きにいらない。

　西尾維新の『きみとぼくの壊れた世界』を読了した。
　今日じゃない。
　昨日だったかな。
　ラストが気に入らない。
　あれはハッピーエンドのようでバッドエンド、というかネバーエンディングなバッドエンディングだった。
　自分をないがしろにし、世界に対して嘘をつきすぎた少年の、末路か。
　末路なのにつづく。
　終わりのつづき。
　まぁ、そうだろうな。
　誰も予想してなかったラストだよね。
　うらやま……しくないな。
　いくらなんでもあれはうらやましくない。
　最善の結果最悪を修めたな。
　でも。
　ほんのちょっぴりだけうらやましいよ。
　お前フラれてないからな！(笑)