【死連れん詩】
出会いは別れの始まりである。
別れのない出会いはない。
出会ったなら、出会ったのなら、出会ってしまったのなら、必ず別れもやってくる。
別れるくせに出会ってしまう。
別れるために出会ってしまう?
出遭ってしまう。
出遇ってしまう。
そして、逢いたくなる。
一度恋に冒されてしまったら、もうどうしようもなく、逢いたくなる。
会いたいよ。
逢いたいよ。
だっていうのに。
もう、きみは、いない。
もう、きみは、来ない。
ボクの元には来ない。僕の前には出てこない。ぼくのところにも訪れない。
ワタシの元にも、私の前にも、わたしのところにも。
もう、ずっと、永遠に、永久に……
もう忘れたいのに。
忘却したいのに。
滅却してしまいたいのに。
記憶から抹消してしまいたいのに。
消えない、傷。
癒えない、創。
言えない、疵。
負えない、瑕。
キスだってまだだった。
手を繋ぐのさえまだだった。
というか。
片想い、だった。
荷が重い。苦い想い。
苦重い。重苦しい。
肩が重い、頭が重い、空気が重い。どんよりどんより。
忘れたいのに、消えてくれない。
消してしまいたいのに、憶えてる。
きみのいない世界。
きみの見えない視界。
きみを、見れない、……限界。
あぁ、もう……
どうして僕/私は、生きている?
何のために、生きているんだ?
何故(なにゆえ)……?
如何(どう)して……?
――決まっている。
きみが死ねと言わなかったから。
きみが死ぬなと言ったから。
別れるくらいなら死にたかった。
死が二人を別つ迄。
ずっとずっとずーっと。
そばにいたかったよぅ。
ただそばに……ずっとそばに……
この恋が――届いていますか?
この声が――届いていますか?
「ねぇ? **」
コエは、果敢無く、響いた。
ココロに、不覚―深く―、罅(ヒビ)いた。
出会いは別れの始まりである。
別れのない出会いはない。
出会ったなら、出会ったのなら、出会ってしまったのなら、必ず別れもやってくる。
別れるくせに出会ってしまう。
別れるために出会ってしまう?
出遭ってしまう。
出遇ってしまう。
そして、逢いたくなる。
一度恋に冒されてしまったら、もうどうしようもなく、逢いたくなる。
会いたいよ。
逢いたいよ。
だっていうのに。
もう、きみは、いない。
もう、きみは、来ない。
ボクの元には来ない。僕の前には出てこない。ぼくのところにも訪れない。
ワタシの元にも、私の前にも、わたしのところにも。
もう、ずっと、永遠に、永久に……
もう忘れたいのに。
忘却したいのに。
滅却してしまいたいのに。
記憶から抹消してしまいたいのに。
消えない、傷。
癒えない、創。
言えない、疵。
負えない、瑕。
キスだってまだだった。
手を繋ぐのさえまだだった。
というか。
片想い、だった。
荷が重い。苦い想い。
苦重い。重苦しい。
肩が重い、頭が重い、空気が重い。どんよりどんより。
忘れたいのに、消えてくれない。
消してしまいたいのに、憶えてる。
きみのいない世界。
きみの見えない視界。
きみを、見れない、……限界。
あぁ、もう……
どうして僕/私は、生きている?
何のために、生きているんだ?
何故(なにゆえ)……?
如何(どう)して……?
――決まっている。
きみが死ねと言わなかったから。
きみが死ぬなと言ったから。
別れるくらいなら死にたかった。
死が二人を別つ迄。
ずっとずっとずーっと。
そばにいたかったよぅ。
ただそばに……ずっとそばに……
この恋が――届いていますか?
この声が――届いていますか?
「ねぇ? **」
コエは、果敢無く、響いた。
ココロに、不覚―深く―、罅(ヒビ)いた。
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