病院終わりました。
近くのドラッグストアに昼食を買いに行きました。ついでに生活用品や食料も吟味しつつ購入しました。
今回は、「風邪なのにティッシュ忘れた!」と思ったら鞄に常備されていて助かったり、出発前に父にいろいろ助けてもらったおかげでバスに乗り遅れずに済んだし、先生が10日分処方してくれたし、なんかもう、自分含めてみんなに感謝したいような気分だったのに……
ちゃんと病院に傘を忘れずにできたのに……
特売の日用品も買えたのに……
また傘忘れたら面倒だから、傘を持ったまま買い物しようかと思ってたけど、他の人や商品に当てちゃったりしたらいけないから……邪魔になるし、と思って傘立てに置いたのに……
ドラッグストアに傘忘れました……
1度。
バス停まで歩いてようやく気付き、急いで取りに戻ったのですが……
ありませんでした。
あの素晴らしく真っ黒な傘が、なくなっていました……
犯人は誰だ、誰が盗(と)ったんだ?
そう思う自分がいました。
しかしよくよく考えれば、こんな雨がやんだり降ったりする日に、しかも一番取りやすい場所に傘を置いたのだから……雨のやんでいるうちに入店して帰るとき雨が降っていた誰かさんが、一番取りやすい傘を借りていくのは、ありえない事ではなかったはず。
むしろ、あって当然の事。
可能性は高かった。
そしてそれは、予測可能な事態だった……
迂闊だった。
人間はその程度のこと、なんの躊躇もなくためらいもなく、ほぼ反射的に、当たり前に、行なう生き物だ。
それくらいわかっていたはずなのに、平和ボケしていたこの自分は……
忘れていたのだ。
当たり前にいじめが発生すること。
自分だって誰の物かもわからない傘を借りたことがある。
自分だって他人をいじめたことがある。
他人を平気で罵ったことも、他人を無意識のうちに怒らせたことも、他人の似顔絵を醜く描いたことも、他人の万札を盗んだことも、他人の愛情を裏切ったことも、他人を騙して利益を得たことも、他人の人生を狂わせたことも、他人を見殺しにしたことも、他人の顔面を蹴り飛ばしたことも……ある。
あるんだよ、罪が。
そういう人間が自分だけではないことの可能性なんて、何度も幾度も考えた。
人間は醜い、醜いのが、当然。
わかっていたのに……
オレは、何故に、それを、忘却していたのだろう……
いや、そんなこと当たり前だ。
忘れっぽい、物忘れの酷い、ふわふわと薄っぺらい意識でふらふらしている、危機意識のない、最も被害者になりやすい人間であることなど、それもまたわかっていたことだ。
当たり前すぎて忘れていたよ、はは。
そんなことより、あの傘は自分の物ではなかった、というのが問題だ。
オレは、他人に借りた物を平気で軽々しく扱っていたのだ。
一緒だよ。
盗った人間も、盗られたオレも、同罪だ。
どうしよう……
居候の身なのに、住まわせてもらっている身なのに、遠い病院に通う金も生活費すべて出してもらっている身なのに……
なんて甘いのだろう……
自分は、父や祖父に甘えていたのだと、ようやくいまになって知るなんて……
馬鹿……
愚か者……
ただ生きているだけの、生かしてもらっている、生きさせて頂いている、奴隷以下、役立たずのゴミ以下の、最底辺の生き物が……
ただワガママなだけの幼稚で稚拙でたまらなく自己チューな自分が……
何をしていたのだろう。
邪魔で迷惑この上ないイキモノが……
ただ浮かれていただけ……
生きさせて頂いている身のゴミ以下が?
何様だ。
役立たずなだけならまだマシだった……
使い物にならないゴミならまだ良かった……
ゴミにすら劣るコレが。
なぜ助けられっ放しなんだよ糞が……
なぜ、そこまでの犠牲を払ってまで、生きているんだ……?
なぜ、生きているんだ?
