感動した！

　ついさきほどのことである。
　日記も書いたし知人サイトもチェックしたしさぁ帰るかぁ、と思ってパソコンの電源を切る準備をしていると、少し離れた席の制服女子が立ち上がり、こちらに向かってきた（私が出口の近くにいたため）。
　ちょうどいいタイミングで私も帰る準備ができ、その女子のうしろをついて歩いた。
　いつも閉まっているドアを女子が開けた。
　すぐ閉まるんだろうなと思って歩きつづけたが、ドアは閉まらなかった。
　なんとその女子がドアを支えてくれていたんである。
　私はびっくりしてしまって（人に声かけるの苦手だし）、お礼を言わないまま、その女子より先に外に出てしまった。
　すごくうれしかったのにちゃんとお礼が言えなくて残念だった。
　それにしてもしかし……初めて人として優しくしてもらった気がした。
　心が暖まるとはこのことか。
　とっても些細なことだけど、すごくいい気分。
　私は今になってようやく気遣いの偉大さを知った。
　本当にありがとうございました。
　かっこいい先輩じゃなくてすみません(苦笑)。