで、自分が存在していてはいけないのだと感じる。
そのせいでビクビクなる。
汚いブタだとかゴミ以下だとか罵られているような錯覚にとらわれる。
これって病気なのだろうか。
もし病気だったら変なクスリを処方されて高い金を要求されるかもしれないので病院には行かない。
嫌だ。
朝。
半袖二枚に長袖のジャケットを羽織って食堂に行くと、他の人は皆半袖一枚だった。おかげで変に目立った。寒かったのに。
夜。
食堂に行く途中で大きな蜘蛛の巣にひっかかった。頭についた糸を払うと一緒に髪が抜けた。
蜘蛛の糸あらかた除けて前を見ると女子の集団が闊歩していた。歩くスピードを考えるとどうも彼女たちの背後に並ばねばならないようだった。
ぼくはできるだけ地面を見て歩くようにした。女子の集団なんて、コワ過ぎる。
女子のすぐ後ろに並んでゆっくりと歩くという行為は、ぼくにストーカーという言葉を連想させた。
ぼくはストーカーが得意だった。とくに、女性に存在を悟られることにかけては天才的だった。
余談だが、ぼくはよくストーカーをする。といっても単に同じ道を行く女性が前にいてしかたなくついて行っているだけなのだが。ぼくはそんなとき、できるだけ気配を消す努力をする。しかしなぜだかかなりの高確率で前を行く女性に振り向かれる。どうもぼくは存在を気(け)取られやすいらしいのだ。もしくは変態オーラを放っているのかもしれない。
ときどき男の人でも振り返ることがあるから怖い。
そんなわけで誰かの後ろについて歩くという状況が、ぼくは大嫌いだ。
ウザいのは明らかにぼくの変態オーラなのだろうけれど、ぼくだって振り向かれるのは嫌だ。
存在を知られるということに恐怖を感じる。
ぼくは女性が嫌いだ。
彼女らがいるだけで、自分が存在していてはいけないのだと感じる。
そのせいでビクビクなる。
汚いブタだとかゴミ以下だとか罵られているような錯覚にとらわれる。
これって病気なのだろうか。
もし病気だったら変なクスリを処方されて高い金を要求されるかもしれないので病院には行かない。
嫌だ。
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