さあ? 僕は知らないよ。
我がままに。
近くのドラッグストアに昼食を買いに行きました。ついでに生活用品や食料も吟味しつつ購入しました。
今回は、「風邪なのにティッシュ忘れた!」と思ったら鞄に常備されていて助かったり、出発前に父にいろいろ助けてもらったおかげでバスに乗り遅れずに済んだし、先生が10日分処方してくれたし、なんかもう、自分含めてみんなに感謝したいような気分だったのに……
ちゃんと病院に傘を忘れずにできたのに……
特売の日用品も買えたのに……
また傘忘れたら面倒だから、傘を持ったまま買い物しようかと思ってたけど、他の人や商品に当てちゃったりしたらいけないから……邪魔になるし、と思って傘立てに置いたのに……
ドラッグストアに傘忘れました……
1度。
バス停まで歩いてようやく気付き、急いで取りに戻ったのですが……
ありませんでした。
あの素晴らしく真っ黒な傘が、なくなっていました……
犯人は誰だ、誰が盗(と)ったんだ?
そう思う自分がいました。
しかしよくよく考えれば、こんな雨がやんだり降ったりする日に、しかも一番取りやすい場所に傘を置いたのだから……雨のやんでいるうちに入店して帰るとき雨が降っていた誰かさんが、一番取りやすい傘を借りていくのは、ありえない事ではなかったはず。
むしろ、あって当然の事。
可能性は高かった。
そしてそれは、予測可能な事態だった……
迂闊だった。
人間はその程度のこと、なんの躊躇もなくためらいもなく、ほぼ反射的に、当たり前に、行なう生き物だ。
それくらいわかっていたはずなのに、平和ボケしていたこの自分は……
忘れていたのだ。
当たり前にいじめが発生すること。
自分だって誰の物かもわからない傘を借りたことがある。
自分だって他人をいじめたことがある。
他人を平気で罵ったことも、他人を無意識のうちに怒らせたことも、他人の似顔絵を醜く描いたことも、他人の万札を盗んだことも、他人の愛情を裏切ったことも、他人を騙して利益を得たことも、他人の人生を狂わせたことも、他人を見殺しにしたことも、他人の顔面を蹴り飛ばしたことも……ある。
あるんだよ、罪が。
そういう人間が自分だけではないことの可能性なんて、何度も幾度も考えた。
人間は醜い、醜いのが、当然。
わかっていたのに……
オレは、何故に、それを、忘却していたのだろう……
いや、そんなこと当たり前だ。
忘れっぽい、物忘れの酷い、ふわふわと薄っぺらい意識でふらふらしている、危機意識のない、最も被害者になりやすい人間であることなど、それもまたわかっていたことだ。
当たり前すぎて忘れていたよ、はは。
そんなことより、あの傘は自分の物ではなかった、というのが問題だ。
オレは、他人に借りた物を平気で軽々しく扱っていたのだ。
一緒だよ。
盗った人間も、盗られたオレも、同罪だ。
どうしよう……
居候の身なのに、住まわせてもらっている身なのに、遠い病院に通う金も生活費すべて出してもらっている身なのに……
なんて甘いのだろう……
自分は、父や祖父に甘えていたのだと、ようやくいまになって知るなんて……
馬鹿……
愚か者……
ただ生きているだけの、生かしてもらっている、生きさせて頂いている、奴隷以下、役立たずのゴミ以下の、最底辺の生き物が……
ただワガママなだけの幼稚で稚拙でたまらなく自己チューな自分が……
何をしていたのだろう。
邪魔で迷惑この上ないイキモノが……
ただ浮かれていただけ……
生きさせて頂いている身のゴミ以下が?
何様だ。
役立たずなだけならまだマシだった……
使い物にならないゴミならまだ良かった……
ゴミにすら劣るコレが。
なぜ助けられっ放しなんだよ糞が……
なぜ、そこまでの犠牲を払ってまで、生きているんだ……?
なぜ、生きているんだ?
さあ? 僕は知らないよ。
我がままに。
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