暇人に見て欲しいBLOG

別称(蔑称)、「暇人地獄」。たぶん駄文。フリマ始めました。遊戯王投資額はフルタイム給料の4年分(苦笑)。

小説の話

2006年07月14日 00時36分03秒 | 日記系
 ぼくはこのブログで小説と称して駄文を掲載して自己満足している男である。
 筆が遅いので小説を書き始めて二年くらいが経った今もまだ長編が一作もできていない。そもそも構想も出来上がっていない。着想して書き始めたことはあったが途中で断念した。処女作だった。
 それからというもの、ぼくは長編を書こうなどとは思わなくなった。どうせぼくには書けないのである。無理だ。
 だからショートショートや短編だけを書くようになった。といってもそれすらもめんどくさくて最近は日記しか書いていない。
 活字離れもひどく、そろそろぼくも限界なのかもしれない。
 そもそもぼくのような人間生活の中途半端な一匹狼が文章を書いたところで独り善がりの拙い駄文になるのがオチなんである。
 というか小説のなんたるかを知らずにテキトーに文字を連ねているだけのこの男に、まっとうな小説が書けるはずもなかろう。いやその前に語彙も文法もてんでダメなんである。
 この男が小説と出会ったのはつい三年ほど前のことである。それまで小説とか活字が大嫌いで国語の点数も大して良くはなかった。文章作成能力に乏しく、作文はいつも事実を並べただけのタンパクなものだった。ぼくは必死で書いていたのに先生や親に「もっとちゃんと書きなさい」といつも怒られていた。
 だから文章を書くことが嫌いだった。どんなに頑張っても無味乾燥といった感じの単なる記録文にしかならなかった。なになにした。楽しかった。終わり。という感じであった。
 読書感想文などはもっと嫌いだった。そもそも本が嫌いなぼくは本の中身を読まずに話の内容を勝手に作って感想文を作成していた。内容を作ったといっても単に主人公はエライとか頑張ったとか抽象的なことを書いて誤魔化していたにすぎない。
 そんなだから、高校に入るまで自発的に文章を書くという体験はなかった。
 ちゃんと文章を書き始めたのは三年前の一月だった。その頃、インターネットにハマっており、とある掲示板に勇気をふり絞って書き込みをしたのである。
 掲示板は楽しかった。自分と同じ趣味の方々とお話ができた。また、いろいろな意見が聞け、とても参考になった。
 それから半年が経って、ぼくは簡単ホームページなるものを利用し、自分のサイトを作った。もちろんぼくが管理人でぼくはサイトの支配者だった。独壇場だった。ぼくはエゴサイトだと予め断わってサイト運営を始めた。
 最初の一年くらいは順調だった。普通にアングラサイト、辺境の地といった感じだったが、それでも更新は続けることができた。しかし二年目を過ぎたあたりから趣味に費やす金がなくなり語る話題もなくなっていった。仲間の話題にもついていけなくなり、ぼくは次第にその趣味から離れていった。
 それとは逆にぼくは本(小説)を読むようになった。最初、ライトノベルにハマり、ライトノベルらしからぬ乙一作品に衝撃を受け、ミステリにハマり、現在に至る。
 小説を読み始めて一年が過ぎたころ、読書速度の遅いぼくはまだ十数冊しか読んでいないのにいきなり小説を書きだした。今思うと馬鹿としか言いようがない。作家の名前だって二三人しか言えないぐらいの初心者読者が甚だしくも小説を自分で書こうとしたのである。無謀だった。
 その頃はまだ長編しか頭になく、短編を書くという選択肢の存在に気付かなかった。だからいきなり長編を書き始めたわけである。もちろんプロットの概念も知らず素人のぼくは思い付くままに筆を進めた。
 結果出来上がった作品は物語の序章部分ですらないその前の段階だった。一応、第一話と題したが、位置付けとしては第0話だった。単に過去話だった。
 そして結局その後が続かなかった。第二話を書いてはみたがまたしても過去話になってしまったし技量が足りなくて書き切ることさえできなかった。不甲斐ない。
 さて、なぜぼくはこんな無駄話をしているのだろう。もう眠いので寝ようと思う。
 ちなみに言い忘れていたが、夏休み中はコメントをつけていただいても読むことができないし返事もできません。無駄です。
 ぼくの話と同じくらいきっと無駄です。
 やめてください。

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